「ひょっとして彼女とか…。」 | THMIS mama “お洒落の小部屋”
ドキドキ 明彦と浩二には気付かれないように…里奈。
隼人の右耳に小さく囁く…。
「もしかしたら…浩二、前の子、好きなんじゃ…。ひょっとして彼女とか…。恭子ちゃんって…言ったかな…???」

隼人、目をキョロキョロとして…、
「うそ。…そんな風には…。え~!!!」
「んもう~隼人~~。後ろの玲子ちゃんって子が前の恭子ちゃんの後ろ小突いてたの…見えなかったの~???」

「いや…、だって…、俺の位置からじゃ、そこまでは…。」
「あっ…、はははは…、そっか…、そう言えば…うんうん。」

「まっ、いずれにしても、これで、気まずくならずに…済んだ…な。」



「んふ…。これ…凄~い、美味しい~。うんうん。」
ニコニコ顔で恭子。

「うんうん、めちゃくちゃ美味しい。こ~んなのどうやって作るの…???」
玲子。

「ん~???ははは…、もん…、お褒めの言葉だ。」
和人、夏輝に顔だけ振り向いて。

「はい。ありがとうございます。」
恭子と玲子を同時に見てにっこりと…、そして少し照れ臭そうに一度だけ頷いて…。

その瞬間、智香子。
「あれ…、はははは…、もんちゃん…どしたの…???赤くなった。ぷっふふふ…。」

和人…、
「ん…???」
と、夏輝の顔にまた振り向いて…。

夏輝…、
「…???…いや…。うん。」
そのまま和人、にっこりと笑い、また前を見ながら…。

「もしかして…、もんちゃん…。ん~???」
智香子。

「えっ、アン…チーフ…。夏輝さん…、どうかしたの…???」
「ん~、ははは…。別に…うん。なんでもないよ~。恭子と玲子は、まず和君の料理をしっかりと…、堪能しなさい。そんじょそこらでは…、味わえないわよ、ここの味は…。」
「いやいや…、それほどでは…。」

「いん~や、智香子さんの言う通り、ここの味は…、保証付き。」
と、いきなり智香子の後ろに現れ隼人。

「うわっ、びっくりした~~。んもう~隼人~!!!」
「はは…、ごめん、ごめん。もんちゃん。お勘定ね。」

その隼人の声に、
「はい、ありがとうございます。」






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庄司紗千 つつじヶ丘の坂道で…。

※ご本人の承認の下、紹介させて頂いております。