スフィンクスの謎を解いたことで有名なオイディプスは、父を殺し、母と交わり、異父兄弟を自らの子供としたことを知り得なかったことに絶望し、自分の目を突きます。
*オイディプスとスフィンクス
見るべきものが見えず、見えなくて良いものを見た目を永遠の闇に突き落としたのです。
c.f.いまよりのち、お前たちは暗闇の中にあれ!もう誰の姿も見てはならぬ。 2014年01月02日
奥様であり、実の母親は先に自害して果てており、その姿を見たオイディプス王は、后(きさき)のつけていたアクセサリーを手にすると、それで自らの目を突きます。
長いですが、ソポクレスの「オイディプス王」からそのシーンを引用します。
(引用再開)
--そして、ああ、そこにわたしたちの目にしたのは、編まれた縄を首にからみ、宙に吊られたまま、なお揺れているお妃さまの姿だったのです。 そのお姿を目にされるや、いたましくも王は、獣(けもの)のようなおそろしい叫び声 をあげて、妃の首にかかっている紐を、ほどいておやりになりました。それから、不幸なお妃の亡骸(なきがら)が床に横たえられたとき、つづいて起った光景は、まことに目を掩わしめるほどのむごたらしいものでありました。すなわちあのかたは、妃の上衣を飾っていた、黄金づくりの留め金を引き抜くなり、高くそれをふりかざして、御自分の両の目ふかく、真っ向から突き刺されたのです。こう叫びながら。--もはやお前たちは、この身にふりかかってきた数々の禍も、おれがみずから犯してきたもろもろの罪業も見てくれるな!いまよりのち、お前たちは暗闇の中にあれ!目にはしてはならぬ人を見、知りたいとねがっていた人を見分けることのできなかったお前たちは、もう誰の姿も見てはならぬ。
(ソポクレス 藤沢令夫訳 岩波文庫オイディプス王 pp.94-97 1967年)
(引用終了)
さて、ここで問題です。
「いまよりのち、お前たちは暗闇の中にあれ!」とありますが、ここで言う「お前たち」とは誰のことでしょう。複数形であることに留意して、回答の根拠を示した上で、答えなさいw。
いや、これは別に冗談のようなもので、皆さんには簡単すぎる問題でしょう。
ただ、ポイントは「回答の根拠を示した上で」の部分です。
ブログでも、スクールでも繰り返し書いているつもりなのですが、いまだに回答だけ書いてくる猛者がいます。いや、回答するだけ、素晴らしいのですが!
でも、実際は根拠が大切であり、構造が取れているかが重要なのです。
「止まった時計でも、日に2度は正しい時を刻む」と言っているつもりなのですが、おそらくその部分は読解できていないのでしょう。
c.f.すると突然、想い出が私に立ちあらわれた。その味覚は、マドレーヌの小さなかけらの味で(プルースト) 2021年04月20日
で、逆に響いている方には非常に強く響いているようで、嬉しい限りです。
その痛烈なショックからしか成長はありえません。
お手々つないで仲良くなど、ありえないのです。どこまでも自分との闘いです。
c.f.お手々をつないで小道を歩いていたら、まずその手をふりほどくことから始める 2013年02月02日
でも、ギルドの仲では切磋琢磨しつつも、仲良くしています。それが有効だからです。
ショックを受けて、ひどく心に響いた人の中には、今まで文字を読んできた目を突き刺したくなる人も多いでしょう。
いまよりのち、お前たちは暗闇の中にあれ!目にはしてはならぬ人を見、知りたいとねがっていた人を見分けることのできなかったお前たちは、もう誰の姿も見てはならぬ。(『オイディプス王』)
と呪いの言葉を吐きながら、突き刺したくなるのではないかと思います。
その激しさが大事です。
でも、目は大事にしてください。
悪いのは目ではなく、耳と耳の間の臓器ですので。
こんなフィードバックを頂きました!
非常に良いフィードバックです。
真摯に自分と向き合っている方は、チャンスを最大限に活かすことができます。
(引用開始)
今日のブログで初めて又吉氏の動画を知ったのですが、かなり衝撃を受けました。内容の面白さは勿論なのですが、文章との向き合い方というか、如何に自分が文章を軽んじていたかを痛感しました。
題材の文章に目を通した際、何処にも全く関心を払っていなかったようで(でも自分は読めていると思って)、解説されて初めて其処に在る単語や構成に気付く有様でした。
動画の内容どころではない己の読解力の程度…イヤ読んでない、文字の羅列をなぞっただけ…
学生時代、自分は割と現代文出来た筈…とかド偉い勘違いというか思い込みがあったのか、文章を読み解く事自体を甘く見ていたようです。
先生からオススメされている書籍を手に取るものの、「読了した」ことで「読解した」と思っていたようで、そりゃ腑に落ちない筈だし知識も浅いわと改めてショックです。浅いから知識同士の紐付けが出来ず、ネットワーク構築が脆いんでしょうね。荒い網の目にくっついてるのはジャンクなモノばかりな気がします。
同様に、もれなく拝読している筈の先生のブログ、受講したセミナーも取りこぼしたものが相当有ると思います。多分其れが肝とかポイントとか重要なモノとか絶対外したらダメなヤツ…もう何というか…これまで何してたんでしょうねホント…
だから(と言うのもアレですが)Echoに非常に苦手意識が強く、音を響かせるどころか只流してしまうだけでした。思い返せばクライアントの話も割と表面をなぞるだけ、言葉其の儘を受け取り、当人のバックグラウンドや気質、状態迄ちゃんと読もうとしてたかと言うと全然出来て無かったです。
私の言語能力め…(そもそも其れは有った?のか????)
自身の状況が足踏み状態なのに甘んじてる所為か、単調な生活の侭、身体も脳みその使い方も適当にしている事に漸く怖くなりました。自分ではやってると思っていた勉強も果たして身になっているのか相当怪しいです。
恐怖心を持ちながら少しずつでも今までスルーしてしまった色々を改めてひとつずつ消化し、鍛え直したいなと思います。
見えない・聞こえないから謎にもなり得ないとか、ちょっと考えたく無いくらい前提から大問題だったと気付けただけラッキーとして(割とショックが大きくて白目剥きそうですが)、謎解きのレベル迄いけるようにちまちまやっていこうと思います。
近況報告というか、なんちゃってな内容で失礼しました。
イイ刺激をありがとうございました。(引用終了)
この方も書いているように(逆説的な書き方でしたが)、文章を読み解くことを重視すると、全く別な世界が拓(ひら)けてきます。
そのときに、プルーストの言う「神秘とは、新しい土地へ行くことではない。新しい眼差しで見つめるということである」が見えてくるのではないかと思います。
c.f.「密教とは、新たな書物を紐解くことではない、新たな目で世界を観ることである」 2015年08月24日
そのカラクリが知りたいという人は、ラカンに習ってください。
(引用開始)
人間と記号表現の関係において(この場合は釈義の手続きにおいてだが)、少しでも変更をほどこせば、人間の存在様態をつなぎとめる路線が修正されることになって、歴史の全行程が変わってしまうのである。
(引用終了)
c.f.人間と記号表現の関係において、少しでも変更をほどこせば、、歴史の全行程が変わってしまう(ラカン) 2015年04月20日
「え、これって本当のことだったんですね」というようなフィードバック歓迎です(笑)。
まあ、それはさておき。
読解力とか、言語能力と読んでいるところの「文字を読む」能力は、そのままコーチングの力や、メンタリングの実力、はたまた気功整体や、オイルトリートメントにも効いてきます。
これは何というか体験した人にしか分からない部分があるので、コーチングやメンタリングならまだしも、気功整体やオイルトリートメントに関して言えば「そんな荒唐無稽な!」と思われる方も多いでしょう。それそれで、そう思っておいていただいて大丈夫です。
グラマーとグリモワールに関して言えば、Wikipediaにこんな記述がありました。
(引用開始)
グリモワール(grimoire)という言葉の由来については「文法(書)」を意味するフランス語の grammaire から派生したとの説が有力である。フランスではかつて grammaire はラテン語で書かれた書物を指した。中世ヨーロッパで「文法」(grammatica)といえばラテン語の文法や教養を意味したが、一般の人々にとってラテン語は聖職者などの限られた人だけが読める“ちんぷんかんぷん”なものであった。民衆の中でしばしば「文法」と「魔法」が関連付けられたであろうことは、イギリスで grammar の異形 gramarye が「魔法」の意味で用いられたという事実からも窺知される。(引用終了)
*グラマーが我々を解放してくれる鍵の一つかもしれません。
気功整体もオイルトリートメントも相手の身体を読み、そして情報場を読む作業であり、その呪言的作業の土台となるのはどこまでも読解力なのです。
又吉さんのような能力はまたその先です。
彼もまた基本的な読解力は十全に身に着けた上で、天界の遊びを垣間見せてくれているのです。
シンプルに言えば、簡単な小学生レベルの読解力を身につければ、仕事もプライベートも、コミュニケーションも気功も圧倒的な力がつくということです。
逆に今までどうやってやってきたんだろうと思うこと請け合いですw
楽しい世界が広がります!
というわけで、メンター養成BootCampが5月からスタートです!
お楽しみに!!!
【メンター養成BootCamp 〜混迷の時代に必要とされる羅針盤たれ〜】
【期間】 2021年5月から11月を予定!(初回は5/16(日)13時〜16時)
【概要】 毎月講習会開催(Zoomによるライブ受講、ビデオ教材によるヴァーチャル受講も可能)
【受講料】 通常コース:30万円(毎月1回、計6回のメンターBootCamp講習会)
プラチナコース:90万円(通常コースの講習会に加えて6回のマンツーマンBootCampセッション)
【受講資格】 2021年4月開催のシン・メンター養成スクール受講生(ヴァーチャル受講生も可)
【持ち物】 ノートとペンと情熱、あと宿題を解いてくることとゴールを忘れずに!
【お申し込み】お申し込みはこちらから。
【ヴァーチャル受講:シン・メンター養成スクール 〜混迷の時代に必要とされる羅針盤たれ〜】(期間限定で再販売、5月10日まで!)
【日時】&【時間】&【場所】いつでも、どこでも、どんなデバイスでも(ネット接続があれば)
【受講料】 230,000円(銀行振込もしくはPayPal決済)
【受講資格】 「まといのば」のセミナー受講生、メンター生・修了生
【持ち物】 情熱とゴールと筆記用具、動きやすい服装
【お申し込み】お申し込みはこちら!!
【特典】メンター養成BootCampへの受講資格
そして今週末(今月末)はパンデミックセミナーです!!
かなり面白いと思います!!!
アディトレの前哨戦としても楽しめます!!
【まといのば講座『パンデミックの不都合な真実〜本当の恐怖はこれから?!〜』】
【日時】 4月30日(金)19:00~22:00
【場所】 四ツ谷のセミナールーム(丸ノ内線四谷三丁目駅、都営新宿線曙橋駅が最寄り)
【受講料】 30,000円(PayPal決済可能です。請求先アドレスを記載してください)
【受講資格】 「まといのば」スクール修了生、OnLine MenTor受講生・修了生
【持ち物】 情熱とゴールと筆記用具
【お申し込み】お申し込みはこちらから!!
(Zoomによるライブ受講、そしてビデオ教材によるヴァーチャル受講も可能です!ヴァーチャルの方で希望者には遠隔伝授をします)。
【シン・アディトレマスター養成スクール 〜時空超えて生命に回帰する〜】
【日時】 5月22日(土)13:00〜18:00
5月23日(日)13:00〜18:00
【場所】 四ツ谷のセミナールーム(丸ノ内線四谷三丁目駅、都営新宿線曙橋駅が最寄り)
【受講料】 230,000円(PayPal決済可能です。請求先アドレスを記載してください)
*Zoomによるライブ受講あります!!
*動画教材(当初はZoom版、その後高画質版)によるヴァーチャル受講もあります!
【受講資格】 「まといのば」のセミナー受講生、メンター生・修了生
【持ち物】 情熱とゴールと筆記用具、動きやすい服装
【お申し込み】お申し込みはこちら!!
(↑Coubic)







