「偏差値71」しかも文武両道。 | THMIS mama “お洒落の小部屋”

ドキドキ 「笑い事じゃな~~い~~。まっ。確かに~~。試合に慣れろ~~って、言うのはあると思うけど~~。コロナで試合なんて…、出来なかったから~~。…けど、いきなり。」
そこまで言って詩乃、
「んもぅ~~。息抜きが出来ない~~。」

景織子、
「でも、詩乃は博楼高校一のエースアタッカー。…で、千愛は名セッター。見てると凄いよね、千愛。とにかく、正確。」

詩乃、千愛を見て、

「確かに。あんたはコンピューターか。」

千愛、褒められて、両肩をチョコンと。そして、
「ニャン。」

芙美花、
「けどさ~~。ほんとに千愛。凄いよ。ってか、その千愛の両隣もバックも千愛から何かアンテナで通じてんの…???…トスが上がるの分かってるみたいに…。」

景織子も、
「うんうんうん。前に後ろに。斜めに。物凄いタイミング。あれって、コンマ何秒…???」

その声に千愛、ほくそ笑みながら…。
「ん~~。」
顔を傾げながらも、
「何て言うんだろ。その時の~~。呼吸かな~~。」

景織子、
「まま、私ら、詩乃がエースアタッカーだから~~。レフト…???」

芙美花も、
「うんうんうん。見てる、見てる。」

景織子、詩乃を見て、
「だから、その時に、ライトにいる子。」

詩乃、
「あん。1年からのレギュラーになった麻琴っちゃん。あの子は凄い。完璧なる優等生。しかも、推薦でウチ、来たんだから~~。」

景織子も芙美花も、
「推薦…???」

「うん。あの子、中学から元々エースアタッカーだよ~~。しかも、ライトからのアタックは格別。」

芙美花、
「へぇ~~~。だからか~~。もぅ、コーナーギリギリに~~。凄ぇ~~って、思ったから~~。」

千愛、
「かかかかか。うんうん。私も最初トス上げた時に、何この子…???…って、びっくり。みんな、お~~~~。だったも~~ん。」

景織子も芙美花も、
「うんうんうん。分かる分かる。」

詩乃、
「そっか~~。景織子に芙美花は定期演奏会。私ら千愛とふたり、練習試合。」

「…ってか、3年はもぅ~~。部活、ないからね~~。」
景織子。

芙美花も詩乃も、
「確かに。」



都内、博楼高校、こちらの高校、都内でも有数の高校でもある。
「偏差値71」しかも文武両道。学業どころか部活の面でも都内では名を轟かせている。







「へっ…???…発表会…???…麻沙美の…???」
芙美花。

汐梨、
「うん。」

芙美花、目を見開いて、
「凄~~い。麻沙美~~~。」

そんな芙美花を見て麻沙美、
「えへへへへへ。」

耀司、
「まぁ。家にはピアノはないから、麻沙美のピアノを弾く時って、麻沙美の誕生日の時くらいだもんな~~。」

芙美花、
「うんうんうん。…でも、3歳の誕生日の時なんて、凄かったよ。まさか、3歳でこれ、弾く~~って、私、感動しちゃったから~~。涙出たも~~ん。」

汐梨、
「うんうんうん、天空の城ラピュタ、君を乗せてね。麻沙美、映画、見てさ。涙ボロボロさせながら見てて。私、これ、弾きたいって。元々音感はあったからね~~。勝臣が探したんでしょうね~~。君を乗せてのピアノの楽譜あるの、どっかから見つけたんでしょうね~~。麻沙美、飛び上がって喜んで、もぅ~~、それから毎日。かかかか。1週間で弾けるようになったんじゃない。私だって驚いたくらいだから。」

耀司、笑いながら、
「かかかかか。凄いね~~。麻沙美~~。」

麻沙美、
「う~~ん…???」

「でもさ~~。」
芙美花。

耀司と汐梨、
「ん~~~???」

「4歳の麻沙美がさ、あんな凄い事出来るから、ある意味、私も、励みになるんだよね~~。だ~~って、私がクラリネット始めたのって、中学だから~~。まっ。私の場合は、先輩たちが凄かったのもあるんだけど…。」

耀司、
「かかかかか。確かに。コロナで外出できなくなって、あの時からだよな~~。まっ。芙美花の場合、誰に似たんだか分かんないけど、一点集中型。」

汐梨、
「そりゃもぅ~~~。兄さんと義姉さんでしょう~~。…って言うか、芙美花のクラリネットも、ある意味、私のピアノのせい…???…芙美花も音感、いいから。」

芙美花、ニコニコと、
「あ~~~。うんうんうん。それそれ~~。汐梨おばちゃんの血も私に繋がってるから~~。」

汐梨もニッコリと、
「うんうんうん。」

芙美花、父を見て、
「ねね。麻沙美の発表会、おとうさん、ビデオで録画。」

汐梨、
「あ、それ。勝臣もビデオで撮るって言ってるから。…うん。兄さんも。」

耀司、
「だ~~ねぇ~~。久し振りに、撮るか~~。はははは。」






そして…。ピアノ演奏会、当日。ヨシカワ音楽教室。

事務所に顔を出した耀司、
「こんにちは~~。」

職員からも笑顔で挨拶され、
「こんにちは~~。」
職員同士、寄り添いながらも耀司に…、見惚れている…、のだ、ろうか。
そのまま耀司に視線を…。




まだ発表会には時間がある。
教室に向かう廊下を歩いていると…。








ママでいい…。   vol,017.   「偏差値71」しかも文武両道。

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※ご本人の承認の下、紹介させて頂いております。

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