
早瀬陸(リブート後):鈴木亮平
儀堂歩:鈴木亮平
幸後一香:戸田恵梨香
足立翼:蒔田彩珠
寺本恵土:中川大輔
三上章大:池田鉄洋
合六亘:北村有起哉
冬橋航:永瀬廉
霧矢直:藤澤涼架(Mrs.GREEN APPLE)
海江田勇:酒向芳
菊池:塚地武雅
マチ:上野鈴華
早瀬良子:原田美枝子
早瀬拓海:矢崎滉
早瀬陸(リブート前):松山ケンイチ
早瀬夏海:山口紗弥加)
真北正親:伊藤英明)
土方悠里:愛希れいか
儀堂麻友:黒木メイサ
幸後綾香(一香の妹):与田祐希
一香「こんな時間にチャーハン?」
チャーハンを作った儀堂「決戦前です。腹が減っては戦はできぬって言いますから」
一香「んうまっ」
儀堂「緊張して気づかなかったけど、やっぱり腹減ってましたね。あと23時間、儀堂を探し出さないと」
一香「(本物の)儀堂を見つけたら、どうするつもり?」
儀堂「合六には渡しません。警察に突き出して、夏海を殺した犯人だと自供させます。そうすれば僕の無実が証明されるはずです」
一香「そんな簡単にうまくいくかな」
儀堂「警察内に合六のスパイがいるってことですよね?」
一香「これで無実になったとしても、組織のことを知ってしまった貴方を合六が自由にするとは思えない」
儀堂「分かってます。だから合六の組織ごと潰します」
一香「どうやって?」
儀堂「合六の組織がマネロンしていることを警察に伝えます。実はもう捜査ニ課が合六を疑って、動き出してます。金の流れがわかる証拠さえ見せれば、合六を逮捕できるはずです。そのために一香さんの協力が必要です。組織の会計データを僕にくれませんか?」
一香「合六の組織が摘発されれば、私も捕まる。ここまでやって、罰を受けないつもりはない。ただ、どうしても妹を救いたい」
儀堂「奪われた100億円の商品って、貴金属とかなんかですよね? だから儀堂を捕まえたら、一香さんは商品の一部を持って妹さんと渡米するっていうのは、どうですか?」
一香「えっ?」
儀堂「少しぐらい減っていても、すぐには気づかないはずですよね。警察が確認している間に、妹さんの移植手術を終えることができるじゃないすか。僕もこのことは警察に言わないと約束します。妹さんの移植手術が無事終わったら、その後で自首してください」
一香「分かった」
儀堂「まずは組織より先に儀堂を捕まえないと」
一香「組織より先に? 100億の商品が盗まれた。合六は私たちだけに任せはしない。組織を挙げて儀堂を追う。いざとなれば、麻友さんを人質にして、儀堂を引きずり出す」
儀堂「でもリスクが高いから、一般人を巻き込まないんじゃ?」
一香「今回そんな甘いこと言ってられない。合六は何だってやる」
儀堂「麻友さんを巻き込むことだけは避けないと」
一香「人の心配してる場合?
儀堂「分かってます。あと23時間。夜の12時までに儀堂をみつけないと、僕らは終わりです。それまでに必ず見つけましょう」
一香「2人だけの暗号を決めておこう」
儀堂「暗号って?」
一香「また儀堂に騙されるかもしれないから」
儀堂「一香さんに会ったら、こうやります」両耳を引っ張りました。「夏海と僕も拓海にやってました」
一香「それにしよう」
儀堂「一香さんって、儀堂に騙されて、僕をリブートさせたんですよね? その半年間って、儀堂がどこにいたか知ってます?」
一香「わからない。ただ定期的に報告はさせられてた」
儀堂「こっちからかけてみます。 ダメだ出ないですね。もう日本にいないってことありますか?」
一香「あれだけの商品を持って、すぐに国外にでるのは、無理だと思う」
儀堂が出かけた後に、三上が真北を連れて、寺本と足立の部屋に入ってきました。
真北「2人にも捜査に協力してもらいたい」
足立「なんの捜査でしょうか?」
真北「儀堂警部補が重大な不正を働いている疑いが強い。知っていることを正直に話してもらえると、嬉しいです。お二人の将来のためにも、ぜひ」
ハヤセ洋菓子店
麻友「拓海君元気ですよね」
良子「私に気を遣って元気に見せてるだけなのよ」
麻友「私の夫が真犯人を連れて、お店に帰って来ます。休める時にしっかり休んでください」
儀堂「あっすいません僕です。儀堂から連絡は?」
麻友は首を振りました。
儀堂「麻友さんはしばらく身を隠してください。これ以上知れば貴方が危険に晒されます。もうこの店には来ないでください。家族を巻き込みたくないんです」
麻友「その前にプリンについて教えてください。前にも言いましたけど、一香さんには気をつけてください。それは解決しています」
儀堂が店を出たら、黒いバンから霧矢
儀堂「どうしたんだ、こんなところで」
霧矢「古橋さんの命令であの女に張り付けって。それと逃げようとしたら、拉致れって」
儀堂は冬橋と電話。
冬橋「問題。昨日の夜、あんたが作ったのは?」
儀堂「ハヤセショート」
霧矢(冬橋からの指示を受け)「行っていいですって。わかんないけど、なんかヤバイことしちゃったんですか?儀堂さん。まっ、合六さんには逆らわない方がいいですよ」
儀堂は麻友に電話「カラメルの苦味が強いです。砂糖を焦がす時、泡が少し下がったら、すぐにお湯を入れてください。タイミングを逃すとすぐに苦くなります」
麻友「わかりました。やってみます」
綾香の入院している病院
内藤先生より「移植費用は2億1000万円ほどです」
一香「お金は用意します、準備を進めてください」
一香は綾香の部屋に入り「アメリカでの移植手術進めてくださいって、内藤先生に相談して来たの」
綾香「でもお金は?」
一香「お金のことなら心配いらない。姉ちゃんめっちゃ稼いでいるから。もう少しだよ。綾香も心の準備しておいてね」
綾香「何か無理してるなら、やめてね。自分を一番大切にしてね」
一香の前に、車から儀堂が出て来ました。
一香「暗号」
儀堂は耳を引っ張りました。
2人はNPO法人・しえるたぁの前に着きました。
パスタと味噌汁を冬橋が作ったようです。
儀堂「ここって・・・」
一香「冬橋はマチちゃんと一緒にNPO法人を立ち上げて家出した子供たちを保護する活動を始めている」
儀堂「夏海が設立に協力したって言う・・・?」
一香「そう。それで継ぎ手がいなくなった農家を見つけてあげたみたい」
儀堂「子どもを闇バイトに誘ったりしてるんじゃないですか?」
一香「しえるたぁにいる子どもたちは犯罪に一切関わっていない。まあここの運営資金は冬橋たちが裏で稼いだお金だけどね」
儀堂「冬橋って、あんな顔もするんですね」
一香「冬橋はもともとトー横界隈でボランティアをしていたの。そこでマチちゃんや今の仲間たちと知り合って、一緒にNPO法人を立ち上げようとしていた。居場所がない子どもたちが逃げ込める場所を作りたいって。でも子供たちを悪用して金儲けしていた連中と抗争になって、殺されそうになった。その時助けたのが合六」
(回想 合六)「立派な夢を持っているそうだね。でも叶わない。それは君が子どもだからだ。私のところに来れば教えてあげるよ。お金と戦力の正しい使い方を」
(回想 冬橋)「僕には大家族かいます。そいつらも一緒でいいですか」
(回想 合六)「大歓迎だ」
冬橋が2人に気づき「こんなところで何してるんですか」
儀堂「貴方こそ、部下に任せっぱなしでいいのか」
一香「貴方の持っている情報がほしいの。儀堂は出国を考えているはず。偽造パスポートとか闇ルートでの出国になると思うけど、貴方のグループで」
冬橋「そう言ったことをしている連中からはもう情報提供は受けている。でもまだ網にはかかっていない。もういいだろ。帰ってくれ」
儀堂「麻友さんには手を出さないでください。彼女はこっちの世界とは、何の関係もない人物です」
冬橋「儀堂の妻ってことだけで、十分関係があるでしょ?」
儀堂「儀堂は麻友さんと離婚したがってました。彼が麻友さんと逃亡するとは思えない」
冬橋「一応は家族だったんだ。拉致して脅せば、おびき出すぐらいのエサにはなる
儀堂「貴方は、なんのためにこんなことをしているんですか? 居場所がない子どもたちを助けたいって気持ちは本当ですよね? それなのに平気で人を殺したりする。どうして合六の下に付いているんです?」
冬橋「金のためですよ。あんたの正体については、合六さんと俺しか知らない。敬語はやめて、これまで通りの儀堂さんでいてください」
儀堂「分かった」
一香「今、麻友さんがどこにいるか、心当たりある?」
儀堂「「ウチの店を手伝ってくれてます」
一香「は?なんでそんなことを?」
儀堂「どうしても手伝いたいって言われて・・・」
一香「早く引き離すよ・・・待って」
一香に妹からLINE「彼氏と密会中」とメッセージ。
本物儀堂と綾香との2ショット写真も送られて来ました。
一香「早く病院に行くよ」
儀堂はりんご皮剥きをしていました。
儀堂と一香は病院の駐車場
一香「貴方が2人いたら病院が混乱する。電話はつないでおく」と言って、綾香の部屋へ向かいました。
一香「儀堂は?」
綾香「もう帰ったけど」
一香は駐車場に戻りました。
儀堂「一香さん、どうしました」
一香「暗号は?」
本物儀堂「(答えられず)どうしたんすか」
一香「ハヤセさんはどこか答えて」
本物儀堂「車ん中にいる。殺す気はない」
一香「解放して」
本物儀堂「裏切ったな」
一香が銃を向けました。
本物儀堂「商品もってこい。妹ぶっ殺すぞ。急げ。今日中にもってこい」
儀堂は本物儀堂に拉致されました。
本物儀堂「つくづくそっくりだな。パティシエが無理すんなって」
儀堂「お前が夏海を殺したんだな。答えろ」
本物儀堂「俺の気持ちがわかるか。想像しろ。俺の顔したやつがマヌケだってこと。ただ感情に任せて行動するだけのバカなんだ、お前はかわいいスイーツ作って喜んでいるだけのただの甘ちゃん。だからお前夏海を救えなかったんだよ」
儀堂「霧矢が麻友さんについている。冬橋は麻友さんを拉致して、貴方を引きずり出そうとしている」
本物儀堂「知らねえよ、あんなクソ女」
儀堂「ウソです。ロッカーにあった写真を見ました。貴方は麻友さんのことを今でも大切に思っている。だから彼女に危害が及ばないように距離を取ってきたんですよね?」
本物儀堂「勝手な妄想だな」
儀堂「麻友さんは心の底から貴方を心配していた。麻友さんはいい人です。彼女を巻き込みたくないのは、僕も同じです。何の罪のない人が殺されようとして、助けないはずがないですよね?」
本物儀堂「麻友を助けたら、どうする? 俺への復讐はもういいのか?」
儀堂「自首してください」
本物儀堂「ハハハ、女房殺した男、前にして。てめえは何もしないで自首してくれ
信じられない甘ちゃんだな」
儀堂「僕1人だったらあんたをぶっ殺す。でもそれはできません。息子に必ず帰ると約束したんです。夏海に、息子を必ず幸せにすると約束したんです。どんなことをしても。どんな屈辱に耐えてでも。僕は家族のもとに戻らなければならないんです。あなたが僕を殺していないのは、まだ利用できると思っているからですよね? 僕なら麻友さんを救えます。急いでください。時間がないですよ」
本物儀堂「少しは骨があるみたいだな。だったら教えてやる。お前は大きな勘違いをしている。俺は夏海を殺してない」
儀堂「ふざけるな。だったら、トランクルームにあった金と遺品は」
本物儀堂「トランクルーム?」
儀堂「あんたのノートパソコンのメールを確認した。あんたが借りていたトランクルームに10億円と夏海の遺品があった」
本物儀堂「まてまて、そのノートパソコンどこにあった?」
儀堂「警察のロッカーだ」
本物儀堂「なるほど、そこまでして俺に罪をかぶせようとする気か。お前はこうご一香にだまされている」
儀堂「ウソです」
本物儀堂「ウソついてんのは、一香だ」
儀堂「あなたは夏海を脅して、会社の金を横領した。10億の現金が入ったから、夏海を殺して、その罪をなすりつけた」
本物儀堂「確かに3年前、俺は夏海を脅して組織の金を横領していた。10億も海江田と狙っていた。だがお金は奪う前に消えたし、夏海のことも殺していない」
儀堂「だったらトランクルームにあった金と遺品は?」
本物儀堂「トランクルームなんて借りえねえんだよ。パソコンのメールも誰かが仕組んだ罠だ。警察には、俺以外の合六の犬が潜んでいる」
儀堂「誰です?」
本物儀堂「俺も知らない。だが、そいつがパソコンを仕込んだんだ」
儀堂「だっだら、合六がやったと言うんですか?そんなの信じられない」
本物儀堂「ありえない。自分とこの組織の金を自分で盗むなんてメリットがない。合六はこの3年間、盗まれた10億の利子を支払って来た。信用を失っただけで金銭的メリットなんてゼロだ」
儀堂「じゃ、誰が?」
本物儀堂「ロッカーにあったパソコンのメール、確認したの誰だ? やっぱり一香か」
儀堂「一香さんが全部やったと言うんですか?」
本物儀堂「一香はお前をだまして、俺を犯人にしようとしている」
儀堂「違う。あんたは一香さんを脅して僕をリブートさせた」
本物儀堂「そこもだまされてんのか。お前をリブートさせようと提案してきたのも、一香だぞ。夏海の遺体が見つかって、合六から疑われている俺に、あいつが言って来たんだ。俺が調べられれば、あいつの横領もバレるから必死なんだ。だが、あいつの狙いはそれだけじゃなかった」
(回想一香)「奪った金の25%は私に渡して」
(回想儀堂)「リスク背負わないやつが取りすぎだろ」
(回想一香)「だったらあんたは殺される」
(回想儀堂)「それで大丈夫か?」
本物儀堂「まあ冷静に考えれば、馬鹿げた話だ。うまく行くかもわからない。一香のことも信用できない。ただ、死を待つよりはマシだと思った。後、一香がお前を説得して、俺が死んだように見せかけることだけだった。お前がリブートするまでの半年間、俺は一香の支援を受けて潜伏生活をしていた。でも裏切られるかもしれないからな。あいつに内緒でお前らを監視していた。元々の計画はお前が出てくる直前に俺が組織の倉庫から大金を盗む。そしたら何も知らずに出て来たお前が捕まって殺されて、はい終わりって・・・こういう筋書きだった。ところがリブートが終わって、お前が出て来てもあいつは報告してこなかった。俺は一香にだまされたことがわかった。しかも麻友まで危険に巻き込まれていた。だからあいつに気づかれないうちに、商品を盗んで逃げることにした。だが、一香の方が一枚上手だったみたいだ。宝石は全部ニセモノ。他にもガラクタが入っているだけだ」
儀堂「どういうことです?」
本物儀堂「本物は一香が盗んで、全部俺のせいにするつもりだ」
儀堂「あんたも合六も俺が盗んだと思っている」
本物儀堂「あいつの筋書き通りにことが運んでいる。俺が捕まって殺されれば、100億の商品の行方もわからなくなる。あいつが手に入れるっていう寸法だ。考えろよ。俺がここにいることがいちばんの証拠だろ? 俺が100億持ってるんだったら、わざわざ一香のところなんか行くか。お前を拘束する必要なんかあるか。俺はな、夏海を殺したのも、一香なんじゃないかと思ってる」
儀堂「一香はまだ組織にいなかったんじゃないか」
本物儀堂「俺もそう思った。だが、あの時一香は会計事務所で働きながら、夜は合六の息がかかったラウンジでバイトしていた。そこで夏海と接点を持った。夏海に働きかけて10億奪って、殺した。ありえない話じゃないだろ。そして夏海の後釜に座った一香は今度は俺たちをハメて100億を手にした」
儀堂「信じられません」
本物儀堂「俺だって信じられない。もし今の筋書き通りだったら、恐ろしい女だ。
あいつの目的は妹を救うことじゃない。もっとでかい何かを狙ってる。あっ、一香からビデオ通話だ」
本物儀堂「おい、100億用意出来たんだろうな」
一香「麻友が捕まっています。助けたければ、早瀬陸を解放して今から送る場所まで来て、10時までに」
本物儀堂「銃はあるか?」
儀堂「はい? マンションに。僕も行きます。あなたが行っても殺されるだけです。
僕が行って交渉します。それでもダメなら、力ずくでやってください。あなたが1人で行くのと、どっちが麻友さんを救える可能性があるのか、冷静に考えてください」
本物儀堂「裏切らない保証は?」
儀堂「僕は善人のパティシエです。麻友さんのような善人が殺されるのは見過ごせません。
本物儀堂は、儀堂を手を縛っていたのを外しました。
儀堂は、本物の儀堂を1発殴りました。
本物儀堂「てめえ・・・」
儀堂「夏海を脅してたんだろ、1発ぐらいなぐらせろ。それに、パティシエをなめるな」
そう言って手を出しました。
本物儀堂は握手は拒否しました。
2人は車に乗り、マンションに向かいました。
本物儀堂「いいか、もし俺が死んだら、儀堂は他の女と海外に逃亡したと伝えろ」
儀堂「自分で伝えてください」
本物儀堂「そんとき、これを渡してくれ」
封筒には離婚届
本物儀堂「頼んだぞ」
儀堂「自分で渡してください」
マンションに着きました。
儀堂「僕が行って来ます」
本物儀堂「急げ」
マンションの部屋にはたくさんの靴。
真北「差し押さえ許可状がある。あなたが、海江田と言い争っていて、冬橋からの電話を受けて、急いで出かけたという証言がある」
足立「刑事の正義のためです」
真北「いよいよ追い詰められましたね」
儀堂「待ってください。明日にしてもらえますか。
真北「連行しろ」
儀堂はパトカーに乗せられてしまいました。
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