三人とも物事の見たい側面だけが見えており、ほかのことは眼中にない。〜ゴールだけ見て!! | 気功師から見たバレエとヒーリングのコツ~「まといのば」ブログ

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T理論完全マスタースクールだったかと思うのですが、数学者というか幾何学者というか、そういう人たちの頭の使い方を先に習得してもらったと記憶しています(違ったらすみません)。

 

数学者の頭の使い方とはこういうものです。

 

「君は13次元空間をどうやって理解するんだい」と聞き返した。数学者は「ああ、それは簡単。まず n-次元空間で一般論を作って、n に 13 を代入すればいいんだよ」と答えた。Wikipedia「数学的なジョーク」

 

それは抽象化された世界から具体へ降りていきます。具体から抽象へ上がる道はほぼ封鎖されています。

 

c.f.「君は13次元空間をどうやって理解するんだい」〜ユークリッド空間からヒルベルト空間へ?〜 2014年02月13日

 

そういえばこのブログの最初にある数学者の厳密さに関する議論もT理論完全マスタースクールでやりましたね。どの立場も重要です。

 

(引用開始)
天文学者、物理学者、そして数学者がスコットランドを走る列車に乗っている。

天文学者は窓の外を眺め、一頭の黒い羊が牧場に立っているのを見て、「なんと奇妙な。スコットランドの羊はみんな黒いのか」と言った。

すると物理学者はそれに答えて「だから君たち天文学者はいいかげんだと馬鹿にされるんだ。正しくは『スコットランドには黒い羊が少なくとも一頭いる』だろう」と言う。

しかし最後に数学者は「だから君たち物理学者はいいかげんだと馬鹿にされるんだ。正しくは『スコットランドに少なくとも一頭、少なくとも片側が黒く見える羊がいる』だ」と言った。

(引用終了)Wikipedia「数学的なジョーク」

 

*ここに4人目の生物学者が来て、「あれはヤギだ」がというのが僕も好きなオチ。

 

 

どの立場も重要です(大事なことなので繰り返しました)

 

天文学者は非常に少ないサンプルから全体を推論しなくてはいけませんし、物理学者はより厳密です(ただし宇宙にあまねく物理法則だけは通底していると信じています)。数学者は目に見えたもの(側)だけしか信じません。

 

とは言え、数学者たちですら議論は別れます。

 

見方は別れるのです。

 

 

このことに関する僕が好きなジョークがこちら。

 

c.f.三人の数学者が立方体を見せられ、これは何かと尋ねられた。 2014年07月14日

 

(引用開始)
三人の数学者が立方体を見せられ、これは何かと尋ねられた。



すると、幾何学者は「立方体です」と答え、グラフ理論学者は「一二の辺で結ばれた八つの点です」と延べ、位相幾何学者(トポロジスト)は「球です」と答えた。

このジョークは、それぞれの分野に携わる数学者の世界観を端的に表している。三人とも物事の見たい側面だけが見えており、ほかのことは眼中にない。トポロジストには、興味の対象となる物体の角度も距離も、形状の細かな特徴も目に入らないーーーというか存在しないのである。

(引用終了)(ジョージ・G・スピロー「ポアンカレ予想」p.83)

 

 

同じ図形を見せられても三人三様なのです。

 

三人とも物事の見たい側面だけが見えており、ほかのことは眼中にない。」とはバッサリですね。

 

そして具体例はもっと明瞭です。

 

トポロジストには、興味の対象となる物体の角度も距離も、形状の細かな特徴も目に入らないーーーというか存在しないのである。

 

目に入らない、、、というか存在しない、、、。

 

これが数学的思考です。

 

観たい側面だけ観ます。

(ちなみにこれはネガティブな印象はありません。僕らはゴールに関係するものしか見えず、ゴールに関係するものしか見なくて良いのです。その意味で同相です)

 

ですから、少なくとも数学者もまた一枚岩ではありえないのです。

(とは言え、その視点での論理は一貫しています)

 

余談ながら、ネッカーの立方体であれば、立方体として見たとしても2つの見方があります。

数学者の中でも「場合分け」はどんどん広がりますね。

左下が飛び出して見えるのか、右上が飛び出して見えるのかは、視点に応じて変わります!

 

 

そして、本題ですが、「君は13次元空間をどうやって理解するんだい」に対する数学者の返答です。

 

(引用開始)
ある数学者とその親友である技術者は13次元空間の幾何学に関する公開講義に参加した。講義の後で「13次元はどうだったかね」と数学者が訊ねると、技術者は「ああなんだか眩暈がしてきちゃったよ」と告白し、「君は13次元空間をどうやって理解するんだい」と聞き返した。数学者は「ああ、それは簡単。まず n-次元空間で一般論を作って、n に 13 を代入すればいいんだよ」と答えた。
(引用終了)Wikipedia「数学的なジョーク」

 

「ああ、それは簡単」に僕はDr.Tを重ね合わせてしまうのですが、、、それはさておき面白い見解です。

 

そして、このまず n-次元空間で一般論を作って、n に 13 を代入すればいいんだよ」を実際にやったのがT理論完全マスタースクールでした。

 

超次元とも呼ばれる高次元空間をイメージするのは基本的には不可能なので、まずはn次元空間を考えることです。そうすると高次元空間もイメージできます。

 

と、ここで終わりにしても良いのですが、雲をつかむような話になってしまうので、簡単なヒントを。コツは低次元で徹底的に考えること、です。

 

すなわち、0次元(点)、1次元(線)、2次元(面)、3次元(立体)を繰り返し頭の中で往復させることです。そうすると次元ということが見えてきます。

 

スクールでやった具体例の一つが、たしかセンチメートル、平方センチメートル、立方センチメートルなどでした。cm、cm²、cm³です。

1つ目のcmには、1乗が隠れています。cm¹ですね。

これで面積や体積を考えるとスッキリします。

 

そしていつも(自分の脳に)ちらつかせたいのはDimension(次元)とは何か、次元が上がるとは、次元が下がるとはということです(たとえば可哀想な2次元のアリのことを考えたりして)。

 

数学とは学校でやっていた「数学」とは似ても似つかないものとは数学者の見解です。

 

*Wired『数学者だけど質問ある?』

これは以前もちらっと紹介しましたが、「ホワイトボード??」という人。

数学者がホワイトボードの前でワイワイ討論しているイメージがあると言われて、「ホワイトボード?」と答えていました。数学者はブラックボード(黒板)を使う、と(それも日本製のチョークが最高!って)。

 

 

たとえば、Ray式「はじめての気功」で紹介したアインシュタインの言葉は、かつて「内なる覚醒」スクール等で繰り返し引いていたものでした。

 

もし、ある問題を解決するのに1時間しかなかったら 

その解決策に私の人生がかかっているとしたら 

私なら最初の55分間は 

どのような質問をすればよいかを考える、 

というのも、適切な質問が分かれば、

5分もかからずに問題を解決することができるからです。

 

今日、世界に存在する問題は 

それを作り出した思考レベルでは解決できない(アインシュタイン)

 

If I had an hour to solve a problem 

and my life depended on the solution, 

I would spend the first 55 minutes 

determining the proper question to ask, 

for once I know the proper question, 

I could solve the problem in less than five minutes.

 

The problems that exist in the world today 

cannot be solved by the level of thinking that created them.

‐Albert Einstein‐

 

 

ここで言う「適切な質問」が高次元にかける橋なのです。

 

2次元なら2次元空間で這いずり回って解決しようとしているアリが、次元の階段を3次元方向に登るようなものです。その階段を「the proper question to ask」と言い、それを見つけることを「determining the proper question to ask, 」と言っています。

自分たちの世界を超えて、あらぬ方向にニョキニョキと伸びている次元を見つけることが大事です。

それ以外に解決する方法はないのです。

 

2次元のアリが2次元空間だけで解決しようとすることに対して、

 

The problems that exist in the world today 

cannot be solved by the level of thinking that created them.

(今日、世界に存在する問題は 

それを作り出した思考レベルでは解決できない)

 

と言います。

 

その次元を超えよ、と。

 

Level of thinkingとは、Level of Abstraction(抽象度)を思わせます。

 

 

以下、蛇足です!!(というか、本来書こうと思っていたことを圧縮してまとめました)

 

というわけで、これらを枕にして、ファンクショナリズムの説明をしつつ、ガリレオ・ガリレイが「それでも地球は回っている」と言ったけど、僕らはどこかでまだ天動説を信じすぎなのでは(「それでも地球は止まっているし、むしろ太陽が地球のまわりを回っているし、むしろ世界の中心に私がいる」という仮説を信じすぎだということです。より正確には物理宇宙の中に情報宇宙が含まれていると無邪気に信じている)、、、という話をして、「僕らは新たなパラダイムシフトを理解することはできない、できるのは慣れることのみ」とファインマン先生のようなことを語りながら、今日お会いした受講生から「エブエブ」と「アップロード」を観ていると聴いて、とても僕が喜んだという話をしようと思っていました。

というのも、ある時代に生まれ落ちた以上はある時代特有のパラダイムを僕らは身に帯びてしまいます。それ以外の情報はシャットアウトしてしまうのが、スコトーマの原理です。

だからこそ、「科学は葬式の数だけ進歩する」などと言われるのです。

僕ら個人においても同じです。

それに抗う方法は「慣れ」です。慣れ続けることで、不可能だったパラダイムシフトが腑に落ちはじめるのです、、、という記事を書く予定でした。

すなわち、「アップロード」や「エブエブ」を観ることで、我々は強烈に次のパラダイムに「慣れる」ことが可能になるのです。

 

 

 

あ、ファンクショナリズムと言えば、Ray式「はじめての気功」で僕が担当箇所だったけど、説明を忘れたパートがありました。MIT認知科学大事典の「心理学」の項目の解説です。とは言え、それを見事に説明した過去記事がありますので、紹介します!

読解方法も身につきます!(多分)

c.f.心理学の定義から観る「かきつばた」と江戸川コナン 〜「大事なこと」は何度でも繰り返す〜 2014年05月18日

 

 

メンバーさんから連絡をいただいて知ることができました。

整体部門で1位と3位をいただきました。

いつも読んでくださる皆様のおかげです。ありがとうございます!!

c.f.裏T理論概論から、ゴーラクシャ、憑かれの科学、卓越性とブランディング、人工知能は人間になる?まで 2023年06月03日 テーマ:講座案内 公式ジャンル記事ランキング:整体・リラクゼーション1位

c.f.私はただ、自分の中で聴こえている音楽をできるだけ自然に紙の上に書きつけるだけです(ラフマニノフ) 2023年06月04日NEW ! テーマ:講座案内 公式ジャンル記事ランキング:整体・リラクゼーション3位

 

ちなみにRayさんもランクイン!

c.f.「合間合間の相槌がとてもテンポも音の大きさも良くて、先生との空気感のやり取りがあたかもその場に」 2023-06-03 テーマ:Rayスクール・Ray式 公式ジャンル記事ランキング:整体・リラクゼーション13位