ヘンリーはシンクタンクの所長。
軍関係の研究所で大戦シミュレーションが行われていた。
息子ニールは有能なコンピュータ技術者だが、「分子構造論」でフィンチの論文を盗んだ。
サンフランシスコでの授賞式を翌日にひかえている。
この事実を掴んだ親友のハワード・ニコルソン(化学の先生)は、この件を公表するとヘンリーに言った。
ヘンリーは「どんな条件でならこのことを忘れてくれるんだ」と尋ねたが、ニコルソンが正義感が強くて話は平行線のまま。
所内では、天才少年スティーブン・スピルバーグがチェスをロボットMM7と遊んでいる。
映画「禁断の惑星」のロボットとそっくり。
ヘンリーは、今晩修理工がスティーブンを映画に連れて行くようにした。
ヘンリーは、ニコルソンをロスの車を使って轢き殺してしまった。
死体を担いで自宅に行って、フィンチのレポート、財布を抜き取り、酸性薬物で無きものにしてしまった。
ヘロインの缶、時計も。
車のボンネットに凹んだ跡が見えたため、ヘンリーは帰りにわざとバックしてぶつかり、修理させた。
翌日死体が見つかり、コロンボが呼ばれた。
ニコルソンの妻・マーガレットは心理学者だか、あまりにも若くてコロンボは娘さんだと間違えた。
ニコルソンのパイプが無くて探していたら、ヘンリーが研究所に案内してくれると言う。
コロンボはガレージからパイプの破片を見つけ、車に轢かれたと考えた。
コロンボはヘンリーの事務所を訪れ、賞を取った息子に握手した。
コロンボは、ロスの車が記録よりも走行距離が5キロ増えていることに気がついた。
コロンボは、ニコルソンの自宅のドアに靴のクリームが付いていたのを見逃さなかった。
ロスと会ったが背が低すぎるため、担いでも高さが合わないと推理した。
コロンボはスティーブと会った。
MM7の開発を任されている天才少年。
警察官になることを夢見たスティーブは、コロンボに尊敬の念で話をしている。
ニコルソンの妻は、中毒患者犯人説を考えたが、ヘロインの缶には記号で表記されているから、素人にはわからないはずだとコロンボは答えた。
ニコルソンの資料は几帳面に索引があり、アルファベット順に並んでいる。
フィンチのカードだけがなかった。
妻がフィンチのカードを見に来た。
何か知っていて隠している?
ニールに面会し、犯行時間は空港の待合室で時間を潰していたとの証言を得たが、コロンボはニールを焦らせる作戦に出た。
MM7が指令室の入力を操作していたことが判明した。
ヘンリーが飛行機に乗っている間にニールは盗用したことを告白した。
ポートランド空港では、記者が所長を待っていた。
ここから、コロンボが捨て身の大芝居。
モーテルの職員がニールとマーガレットがちょくちょく会っていると証言した。
息子・ニールを逮捕することになった。
追いかける所長「コロンボ君。わたしがやった」
「本当ですか」
「このハッタリだけには屈服せざるを得ない」
「最初から怪しいと思っていました。父はせがれを愛している」
最後にコロンボは、もらった葉巻を出し、所長に一服させた。
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天才所長との対決に頭を悩ませたコロンボだったが、いくつかの手がかりから犯人を導き出した。
天才相手には、大芝居を打って自供を引き出すしかなかった。
現代ならばロボットに動作ログでも残っていそうだが、当時は記憶装置も高価だろうから載せてないだろう。
ヘンリー役にホセ・ファーラー
スティーブ役にリー・H・モンゴメリー
第23回 白鳥の歌
野外スタジアムでトミー・ブラウン(ジョニー・キャッシュ)のコンサートが始まった。
終わってもファンの熱狂はおさまらなかった。
妻であるエドナが、マネージャー役。
コンサートの収益で、十字軍が礼拝堂を建てる計画がある。
トミーは1人になり、水筒のコーヒーに薬を混ぜた。
コンサートの売り上げはトミーに1セントも入らない。
トミーは「取り分が欲しい」とエドナに言ったが、刑務所から出した貸しがあるからと聞きいれない。
ベイカーズフィールドの天候は良くなかった。
3人は飛行機でロスに向かった。
弟にギターをバスで運ぶように指示していた。
トミーが操縦し、ヒーターを切った。
エドナが寒いと言ったら、コーヒーの入った水筒を渡した。
2人が眠った際にトミーはパラシュートで降り、飛行機は墜落し爆発。
木の中にパラシュートを隠した。
トミーは飛行機の脇に倒れ込んだ。
足を骨折していた。
コロンボが事故現場に着いた。
事故の調査員・パングポーンがインタビューを受けていた。
「なぜ殺人課が?」
エドナの弟から他殺だと抗議を受けての登場だった。
パングポーンがインタビューを受けている間コロンボは事故機を調査していた。
パイロットはシートベルトを締めていなかった。
カバンの中に灰がない(中に地図などが入っていなかった)
コロンボは葬儀所に来て、弟のルークに会った。
「あの野郎が犯人だってことはわかっている。姉さんに弱みを握られていた。あいつに尋問しろよ。俺も一緒に行くからさ」
トミーの家に来た。
トミーはパーティーを開いていた。
待っている間、コロンボはチリをつまんだ。
「美味しい、初めて食べた味だ」
リスの肉を使ったチリだった。
トミーは足を怪我していた。
ルークは殴って、つまみ出された。
トミー「エドナとうまく行かなかったことは認めるよ」
コロンボ「型通りの質問をするだけなんです」
シートベルトが外れていた件は、懐中電灯を出そうとして、外したから。
パイロット用のカバンに地図などが入っていなかったことについては
「風がみんな吸い出してしまった」
ギターは気圧の変化で割れてしまうため、バスで運ぶようにしたと言う。
飛行機でラスベガス。
高所恐怖症のコロンボは酔っばらった。
整備士のジェフに会った。
トミーがカバンは自分で運んで、コーヒーを入れた魔法瓶を持っていた証言を引き出した。
トミーはティナという若い女の子を口説き始めていた。
コロンボはトミーを訪ねた。
「一緒に考えてくれませんか。魔法瓶が事故現場にありませんでした。なにしろ上役がうるさいもんで、筋が通らないと一件落着にならないんです」
「焼けて無くなったんじゃないのか?」
コロンボ「鑑識にも聞いたんですがね、特殊なガラスだから跡形も無く焼けてしまうことは無いんです」
トミー「放り出された」
コロンボ「これなら納得出来ます。操縦はどこで習いました?」
トミー「20年も前、空軍でね。朝鮮戦争の後、自家用飛行機の免許を取った」
コロンボ「私も朝鮮行きました。炊事場の見張りで」
トミーは電話で「礼拝堂計画は中止だ」
コロンボ「建設事務所には行ってきました。あなたも少しはお金を使いたいでしょうな」
トミーは軍隊ではパラシュートの整備をしていたことがわかった。
コロンボはメアリーアンの遺体の解剖を頼んだ。
解剖の結果、異常はなかった。
2人からバルビタールが検出された。
宗教的に興奮剤・鎮痛剤は飲んではいけないはず。
「乗り物酔い止めとして飲んだ」トミーは証言した。
コロンボは、畳んだパラシュートがカバンに入るか確認したかった。
20パーセントに減らすと、落下時のスピードで腕とか足とか骨折してしまうこともわかった。
コロンボ「どこかに隠したか、埋めたかです。山じゅう掘り返すか?」
部下「どこから手をつけます?」
コロンボ「隠した本人から」
コロンボはカセットテープを聴いて
「編曲を変えたようですね」
ニック・ソールカントに聞いた。
トミーは、メアリーアンとティナを交代させるつもりだった。
コロンボはトミーのいる前で、電話をかけた。
「ボーイスカウト、森林警察、山岳パトロール、明日の朝から取りかかってくれる?」
トミーは「旅公演に出るんだ」
コロンボ「何ヶ月もお出かけになるんですね」
トミーは空港に着いた。
トミーはコロンボに気がついた。
コロンボ「無事に乗り込めば、安心するんです」
飛行機は離陸してしまった。
夜になり、トミーは山に来ていた。
木に隠してあったパラシュートを抱えていた。
コロンボはライトで照らした。
岩の上で待っていた。
コロンボ「空港でレンタカーのキーを返してなかったのは、戻ってきて車を使う気だと思ったんですよ」
トミー「人殺しと2人きりで危険を感じないかね?」
コロンボ「ちっとも。私が逮捕しなくても、あなたはきっと自首したでしょう」
トミー「肩の荷が降りた気がする」
コロンボ「これほどの歌が歌える人に悪い人はいませんよ」
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これぞコロンボの傑作、と感じさせてくれる作品。
前回の「刑事コロンボ」の記事はこちら(2019年2月11日)
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http://ameblo.mom/miyacar/entry-12439208548.html
では、明日。