汐梨、意味ありげに、「ほんとに、考えた方が、いいよ。」 | THMIS mama “お洒落の小部屋”

ドキドキ 木守の話しを聞いて事務局員たち、ビックリした様子で、
「え~~~~っ!!!」

生野も、
「おやおやおや。それは、それは、大変な…。…左…肩…ですか。…しかも、打撲…。」

木守、
「えぇ。…お医者さんが言うには、1、2週間は~~。…と、言う事で~。ま。足の捻挫はもぅすっかり。」

事務局員たちはそわそわと。

木守、みなに、
「では…。」

事務局員たち、
「お大事に~~。」


そして…、それぞれが顔を見合わせて、
「高井戸さん、打撲…。」
そんな風に言いながら自分の席に戻る事務局員たち。

彩未が眞鍋に、
「眞鍋さん、眞鍋さん。」

その声に眞鍋、
「あ、はい。」

「木守さんの、あ、ほら。前に麻沙美ちゃんと一緒にここに通っていた高井戸さん。」

眞鍋、
「あ、えぇ…。あ、はい。」

「左肩を打撲して、右足、捻挫なんですって。」

その声に睦美、ドキン。瞬きをして、
「え…???…え…。」

彩未、
「知らなかった~~。…道理で最近、全然。」

眞鍋も、困ったような顔で、
「え、え~~。」

彩未、自分の席に戻りながら、
「今は~~、右足は治って。…でも、左肩はまだ。後、1週間ぐらいは~~。なんだって~~。」

眞鍋、ゆっくりと顔を前に、
「そぅ…、なんですね~~~。」




そして…。子供たちのレッスンは終わった。
子供たちと父兄が…。

木守と麻沙美も、
「どうもありがとうございました~~。」

生野に書類の確認に。の、眞鍋。木守と麻沙美を見て、お辞儀を。

生野、
「麻沙美ちゃん、またね~~。お疲れ様~~。ははは。楽しかった~~???」
ニッコリと。

眞鍋もニッコリと。そして、木守を見て。汐梨、そんな睦美を見てニッコリ。
そして顔をコクリと。

麻沙美、左手を上げて、ヒラヒラと。
「うん。楽しかった~~。バイバ~~イ。」

事務局員たちも、
「バイバ~~イ。」

生野、眞鍋に、
「うんうんうん。ありがとう。これでOK。」
ニッコリ。そして眞鍋に、
「眞鍋さん、ありがとう。」

眞鍋、そんな生野にコクリと。
「ありがとうございます。」





汐梨、高井戸家に帰って…。

耀司、汐梨に、
「はははは。…やはり…。聞かれたか。」

その声にリビングの椅子に座ったままで、
「うん。まっ。今迄聞かれなかったのが不思議なくらいなんだけどね~~。」
コーヒーを一口。その時、足元で。
「おっと、ルンバ。ゴメン。仕事の邪魔か…。」
そして汐梨、
「ま。事務局の人たちも、ある意味、遠慮。」

耀司も椅子に座ってコーヒーを。そして両眉を上下に。
「ふん。」
けれども今度は頭をガックン。
「…と、言う事は~~。今度、麻沙美をヨシカワに連れてった時は、何かしら。」

汐梨、間髪入れずに、
「まね~~。仕方がないでしょ。…ん~~。でも、保育園の方は~~。既に周知の事実。…ある意味~~。ママ友たち、心配してるよ。」

その声に耀司、苦虫を潰したような顔で、
「うそでしょ。」

いきなり汐梨、目を真ん丸にして、
「いやいやいや。とんでもない、とんでもない。イケオジに会えない~~って、誰も彼も。保育士の人も言ってんだから。中々~~。兄さ~~ん。」
顔を左右に。
「まだまだ~~。いけますね~~。そのセンスで~~。」

耀司、口をグンニャリと。
「何言ってんだか。」
そして、
「あっ。それはそうと、おまえん家の野菜。」

「あ~~。」
汐梨、
「何とかね~~。セレモニーの人たちにも連絡して~~。かかかかか。ようやく捌けた。」

「へぇ~~~ぇえ~~。」

「てか…。」
汐梨、
「さっき見た時、段ボールの中、やたらと。」

「あ~~。こっちも何とか。…って、芙美花~~。」
「へっ…???…芙美花…???」

「あ~~。友達の母親が~~。」
「おやおやおや。なるほど。友達に話したか~~。」

「…で、家に来て、持って行ってもらった~~。」
「かかかかか。や~~るじゃん、芙美花~~。さすがは機転利くね~~。ま。普通の高校生、そんな事はまず。全部、母親担当になるから。」

「…ってか。…考えてみると。」
そこで声を止めて。そして汐梨を見て。

汐梨、耀司に、
「うん…???…何よ。」

耀司、
「ふん。…なんか…。…ある意味…。…恵まれ…、てる…???」

途端に汐梨、口をおちょぼにして、
「おほ。ほほほほほほほほほ。…ってか、今頃気付いたか。」

途端に体を椅子の背もたれにグイッと、耀司、
「いや。いやいやいや。」
そこまで言って耀司、
「いや。…ん~~~。」
テーブルに右手肘を。そして頬杖のように、
「ん~~。…ってか。俺なんか、全く思いつかない。…からさ。」
またコーヒーを。

汐梨、腕組みした両肘をテーブルに付けて、
「あのさ、兄さん。」
ゆっくりと瞬き。

耀司、
「う~~ん~~???」

汐梨、意味ありげに、
「ほんとに、考えた方が、いいよ。」

その声に耀司、
「うん…???」

そのままの姿勢で汐梨、
「再婚。」

耀司、今度は口をグンニャリと。
「またまた~~。そんな顔して~~。」








ママでいい…。   vol,145.   汐梨、意味ありげに、「ほんとに、考えた方が、いいよ。」

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