わたしに還る6つの静けさ
〜第6章
静けさのあとに、
ふっと何もない時間が訪れる。
心も思考も、
もう動こうとしない。
ただ
どこかで小さく呼吸だけが続いている。
世界と、わたしが、
同じ呼吸をしている…… そんな感覚。
***
思えば、
すべてはこの瞬間のためだったのかもしれない。
***
理由を探していた日々も、
答えを掴もうとした夜も、
あの長い道のりは
すべてが“わたし“へと還るための循環だった。
***
静けさは終わりではない。
始まりでもない。
ただ、あらゆるものを包み込む、
“在り方そのもの“としてそこに在る。
