汐梨、「今回の結婚式で、新たな発見もあって…。」 | THMIS mama “お洒落の小部屋”

ドキドキ 汐梨、スマホのライン通話に、
「へっ…???」
そして、
「あは。珍しい~~。」
応答ボタン。
「あ、はい。もしもし、私、汐梨です。睦美さん。」

スマホから睦美の声、
「あ、もしもし、朝早くからすみません。」

汐梨、
「ううん。あ。セレモニーの件。」
丁度汐梨は、朝食の準備が終わった時だった。

睦美、リビングで。
暁美は朝食の準備。晄史と誓はまだ部屋の中。

睦美、スマホに、
「あ。はい。木守さん。汐梨さん。」

汐梨、
「うんうんうん。」
スマホから、
「セレモニーの件、よろしくお願いします。」

瞬間、汐梨、
「あは。嬉っしい~~。ありがとう~~。うんうんうん。しっかりと支配人に伝える~~。支配人も喜ぶわ~~。」

睦美、リビングの椅子に座って、
「ありがとうございます。」

汐梨、
「今回の結婚式で、新たな発見もあって、今度、セレモニーのホームページもリニューアルする事になったの。」

睦美、
「わぁ。」

勝臣と麻沙美が洗面所からリビングに。
そんなふたりをにこやかに見ながらの汐梨。スマホに、
「で、兄さんにそのホームページを新に依頼する事にしたのよ。まっ。元々、花柳のホームページは兄さんにお願いはしてたんだけどね~~。ははは。中々の評判で。」

その話に睦美、
「え…???…高井戸さん、耀司さんって、ホームページも…???」

汐梨、
「あ、うん。元々Webデザイナーではあるけど、Web関係は何でもOKね~~。」

睦美、目を真ん丸にしながら、
「へぇ~~~。そうなんだ~~。」

「兄さん、あれで結構仕事には貪欲でぇ~~、Webデザイナーの仕事はある意味、カリスマ的な存在でもあったのね。まっ。元々センスはあったから。でも、勤務していたWebデザイナーの企業じゃ、ホームページのWEB制作ってやってなかったのね。それが不満で。出来るのにやらない。…ってんで、同士数名で新会社ウェルストンを立ち上げたって訳。」

睦美、神妙な顔で、
「ふ~~ん~~。…と言うか、私。実際のところ、高井戸さん、耀司さんの仕事って、全然分からないから。」

その声に汐梨、いきなり、
「かかかかかかか。はは。睦美さん。そんなの、分かる必要もないし、全然関係ないし~~。お義姉さんだって、耀司の仕事…???首を振って、全然分かんないけど。単に、IT関係の仕事。Webのデザイナー。それだけの話しって。一切、突っ込む事なんてなかったから~~。かかかかかか。逆に、突っ込んだって、私たち素人になんて全くさっぱり分かんないんだから~~。…それに、兄さんだって、そんな仕事の話しなんて一切しないし~~。私たち、一緒にいたって、兄さん、自分の仕事の話し、した事ある…???」

睦美、思わず空を見て、瞬き。
「あ、確かに。…そう言えば、高井戸さん、耀司さんから自分の仕事についての話なんて…。今まで。」

スマホから、
「でっしょう~~~。…って、言うか、する訳ないない~~。…って言うか~~。兄さん自身、私の前でも仕事の話なんて一切しないから。…って言うか、話しても分かんないって思ってんじゃないの~~。はははは。」

勝臣と麻沙美、汐梨には関係なく、両手を合わせて、
「いただきます。」

汐梨、勝臣と麻沙美をチラリと見て微笑んで。
「まっ。」
スマホに。
「それが兄さんなんだけどね~~。…逆に、義姉さんの方が仕事の話しなんてざらに。私生活でもしてたみたいだから~~。命を守る、患者のための仕事だから、一生涯の。」

睦美、話を聞きながら、
「そうですよね~~。」

汐梨、スマホに、
「睦美さん。専属ピアニストの件、ありがとうございます。」

その声に勝臣、
「えっ…???…おほほほほほ~~。」

そんな勝臣を見て汐梨、両眉を上下に。そして、左指でOKサイン。

勝臣、
「ははははは。」

睦美、頷きながら、
「はい。頑張らせて頂きます。」

汐梨、ニッコリと、
「うん。」

睦美、
「あ、それから。」

汐梨、瞬間、目をパチクリとさせて、
「うん。」

「昨夜、遅く…。耀司…、さんにもお話したんですけど。」

汐梨、口を窄めて、
「うん。」

スマホから、
「私。ヨシカワ音楽教室の、ピアノ講師になる事になりました。」

いきなり汐梨、
「へっ…???」
目を真ん丸に。
「うそ。ほんと…???」

勝臣、汐梨の反応に、
「うん…???」

汐梨、勝臣を見て、
「睦美さんヨシカワ音楽教室のピアノ講師になったんですって。」

勝臣、いきなり、
「え―――――――――っ!!!」

すぐさま麻沙美、父を見て、
「どうしたの…???」

勝臣、汐梨のスマホに向かって、
「おめでとうございま~~す。」

汐梨、スマホに、
「はははは。聞こえた…???」

睦美、思わず瞼が熱く、
「あ、ありがとうございます。」

汐梨、
「いやいやいやいや。おめでとう~~。良かったじゃな~~い。当然、兄さんも。」

「あ、はい。喜んでくれました。」

汐梨、力強く、
「うん。」








ママでいい…。   vol,237.   汐梨、「今回の結婚式で、新たな発見もあって…。」

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