山本真弓です。

 

 

長男の大学受験の日々を振り返ると、

親として心を揺さぶられることが

何度もありました。

 

 

 

「子どもを信じる」

ということも

こんなにも難しいのかと感じた日々でした。

 

 

 

今だからこそ、

あのときのことを

振り返って書いてみようと思います。

 

 

 

まずは、一番心が揺さぶられた

前期試験の合格発表日のこと。

 

 

 

 

あの日、「不合格」の文字を見たとき、

思っていたよりもずっと

心が揺れている自分がいました。

 

 

 

①信じていたのに、不合格だったあの日のこと。

 

その瞬間は、心の準備もできないまま

突然やってきました。

 

 

 

なぜなら、前日に中期試験を受けて

大阪から帰ってきたばかりで

翌朝すぐに前期試験の発表だったから。

 

 

 

 

緊張でお腹が痛い…

 

 

できれば見ないままでいたい…

 

 

でも、見ないと次に進めない…

 

 

 

 

そんな風にぐるぐるしながら、

長男も私も、不安と期待で

どうにかなりそうでした。

 

 

 

 

おそるおそるパソコンの画面を開く長男。

 

 

 

 

あのときの張りつめた緊張感は

今思い出しても震えます。

 

 

 

 

 

ここで結果を見たら、決まってしまう…

 

 

 

 

 

長男がこの一年、

頑張って、頑張って、

頑張って手に入れた

本命大学の受験の切符。

 

 

 

 

もしダメだったとしても、

滑り止めの私大は合格していたので

「大学生」になれることが

確定しているのだけど、

 

 

 

 

でもやっぱり、

本命の大学に行きたい。

 

 

 

 

「オレ、頑張ったよね」

「もしダメでも、大学生だよね」

 

 

 

 

緊張で押しつぶされそうな長男が

何度もそう言うので

 

 

 

そのたびに私は

「大丈夫」「あなたは頑張った!」

「私大になるにしても、立派だと思うよ!」

と言い続けました。

 

 

 

この時はまだ

合格と不合格の確率は

半々くらいだと思っていて、

 

 

 

 

「もしかしたらいけるかも!」

という期待もありました。

 

 

 

というより、

合格すると信じて

先取りで行動していたので、

 

 

 

大学を見に行ったり、

保護者説明会に参加したりして、

「4月からここに来るんだ」

という予定で準備を進めていました。

 

 

もう住むところも決めていて

大学生活をリアルに描いていました。

 

 

 

 

 

もし今、合格していたら

泣いて喜んで、

家族にもすぐ連絡して

お祭り騒ぎになるんだろうな…

 

 

 

 

そして入学準備を

この3週間で進めて

入学式はあの会場で…

 

 

 

頭の中はそんなイメージで

いっぱいでした。

 

 

 

 

「ここまで準備してきて、

ここまで一緒にやってきたんだもの。

きっと大丈夫に違いない。」

 

 

 

この一年、ずっと長男が

頑張ってきたのを知ってるし

文字通り

倒れるほどやってきたのを知ってる。

 

 

 

 

だから

「絶対大丈夫!」

だと信じていました。

 

 

 

 

 

 

そんな中、長男が意を決して

発表を見た瞬間。

 

 

 

 

結果はまさかの

 

「不合格」

 

 

 

 

 

「うそーーーーーーー!!」

 

 

 

 

叫びながら、

目のまえの机になだれ込んだ私…

 

 

 

 

しばらく固まって、

動けませんでした。

 

 

 

 

 

長男は

「そうかぁ…」と一言つぶやいて

その現実を静かに受け止めていました。

 

 

 

 

 

うそだ、うそだ…

そんなはずない…

何かの間違いだ…

 

 

 

 

 

突き付けられた現実を前に、

言葉も出ない…

 

 

 

 

 

難関大だもの…

そりゃ難しいよね…

 

 

 

そんな気持ちもありつつ、

何より

 

 

「頑張ってきた長男が報われなかったこと」

がものすごく悔しかったのです。

 

 

 

 

私は机に突っ伏したまま、

しばらく動けませんでした。

 

 

 

 

そして、

その日は何をしていても涙があふれて

止まらなくなりました。

 

 

 

 

「なんで?」「なんでなん??」

「あんなに頑張ったのに…!!」

 

 

 

現実を受け止められない自分がいました。

 

 

 

本人より母が落ち込んでいて、

本人がびっくりしているという始末…

 

 

 

 

まだ次の中期試験の結果もあるし、

まだ全部終わったわけではない。

 

 

 

 

そして、そもそも

そんなに絶望するほどの

状況ではない。

 

 

 

なのに、どう自分に言い聞かせてみても、

何も心に入ってこない。

 

 

 

 

「去年の自分よりも

何段階もレベルアップして

この大学を受験できたから、

悔いはないよ」

 

 

 

長男はショックを受けつつも、

そんな風に

気持ちを切り替えようとしていました。

 

 

 

 

 

 

 

問題は、私です。

 

 

 

 

自分が思っていたよりもずっと

ショックを受けている…

 

 

 

そして、ショックを受けている自分にも

またショックを受ける…

という負のループ。

 

 

 

そして、

「私がもっと朝早く起こしていたら良かったのに…」

「そしたら早く塾に行けたのに…」

 

という、自分責めと罪悪感。

 

 

 

 

いつもはこんなこと思わないのに、

そのときばかりは

負の感情がこれでもか!と

押し寄せてきました。

 

 

 

 

そしてこの反応って、

過去に次女や三女の障害を告知された時と

全く同じ反応だなと気づいたんです。

 

 

 

あのときもたしか、

こんな風に現実を受け止められなかったよな…

 

 

 

何をしていても涙が出てくるし、

「こうあるはずだった未来」が消えて、

不本意な別の未来を

ポン、と渡された感覚。

 

 

 

 

あのときと全然状況は違うのに、

同じような感覚になった自分がいて

完全に迷子になっていました。

 

 

 

 

あんなに「心のこと」を伝えてきたのに…

 

 

 

 

あんなに「大丈夫」って信じてたのに…

 

 

 

 

私が全然、大丈夫じゃないじゃん…

 

 

 

 

「私、今まで何を信じてきたっけ?」

 

「宇宙とか現実創造とか全部、なんだったん??」

 

 

 

 

そもそも、

私が自分を立て直せないのなら

心のこと伝える資格なんてある…??

 

 

 

 

「○○大学合格!」を目指して

今までやってきたことが

全部否定された気がして、

 

 

 

このときの私は

完全に自信を無くし、自分を見失っていました。

 

 

 

 

そもそも

「子どもを信じる」ってなんだっけ…???

 

 

 

 

これまでより深く、

「信じること」の本質に

向き合わされた瞬間でした。

 

 

 

 

そしてこの迷いの中で、

私は少しずつ、

ある感覚に気づいていきました。

 

 

 

 

そのことについては、

次の記事で書いていこうと思います。