4人共に、「うそ…。ほんと…???」 | THMIS mama “お洒落の小部屋”

ドキドキ 翌日の夕方前、見舞いに訪れた杏美と雅美、そして麻理絵と芙美、4人共に、
「うそ…。ほんと…???」

その声に理沙、
「うん。何とか…。」

その理沙の声に4人共に顔を見合わせて、
「イェ~~イ。」
ハイタッチ。

理沙の右手を取り杏美、
「理沙~~。ようやくだよ~~。やった、やった~~。うんうんうん。」

雅美、
「車椅子バスケか~~。」
そしてベッドの上の本を取り上げて、
「しっかし…、凄いよね~~。車椅子に乗ってのバスケ、迫力ある~~。…ってか…。」

理沙、
「うん。」

「だから~~。その…菅田将輝って~~。」

杏美も麻理絵も芙美も、
「あ~~。そうそう。」

そんな4人を見て理沙、
「え~~~~~。」
顔をグシャリとさせて…。

「だ~~って~~、気になるじゃんよ~~。理沙にここまでしてくれるって~~。」
雅美。

「あっ…。まっ、まぁ…ん~~。確かに…、そうは…、そうなんだけ…どぉ~~。」

「ねね、スマホで写真なんて…、撮ってないの…???」
芙美。

「はぁ~~~あ…???」
顔をぐんにゃりとさせながらの理沙。
「おぃおぃ。徹底的に…、全く…。私…、そこまで、あいつと…親近感…持ちたくないんだけど…。」

杏美、その声に、
「おや。理沙。ぷぷぷぷ。あいつと来たよ。あいつ~~。」

途端に理沙、
「アズ~~。もぅ~~~。」

「いやいやいや。でも…や~~っぱ、気になるよね~~。その…あいつ~~。」
腕組みをしての麻理絵。

「マリ~~~。」
「いや。でも…、偉いよ理沙。しっかりと…前向きに…。うん。とにかく…、モチベーション…いいよね~~。」

その時、ドアが開いて、
「あら~~~。」

和奏である。

「みなさんで~~。はははは。」

4人、
「お邪魔してま~~す。」

「うんうんうん。ありがとう~~。」
和奏、理沙に、
「ドアまできたら、何だか、賑やかそうだったから…。あれ…???って思って。ふふ。」

杏美、和奏に、
「おばさん、おばさん、理沙、車椅子バスケって。」

その声に和奏、ニッコリと、
「うんうんうん。昨日ね~~。この子、決めちゃったみたい。」

雅美、
「うんうん。ようやっとだよ~~。」

「おばさん、この本…ですよね~~。」
麻理絵。車椅子バスケの記事が載っている本を…。

和奏、
「うんうんうん。そうそう。とにかく…良かったわ~~。」
そして和奏、4人に頭を下げて、
「毎日、お見舞いに来てくれるあなた方に…、感謝だわ。私たちだけじゃ。」

杏美、
「そんな事ないよ~~。全然。私たちなんて。とにかく、理沙には元気になって欲しい。それだけだもん。」

他の3人も頷き、
「うんうんうん。」

和奏、
「ほんと。ありがとね~~。」

雅美、
「ねね、理沙~~。」

理沙、
「うん…???」

「車椅子、いつから…乗れる…???」

その声に理沙、
「あっ。」
瞬間、母親を見て、
「……。」

和奏、そんな理沙を見て、キョトンと…。

理沙、壁側に畳まれてある車椅子を見て、
「どうせなら…。」

杏美、麻理絵、芙美、
「えっ…???」
「マジ…???」
「うそ…。」

和奏、思わず目をパチクリさせて…。
「あっ、あああああ。あ~~。」
そして和奏、
「ちょ…、ちょっと…待ってね~~。」
そしてドアに…。

理沙、
「おかあさん…???」

和奏、
「あ~~。うんうん。ちょっと…、看護婦さん。」

杏美、雅美、
「あ、あ~~。」



そして数分後…。

看護婦3人と一緒に和奏。
「許可…、出たわよ。」

看護婦たち、生徒たちに、
「こんにちは。」

生徒たち、元気に、
「こんにちは~~。」

凪、
「ふふ。さすがに元気いいよね~~。みんな…、バレー部…???」

キャプテンの麻理絵、
「はい。」

「うんうん。先生も、本人が、その気になったのなら、いいだろって…。善は急げって…。」

雅美、
「わはっ。や~~り~~。」
両手を叩いて。

「それじゃ~~。うん。」

「はい。」
ボードを持っての浜崎春風(はまさきはるか)。中堅の看護師である。
「理沙さん、下半身ねぇ…、感覚…、ないから…。」
肘掛けをクイッと後ろに…。フットペダルも外して…。

杏美、
「へぇ~~。こんなの…出来るんだ~~。」

「そして…、理沙さん、ちょっとお尻…いいかな…。」
理沙の身体を少し傾けてお尻を…。
「そして、このボードを…。」






信じて…良かった。   vol.028.    4人共に、「うそ…。ほんと…???」

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