現役ブックライター廣田祥吾の「文章の悩み、承ります。」

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書籍専門の現役ブックライター廣田祥吾のブログです。
文章歴25年、ビジネス研修やセミナーに4年以上関わってきた経験から、プロっぽい文章が書けるコツや文章の悩みの解決、ビジネスに役立つ知識や考え方、仕事やプライベートもちょっとだけ。織り交ぜながら綴っています。

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【事務所移設のお知らせ】

 

皆さん、こんにちは。

この度、廣田は事務所を関西から東京に移しました。

 

ご報告が遅くなってごめんなさい。事後報告で申し訳ない。

事務所を東京に移すことになったのは、ある方がきっかけをくれたおかげ。

 

「機は熟したから、東京に行って勝負して来い!」

 

そんな一言で、去年の12月に東京行を決めました。

そこから数ヶ月。仕事と準備のために毎月東京に行き、少しずつ進めていきました。

 

正直、不安もありました。

「この歳で新天地か・・・・」

「うまくやっていけるのか?」

「本当に、機は熟しているのか?」

 

ワクワクと不安を行ったり来たりの数ヶ月でしたが、不思議なもので、時が経てば経つほど、準備が進めば進むほど、少しずつ感情が安定していった記憶があります。

最初に「よし、行く!」と決めたからかもしれないですね。

 

でもまぁ、来たからには後悔のないように生きてやろうと思います。

 

振り返ってみれば、12歳で文章の道で生きていくと決めたときも、サラリーマンを辞めて30歳で留学したときも、帰国して個人事業者になったときも、結局「やろうと思ったことをやらずに終わる人生は送りたくない」という気持ちで決めてきました。

だから今回も、いつも通りの廣田の選択なんだと思います。

 

ということで皆さん。

改めまして、廣田をよろしくお願いします!

 

『LA LA LAND』を観たのをきっかけに、同監督デイミアン・チャゼルの前作『セッション(本題:WHIPLASH)』を改めて観直してみました。
やっぱり面白かった! 泣くところはなかったけど!

 

ネタバレをしないように、簡単に概要だけお伝えします。

映画『セッション』。現代は『WHIPLASH(ウィップ・ラッシュ)』。
日本語で言うと「鞭打ち」ですね。鞭(=Whip)のラッシュです。

 

ある音楽学校が舞台。主人公アンドリューは、ビッグバンドジャズのクラブに入部します。
しかし、そのクラブの顧問のフィッチャー先生は、演奏に〈完璧〉を求める超絶パワハラ指導者。
ブラック企業も裸足で逃げ出す理不尽に、徐々にアンドリューは狂気の世界へ足を踏み込む……。

 

ま、こんな感じのストーリィです。
映画として間違いなく面白いので、明日にでもレンタル屋さんへ行ってみてくださいね。

 

さて、ここからが本題。

 

タイトルにもある通りなんですが、やっぱりパワハラ指導スタイルには限界があるんだと感じました。
引き続き、できるだけネタバレを避けて映画の概要をお伝えしていくと……

フィッチャー先生は〈完璧〉にこだわりすぎるあまり、クラブの生徒たちを徹底的に”指導”します。
アンドリュー君は偉大なドラマーに憧れるあまり、フィッチャー先生の”指導”に従います。

 

その結果、どうなったのか?

 

アンドリュー君は理不尽を許容するために、自らもまた理不尽な人間になっていくのです。
恋人に対して超絶上から目線の暴言を吐いたり、本当に手が血まみれになるまで練習をしたり。
その結果、彼はどんどん狂気の世界に入り込み、孤独になっていってしまいます。

 

フィッチャー先生のパワハラによって、なるほど確かにアンドリューは短期間で大きく腕を上げた。
ですが、彼は先生を憎みこそすれ、感謝することはなかった。最終的には裏切り行為に走ります。
その裏切り行為に結果的にバレてしまい、さらに彼は最悪の形で裏切られることにもなるのです。

 

まさに、憎しみの連鎖。理不尽の延長線上に待っているのは、このような悲劇なのかもしれません。
だからこそ本当に思います。パワハラ、ダメ、ゼッタイ。

 

とはいえ、誰しも現実の世界では何かしらの理不尽と遭遇しますよね。
僕もそうです。そんなときには、こう考えるようにしています。

 

「これは、自分がなってはいけない未来像である」

 

そう考えると、スッキリはしませんが、ちょっとだけ楽な気持ちになれます。
(※ちなみに本作品は、ストーリィも音楽も大変素晴らしいですよ!)

アカデミー賞受賞作で、話題の『LA LA LAND』を観て来ました!

 

どう考えても自分の好きなタイプの映画じゃなかったんですが、クリエイターたるものヒットしているものをチェックすべき使命感と、タイプじゃない分、フラットに見られる気がして、仕事終わりのレイトショーで観て来ました。

 

感想は、タイトルにあるとおり、泣いた!

観終わったあとも、この手の映画はタイプじゃないままだったけど、泣いた!

(映画の感想はここまで。ネタバレしないんで、ぜひ観に行ってください)

 

この経験から、「感動」について考えてみました。

 

人は何かに触れて感極まったとき、心が動きます。

これを「感動」と呼びます。“感”じて、心が“動”くから「感動」。

 

泣くこと、笑うこと、怒ること・・・・これらすべて、カテゴリーが違うだけで同じだと思うんです。

感情があふれ、出口を求めた結果、どのドアから出ていくかが違う・・・・みたいな。

 

今回、僕は『LA LA LAND』の、とあるシーンで泣きました。

そのとき、内側にあった感情は色々なものがない交ぜになったものでしたが、「あ、これは俺だ・・・・」と気付いてしまって、感極まったんですね。

 

逆に言うと、それ以外の泣けそうなシーンでは全くでした。

(冒頭でJ・K・シモンズが出てきたときは、出てきただけで爆笑しましたが。同監督の『セッション(WHIPLASH)』も見てたからね)

 

こういう感情が大きく動く経験、その理由を探る体験は、クリエイターには必須だと思います。

なぜなら、我々クリエイターは表現者だから。感情の起伏が激しいほうが、いいんです!

 

この歳になっても、感情の起伏の激しさと感受性の高さを確認できる、いい機会になりました。

全然映画の説明になってませんが、好みに関わらず面白い映画なんで、公開中のうちにぜひ、ご覧ください!