芙美花、「うんうんうん。お姉ちゃんも嬉しい~~。」 | THMIS mama “お洒落の小部屋”

ドキドキ そして演奏が終わり、芙美花、
「麻沙美~~。おいで~~。」

そんな芙美花に麻沙美、
「わ~~~。」
ダイブ。

芙美花、麻沙美を抱き締めながら、
「頑張ったね~~。上手~~。うんうんうん。ははは。」

麻沙美も、
「うん。はははは。お姉ちゃん。ふふふ、ありがとう~~。」

芙美花、
「うんうんうん。お姉ちゃんも嬉しい~~。」
麻沙美の頭を撫でながら…。

耀司、料理を食べながら、
「それにしても、みんな凄いよね。上手でさ。」

勝臣、
「うんうんうん。そう。僕もびっくりして聞いてた。凄ぇなこれ。…って~~。」

汐梨、
「ははは。うんうん。鼻を啜る音も聞こえたしね~~。さすがに人気のヨシカワだわ。講師が凄いもん。名立たる学歴持っている講師ばかり。だからよ~~。」

耀司、
「へぇ~~。そうなんだ~~。」

「うんうん。ママ友たちの評判も凄いもん。とにかく、幼児の頃からの音楽育成が半端ないって考え方の講師が多いって。まっ。表には出せない表現ではあるけど。出しちゃったらそれこそ大変。幼児以上の小学生や中学生もいるんだから。」

その話を聞きながら耀司、
「なるほどね。…っていうか、中学の子もいるんだ。」

勝臣、
「そうらしいです。僕は見た事ないんですけど。…多分、レッスンの時間が違うと…。」
そう言いながら耀司のグラスにビールを。

その素振りに耀司、右手をチョコンと。耀司、
「とにかく、麻沙美のピアノが。」
そこまで言って耀司、芙美花に抱っこされている麻沙美を見て、
「おじちゃん、感動しちゃったよ~~。ははははは。」

麻沙美も耀司を見て、
「ありがとう~~。」

耀司もニッコリと。そしてまた料理に箸を。
「それにしても、俺、あんまり詳しくは分かんないけどさ。」

汐梨、耀司を見て、
「うん…???」

「ヨシカワの人たちって、みんな…、楽器って弾けるのかな。」

その声に汐梨、
「えっ…???」
耀司を見て、勝臣を見て顔を傾げて…。
「みんな…、楽器、弾けるのかなって…、兄さん、どういう意味…???」

ビールを一口、耀司。
「うん。つまりは~~。ほら。事務所にいる職員さんたち…???…あぁいう人たちも楽器って出来るのかなって、思ってね。」

汐梨、
「う~~ん。」
目をキョロキョロと。
「さぁ~~。…どうなんだろ。…その辺の事までは詳しくは分かんないけど…。まっ。中には~~。いる…、かも、知れない。何てったって音楽教室だからね~~。」

麻沙美が芙美花に抱っこされたままで、箸で上手におかずを。

芙美花、
「うんうん。それも美味しいよ。」

麻沙美、
「うん。」

耀司、
「いや。実はさ。発表会の会場に行く前に、俺、ちょっとびっくりしてさ。」

汐梨と勝臣、同時に、
「う~~ん…???」

勝臣、
「どうしたんすか、お義兄さん。」

「あん。」
耀司、
「ほら。会場に行く前の…、別の教室…???…って言うか、グランドピアノがあるじゃない。」

汐梨、
「あぁ、うん。あそこは上級者のクラス。小学6年生以上かな~~。」
そして汐梨、
「かかかか。あの時間はあそこの教室、やってないから。」

耀司、
「あ、そうなんだ。…でも…。発表会に行く前。何やらピアノの曲が聞こえて来てさ。」

汐梨、
「うん…???」

耀司、ほくそ笑みながら、
「なんか…。奇麗な曲だな~~って。…どっかの先生が弾いてるんじゃ。…って、そう思って。」

汐梨、
「あ~~。うんうんうん。」

「まっ。確かに。教室の中から聞こえてくるような音じゃなくって、耳触りの良い、低い音だったんだけど。」

汐梨、また、
「うんうんうん。」

「でも。」
耀司、
「部屋に近づいて見てみたら、先生じゃないっぽい。」

汐梨、眉をへの字にして、
「先生じゃないっぽい…???」

耀司、顔をコクリと。
「うん。…いや。…って言うか、先生以外に…???」

汐梨、
「ふん。」

「こんな風にして、ピアノ、弾ける人っているんだなって思って。」
耀司。思わず感心するように、
「へぇ~~ぇえ~~。さすがにヨシカワって。かかか。そんな風に感じちゃったよ~~。」

けれども話を聞きながらの汐梨、
「うん…???…先生以外に。…って…???…どういう人…???…先生以外…。」
耀司を見つめて。

その声に耀司、口を尖らせて、
「うん…???あ、いや。」
勝臣を見て、
「あれは、先生じゃないでしょ。どう見ても。」

勝臣、可笑しがりながら左手を振って、
「いやいやいや。僕は見てませんから。かかかか。」

耀司。
「あっ、そっか。…あ、けど、トイレに…。」
腕組みして、
「いや。トイレだから、そういう状況じゃ。」
顔を傾げて。

汐梨、
「…って、な~~に、言ってんのよ、トイレ、関係ないでしょ。」

思わず芙美花も勝臣も、
「ぷっ。」

芙美花、父に、
「おとうさん、話、脱線してるし~~。…って、今、始まった訳じゃないけどね。」

汐梨も芙美花の声には納得。
「そういう事。…って、兄さん。」

耀司、
「あ。…えっ…???…って、何…???」

汐梨、顔を顰めて、
「あ~~ん、もぅ。これだから~~。」








ママでいい…。   vol,020.   芙美花、「うんうんうん。お姉ちゃんも嬉しい~~。」

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