誓、
「凄~~~。」
睦美や晄史も、
「うんうんうん。」
耀司、また3人、それぞれを見て、
「…で。…ここまで話して。」
3人、
「うんうんうん。」
耀司、3人に、
「何か、気付きません…???」
その声に3人、共に。
「…ん…???」
顔を見合わせて…。そして顔を傾げて。
そんな3人を見て耀司、
「くくくくく。何と。今迄の僕の話しの中に、何故か…。娘の麻沙美が出て来ない。」
瞬間、睦美も誓も晄史も、
「あ。あ~~~~。」
晄史、
「確かに。」
睦美も頷きながら、
「うんうんうん。」
誓、
「…ってぇ~~、事は~~。」
耀司、
「かかかかか。何の事はない。汐梨が結婚したのが37。」
誓、
「へっ…???…37って…。」
耀司、可笑しがりながら、
「これもまた、破天荒~~。但し。」
3人、高井戸を見て、
「うん…???」
耀司、3人に口に人差し指を付けて、
「僕から聞いた。なんて事は、この際タブー。…絶対あいつ、私の事はいいから~~ってなっちゃうから。」
その声に3人共に、頷きながら、
「うんうんうん。」
「つまりは。汐梨、あいつ、出来ちゃった結婚。」
いきなり3人、
「え――――――――っ!!!」
耀司、
「…って言うか、実に、あいつ、焦ってたの。…まま。今迄はとにかく自分の事でまっしぐら。…けどさ~~。考えてみれば、自分でも憧れているウェディングプランナー…、なって~~。…それから…???…って考えて。」
睦美も誓も、頷いて、
「うんうん。」
晄史、
「…確かに。」
「要するに~~。ウェディングプランナーになって~~。人様の結婚をプランニングして~~。でも、その後。どうするよ~~。カップル誕生してその後~~。肝心のベイビー。」
睦美も誓もニコニコとしながら、
「うんうんうん。」
晄史もにこやかに、
「ですよね~~。」
「コロナ前。」
3人、
「うんうんうん。」
「自分がウェディングプランナーになって。…けど…。自分はまだ未婚。全然説得力なし。…かと言って。肝心の…。」
3人揃って、
「相手の男性。」
「ビンゴ~~。…しかもだよ。今迄オーストラリア。全く結婚なんて…。」
誓、
「あ~~ん。視野にない。」
耀司、両眉上下に、
「ビンゴです。…日本での知り合いも…。…って事で~~、ウチのカミさんに泣きついてきた。」
睦美と誓、
「あらま。」
「でぇ~~。」
耀司。
「カミさんも、どうしたものか…。心当たり…。」
3人、
「うんうんうん。」
「そしたらさ。何と。」
またまた3人、
「えっ…???」
「何ともまぁ~~。カミさんの同僚に、弟が独身。30過ぎだけど~~。旅行会社に勤務してる~~って。」
睦美と誓、
「あら。」
晄史、
「へぇ~~。」
耀司、
「そしたらさ。」
何とも意地悪そうな顔で、
「その男性。」
睦美も誓も、
「うんうんうん。」
「汐梨、あいつがオーストラリアにワーホリーするときにいろいろと手伝ってくれた旅行会社の人。会った瞬間に、どっかで~~。って事になって~~。」
睦美も誓も晄史も、
「わ~~お~~。」
「まっ。確かに。年齢は汐梨の方が上。けど~~。まま。ある程度の面識もあり。話をしながらも~~。カミさんの紹介でもあり~~。相手の男性も、このままズルズルと~~。てな訳で…。そのままトントン拍子に~~。お互いのアパートを行ったり来たり。…で、1年後には…。お腹の中に。」
そして耀司、
「かっかかかか。おふくろも親父も驚いて、いきなり万歳~~ぃ。何と、37歳で結婚。…でぇ~~。高齢出産。」
誓、
「いやいやいやいや。」
睦美、
「凄~~い。」
そして頷きながら、
「うんうんうん。確かに~~。普通のママさんたちと比べて~~。…うんうんうん、お子さん。麻沙美ちゃん、小さかったから~~。…でも、そんな…。他所の家庭の事を…って。私も、特に。…そうだったんだ~~~。」
晄史、
「そうだったんですね~~~。木守さん。37歳で麻沙美ちゃ~~ん。」
耀司、
「そんな訳で…。」
そう言って耀司、
「そして、もうひとつ。…まっ。」
顔を傾げて、
「これが…、今では、一番かな~~。」
そんな高井戸に3人も顔を傾げて、
「うん…???」
耀司、睦美を見て、
「眞鍋さん。睦美さんと同じく、汐梨、あいつ、ピアノ、弾けます。」
瞬間、睦美、目を真ん丸にして、
「え―――――っ!!!」
口に両手を、
「うそ。」
それぞれを見て。
誓も、
「うそ。」
晄史、
「ほんとですか…???」
耀司、
「うん。あいつ。…汐梨。まっ。これも親父の影響かな。…とは言え、そんな…、本格的って訳じゃないけど、確か、4歳の頃から。あん。でも、これは~~。あいつの独学だから。」
睦美、
「独学って…。…それでも凄い。」
「まぁ…。大概の曲は、楽譜を見れば、弾けるだろうけど…。ジャンル問わず。…だから~~。芙美花の誕生日には~~。必ず木守家で妹のピアノとカミさんのバイオリンのセッション。」
晄史、
「えっ…???…高井戸さんの奥さん、バイオリン。」
誓、
「それも凄い。」
睦美、
「うんうんうん。」

ママでいい…。 vol,087. 耀司、3人に、「何か、気付きません…???」
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庄司紗千 つつじヶ丘の坂道で…。
※ご本人の承認の下、紹介させて頂いております。
