「彼女の場合は、中学の頃から作曲始めたそうですから。もぅ…、100曲以上。」 | THMIS mama “お洒落の小部屋”

ドキドキ 汐梨も、
「ん~~~。」
腕組みして、
「まぁ、確かにねぇ~~。昔なら、コピーでも人気は…。けど、今の時代は~~。ほら。」
芙美花を見て、
「路上ライブ…???」

芙美花、
「あ、うんうんうん。コブクロやあいみょんなんかも…。」

汐梨、コクリと。
「あれだって。みんな、自分で作った曲、歌ってる訳でしょ。」

「確かに~~。」

睦美、
「望月さんも…。」

耀司、
「あ~~。うん。新しい事務局員。」

「えぇ。」

汐梨、
「どんな人なの…???」

耀司、空を見て、
「あ~~。うん。まま。いい感じの人かな~~。」

睦美、汐梨にニッコリと。
「奇麗な人です。」

汐梨、目を丸く、
「へぇ~~~え~~。」
そして、耀司を、口をへの字にしてみて両眉を上に。

そんな汐梨を見て耀司、いきなりいかつい目で、
「なんだよっ。」

途端に汐梨、
「ぷっ。」
顔を傾げて、目を真ん丸に、
「いえ…。なんでも。」
思わず睦美を見て。そして、また、
「ぷ。」

睦美、そんな汐梨を見て、何かしら戸惑いがちに。

汐梨、睦美にサラリと両の手を。
「どうぞ~~。」

睦美、思わず瞬きをして、
「…で。」
僅かに顔を傾げながらも。

耀司、汐梨を見て睦美に、
「あ、睦美さん、ほっといていいから。…ったく。」

芙美花は思わず、
「くくくくく。」

睦美、困ったような顔で。
「…あ。はい。」

耀司、汐梨に眉間に皺を。
「…ったく、ほら~~。睦美さん、困ってんじゃんよ~~。」

汐梨、両手を両膝に。そして、頭をコクリと。
「申し訳ありません。」

耀司、ムスッとした顔で。けれども睦美に笑顔で、
「睦美さん、続けて。」

睦美、戸惑いながらも顔を傾げて。…けれども、
「あ、はい。…で、その、望月さんも、曲が少な過ぎるって。…彼女の場合は、中学の頃から作曲始めたそうですから。もぅ…、100曲以上。」

汐梨、いきなりビックリ仰天して、
「ひぇ~~。100曲~~。」
睦美を見て。

睦美、そんな汐梨にコクリと。

耀司、すぐさま、
「あ、いや。…だって、中学の頃から今までなら、それくらいは…。」

汐梨、目をキョロキョロして、
「あ。そっか。」

芙美花、
「でも、凄~~い、作曲できるなんて~~。…しかも、中学から…。」

耀司、芙美花を見て、微笑みながら、
「まぁねぇ~~。…でも。芙美花だって、作ろうと思えば、作曲、出来ると思うよ。毎日、楽器演奏して楽譜、見てる訳だから。」

いきなり芙美花、両手を顔の前で素早くヒラヒラと、
「無理無理無理。私には、そんな才能ないも~~ん。」

汐梨、思わず、
「まぁねぇ~~。世の中、いろいろだよ。…けど…。サックスで作曲ってなると…。」
顔を傾げて、
「曲想って…。」
耀司を見て、
「ジャズ…???」

耀司、その声に、
「ん~~~。」

睦美、キッパリと。
「ジャズでした。望月さんと電話で打ち合わせしたんですけど。私の作った曲、いいかしらって言われて、いいですよって。…でも、眞鍋さん一度も聞いてないのにって言われて。…でも、何とかやってみますって。」

汐梨、いきなり睦美にニコニコと、
「さっすが~~。絶対音感。」

耀司、
「あ、でもさ。その、望月さんの作曲した曲…???…100曲以上もあるなら、その中からの曲でも、睦美さんがバンド用にアレンジしてって。」

いきなり汐梨、パンと両手を叩いて。
「あっ。その手もあるか。」

睦美、そんな話に目をパチクリとさせて、
「あ…、え…???…どういう…、意味…???」
耀司と汐梨を見て。
「…ですか…???」

耀司、思わず、
「…ん…???」
そして、
「あ。…けど、ダメか。」

汐梨、耀司を見て、
「なんでよ。」

耀司、汐梨と睦美に、
「要は~~。その、望月さんの曲、つまりは中学から作曲した曲な訳。」

睦美、
「そうです。」

汐梨、
「うんうんうん。」

「…っ事は。」
耀司。
「今は、どれくらいの頻度で作曲しているのか、分かんないけど…。」
そうして耀司、頷きながらも、
「…ん~~。やっぱ、新しい曲の方がいっか~~。」

汐梨、耀司を見て、
「なんでよ。」

「つまりは~~。その…。」
睦美を見て、
「矢島孔太君、だっけ。」
睦美、コクリと。
「えぇ。はい。」

耀司、
「その人、矢島君も、望月さんの事、知らないから。どういう曲を作っているのかも、分かんないから。…と、同様に~~。バンドのみんなだって、知らない訳でしょ。」

いきなり汐梨、
「あ~~。」
頷いて、
「うんうんうん。確かに~~。」
そして睦美に、
「その。…バンドの人たちも、その、作曲に関しての新しいエッセンスをって。知っている訳…???」
語尾を低く。

睦美、そんな汐梨に、
「あ。…そこまでは~~~。」

耀司、
「一度、確かめておいても、いいかも、知れないね。」

汐梨、
「あ。それに…。バンドで誰が作曲を担当しているのかも…。」

睦美、
「あ。それは、孔太君だって。」

耀司、口を縦長に、
「へぇ~~~。そうなんだ~~。」
そして、
「はは。その人も凄いね。作曲担当かぁ~~。…え…???…で、作詞は…???」

途端に睦美、
「あ。」
顔を傾げて、僅かに眉間に皺を。
「あれ…???」








ママでいい…。   vol,272.  「彼女の場合は、中学の頃から作曲始めたそうですから。もぅ…、100曲以上。」

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庄司紗千「おふろ月夜」
※ご本人の承認の下、紹介させて頂いております。

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