何も知らなかった頃に戻りたいですか?
可愛らしさを許された日々に。
あの頃、空いた傷口からあらゆるモノが流れて朽ちて行きました。
私の正義感も良心も、人を信じる事や頼る事は、もうありません。
一度の裏切りで傷口は広がりはしないのです。
重なり、何度も重なり、手の施しようがなくなりました。
憐れです。
人を信じられないくせに、人を信じたいと足掻くのですから、惨めです。
私は誰も信用していません。
だから、私を信用しないで構わないのです。
滑稽な道化師は傷口を片手で押さえながら、片手で風船を持ちます。
さあ、風船はいかが?
ハッピーになれるよ?
どうぞ、おひとつ。