
まひろが夫・宣孝を失って3年目の夏
都を干ばつが襲った。
道長は馬車に乗って街を視察した。
まひろも辻に出て渇きをいやせる果物を探したが、無駄足になった。
まひろが帰った時、為時が「井戸が枯れてしまった。この夏我らの命も持たぬかもしれぬ。せめて賢子だけは生きのびさせたい」
200年ぶりに帝も雨ごいの儀式をしたが、まだ効果なし。
晴明も退いたようであり、陰陽寮には力のある者がいない。
道長が「そなたにやってもらいたい」
晴明「祈祷などできません。何をくださいますか。左大臣様も何かを差し出してくださらねば、いやでございます」
道長「私の寿命10年やろう」
晴明は道長の決意に折れて「お引き気受け致しましょう」
晴明の祈祷が始まり、都に黒い雲が現れ、雷雨が起こった。
街では恵みの水に歓喜する声が起こった。
バッタリと晴明は倒れてしまった。
『枕草子』が評判をよび、貴族たちの間で広がった。
一条天皇は定子を思い出して「生まれ変わって、再び定子に出会いたい」
伊周「暗い顔をしないで。華やかで楽しかった日々のことだけを思い出し下さい」
まひろは、四条宮で女房たちに和歌を教えていた。
この学びの会は藤原公任の妻・敏子の主宰であった。
後に和泉式部と呼ばれる歌人・あかねが講義に茶々を入れて来た。
あかねは枕草子を「読んでみましたけど、面白く感じませんでした」
弟・隆家が道長のところに来て「兄には参りました。私は先のことが大事でございます」
伊周と意見が違うことを伝えた。
行成は「隆家に近づいてきているのは策略かもしれません」と脅かした。
道長は「疑心暗鬼は人の目を曇らせる」
一条天皇は娘と遊んで彰子は無視。
定子が亡くなってもう4年になる。
倫子「このままでは、彰子があまりにも惨め」
まひろは、泣き崩れるあかねを見て「親王様とけんかでもなさったのですか」
あかね「そうなの、何でわかるの?」
まひろ「恋に身を焦がせるのは、素晴らしいことでございます。私も、あかね様のように思いのまま生きてみたかった」
為家は、頼道に詩を教えていた「ご聡明のほど驚くばかりでございます」
倫子が道長に頼み帝に謁見「朕を受け入れないのは、中宮の方である。笛を吹いても横を向いておった」
倫子「お上からお目の向く先にお入りください。母の命をかけたお願いにございます」
一条天皇「そのようなことで命を懸けずとも良い」
道長は、倫子がここまで言ったことにびっくり。
伊周は相変わらず呪詛をしている。
晴明「貴方様は今は闇の中、お待ちなさいませ。いずれ必ずや光はさします」
道長「いつだ。心がもたぬ」
晴明「ここを耐えれば光はあなた様を煌々と照らしましょう。今あなたが思っている人に会いにおいきなさいませ。それこそがあなた様を照らす光にございます」
まひろは賢子に厳しく文字を教えていた。
為時「学問が女を幸せにするとは限らぬゆえ」
弟・惟規が顔を出した「淡々と過ぎていくだけです。これでも左大臣様直々に位記の作成を命じられているんですよ」
四条宮で女房たちにまひろは、カササギの話を聞かせた。
道長、公任、行成、斉信たちで、帝の心をつかむのが難しいと話をしていた。
行成「帝は書物がお好きなので、『枕草子』を超える面白い読み物があれば
お気持ちも和らぐのではないでしょうか」
道長「そのような面白い書物を書く者がどこにおるよいうのだ」
公任「和歌の会で面白い女がいる。四条宮では大評判だ。為時の娘だ」
賢子がおはじきに誘っても、まひろは相手にしなかった。
賢子はまひろが書いていた原稿をすべて焼いてしまった。
「家に燃え移ったらどうなっていたと思うの」厳しく叱った。
為時は賢子を連れて賀茂の社に出かけた。
そこへ、道長が訪ねてきた。
前回の「光る君へ」の記事はこちら(2024年8月4日)
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では、明日。