第33回 糸の誓い
ある夜、伏見の寺田屋に役人の手入れが入った。
お龍(水川あさみ)がお風呂から知らせ脱出できたが、怪我を負った。
しばらくして吉之助の実家にやって来た。
竜馬もお龍も連れて来たが、坂本の命拾いの話を聞いて、糸は気分が悪くなった。
龍は、京に女の子の1人や2人いると言い始めた。
「断じておいにはおらん」
一蔵の妻「おいには、ですか?」
薩摩はエゲレスの公使ハリー・パークスを迎えることになった。
坂本から、もてなしの知恵を貸してもらう。
幕府が長州再征伐のため、諸藩に出兵命令を出したが、一蔵は断った。
将軍家茂は突然病に倒れたが、幕府はそのことは隠していた。
長州征伐への士気に関わるから。
幕府10万の軍勢が長州へと進撃を開始した。
竜馬はお龍と霧島の温泉を巡って、高千穂峰へ男装をして登った。
ビール、シェリー酒、シャンパンを味見
戦が始まったが、坂本が下関に行って様子を見てくるという。
龍は後を追うという。
「お互い、難儀な男に惚れたもんですな。一生惚れ通すしかなかち」
パークスが薩摩にやって来た。
久光はナマコからふるまった。
うたげは順調に進んだと思っていたが、突然パークスが帰ると言い出した。
単身英国の軍艦へと乗り込んだ。
誰と話せば交渉できるのか?
「薩摩が天子様の下にこの国をまとめてみせもす」
「本当にできるのか?」
「やっと議論できる人が見つかった。私は西郷様を信じる」
「もうひとつ、ナマコはいかん」
笑って2人は、シェイクハンドした。
西郷は余ったナマコを持って帰った。
糸は、愛加那について教えてくれ、と頼んだ。
糸は嫉妬していた。
死んだ自分を生き返らせてくれた、と話した。
「精いっぱい気張いもす」
吉之助と糸のいい夜だった。
吉之助がまた京に出かける朝、糸が子を授かったことを報告。
「この子とともに待ってます、旦那様、気張れ、チェスト」
第34回 将軍慶喜
慶応二年・第二次長州征伐が始まった。
薩摩から入手した最新の武器で奇襲を仕掛け、幕府軍を次々と倒していった。
戦の間、家茂を失った幕府軍は朝廷に働きかけ、休戦へと持ち込んだ。
岩倉具視宅で大久保、勝、西郷が集まった。
勝は単身一人で長州に乗り込んだ。
喪に服すから休戦したいと、頭を下げた。
孝明天皇からもお勧めがあり、慶喜は徳川第十五代将軍となった。
慶喜はフランスに昵懇になった。
慶応2年12月25日 天皇が崩御された。
新しい帝と将軍を引き離すチャンスかも。
四藩が集まって、兵庫開港に待ったをかけるべきと久光に進言した。
吉之助は、土佐と宇和島へ向かい、呼びかけた。
土佐、越前、宇和島、薩摩の四候が京に集まった。
慶喜の巧みな根回しにより、久光以外の諸侯は懐柔されていた。
四候会議は、吉之助たちの惨敗に終わった。
さらに慶喜はパークスらを集め、世界に慶喜有りを示し始めた。
ロッシュは、領地をゆずってもらう代わりに
幕府が薩摩や長州をつぶすのに武器を惜しみなく貸し出すと言い出した。
話を聞いていたふき、別の日に鰻屋の前でばったり。
ふきに薩摩の屋敷に来るように誘った。
「あの方が心配で、そばを離れられません」
吉之助はアーネスト・サトウと対面した。
「日本のことは、日本人が解決する」
「もう腹をくくるしかなか。武力を持って徳川を討つ」
岩倉具視に、幕府を討てという詔をもらって欲しいと頼んだ。
一蔵は長州や芸州を訪ね、
龍馬は土佐へ戻り、戦をせんと幕府を取りつぶす策があるという。
岩倉はにせの詔を作成し、実現したら本物になると言った。
慶応3年10月13日、京にいる10万石以上の重臣が二条城に召集された。
「政の大権を返上願い奉る所存である」
薩摩の動きを察した慶喜は大政奉還に踏み切った。
これでは、ないも変わらん。
おいは慶喜公を討つ。
吉之助は、打倒徳川の道を模索することとなった。
前回の「西郷どん」記事はこちら(2018年10月28日)
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では、明日。