保守派はしばしばリベラルを「うさん臭い」と批判するが、彼らはほんとうに臭いと感じているかも | 気功師から見たバレエとヒーリングのコツ~「まといのば」ブログ

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刑事ドラマなどで、刑事(デカ)が「この事件(ヤマ)はなんか匂うんだよな」などと言ったりします。

デカの勘というやつですね。

 

デカの勘とは、長年の刑事生活で培ってきた経験と直観の賜物(たまもの)でしょう。

 

我々の用語で言えば、気感です。

 

気感??

 

そう、気感です。

 

 

そもそも気功とは「共感覚による内部表現の書き換え」です。

情報という無味無臭で実体が無いものをあたかも存在するかのように感じて、操作して書き換えるのが気功のお仕事です。

 

無味無臭なものに味や臭いを感じることを「共感覚」と言います。

いや、そもそもは共感覚というのは光を音として認識したり、音を光として感じる特殊な能力のことです。そこに情報を五感にマッピングするという新しい能力が加わったイメージですね。

それをざっくりとした表現で気感と言っています。

気感はその意味で超越的な第六感ではなく、五感に共感覚化したものです(そして誰もが持っているものです)。

 

そもそも情報は手触りもなく、味も匂いも、重さもありません。

いや、そもそも味や匂いや重さや形というのは物理のものに対する感覚です。

その物理的な存在に対する感覚を用いて、情報を感じるのが気功における共感覚です。

 

「それって本来の意味での五感の使い方じゃない!」という反論がありそうですが、我々は長い長い時間の中で「『本来の意味』って何それ?美味しいの?」と言わんばかりに進化してきました。

もし本来の意味にこだわるのであれば、羽では空を飛べず(光に当たるためだけに広げたものなので)肺では息をできず(そもそも浮袋ですし)、手でものはつかめません(四足で歩くためのものです)。

 

利己的な遺伝子のリチャード・ドーキンスの好敵手(ライバル)であったグールドの提唱したスパンドレルです。スパンドレルとはゴシック建築の天井を支えるアーチ状の三角形の部分のことです。もともとは天井を支えるための構造物だったものが、そこに彫刻を掘るようになったりして、別な機能を持つようになったのが、進化論で言われるスパンドレルです。

 

*グルードが1979年に書いた論文のタイトルでもあるサンマルコ大聖堂のスパンドレル。

「サンマルコ大聖堂のスパンドレルとパングロス風パラダイム」(Stephen Jay Gould)

*僕もベネツィアのサンマルコ大聖堂には行ったのですが、全く記憶にないですw

 

 

ですので、その意味では共感覚もまた立派な感覚なのです(*^^*)

 

余談ながら、進化という考え方は非常に重要で、たとえば数学の歴史を振り返ってみても、最初の役割とは全く違う使われ方をしている道具がたくさんあります。それをもともとの本来の意味なるものに、原理主義的にこだわっていては、シーラカンスになってしまいます。

 

物理学も同様ですし、言葉も同じです。言葉はツールなので、使われる中でどんどん形を変えていきます。使われる頻度が高いものは原型(原形)をとどめていませんw(たとえばBe動詞)。

 

 

情報空間というのは、物理空間に生息する我々にとって鏡の国のようなものです。

すべてがそっくりなのに、何もかもがあべこべに感じます。

 

物理空間と情報空間を隔てている薄い一枚の鏡、これを溶かしてしまえば、我々は物理空間も情報空間も自由に行き来できます。

 

その鍵となるのが、、、、、うーん、一言で言うのは難しいですね。

まあ、そもそもその鍵を手にするための加速学習をヒーラー養成スクールで行います。

逆にそれを手にしない限りは、情報空間を自由に行き来し、自由に書き換えができないのです。

 

無理矢理に平たく言うならば、プロスペクト理論です。

 

たとえば、「私たちに対する温かい気持ちを相手に抱かせたかったら、温かい飲み物を手渡しましょう。」ということになります。

 

 

 

ここでのポイントは「温かい気持ち」の「温かい」は温度の意味での温かいと重なっているということです。我々は気持ちが温かいと言うと、比喩だと感じていますが、脳や無意識はむしろそう考えていない可能性があります。同じものとして処理しているのです。

意識があえて分けて理解しようとしているだけで、情報処理のレベルでは統一されているのです。

 

同じような実験として、「情報の重み」というワークをスクールでは行いました。

 

ペアになって相手を持ち上げようとします。

何もしないで持ち上げるときを基準とすると、足裏に意識を置いたときと、頭に手を置いたとき(頭に意識を置いたとき)では重さが全然違います。

赤ん坊が抱かれたくないときに子泣き爺のように重くなるのもこの気功を無意識に使っているのです。

これが情報の重みです。

意識次第で相手が感じる重さを自在に変えることができるのです。

 

そもそも我々は物理と混同して(共感覚として)、情報も五感ですでに感じているのです(そうは思えないだけです)。

 

 

 

 

もちろん匂いも同じです。

 

保守派はしばしばリベラルを「うさん臭い」と批判するが、彼らはほんとうに臭いと感じているかもしれないのだ。(橘玲『朝日ぎらい よりよい世界のためのリベラル進化論』朝日選書)

 

ブラウン大学のローズ・マクダーモット達は、匂いと政治イデオロギーの関係を研究し、被験者が会ったこともない相手の「イデオロギーの匂い」を嗅ぎ分けたことを示しました。
 

そもそも同部屋の女性の生理周期の同調の原因を探った結果が脇の下のニオイ物質であり、人間におけるフェロモンの研究の嚆矢(こうし)でした。

 

免疫の多様性を確保するために、匂いで相手を判別することは良く知られています。

匂いによって、自分と違った免疫を持つ人を選び、惹かれるのです。

キスは常在菌叢の交換によって、相手の持つマイクロバイオームを無意識にチェックする作業です。

 

とすると、「お父さん、臭い」と年頃の娘が言うのは、近親相姦のタブーを本能で制御すると同時に、似た免疫の男性から離れるためでしょう。

 

 

そして面白いことにというか、不都合なことに、ピルを飲むとこの機能が壊れるようです。むしろ同じ免疫の人に惹かれるようです(当然と言えば当然です。ピルは擬似妊娠なので、家族に守られたいと生存本能は考えるでしょう。同じ免疫の人に囲まれたいと思うのです)

そうすると、結婚して、子供をつくろうと思ってから、ピルを止めると、自分が好きだと思っていた相手は似た免疫の人であったことに気付くのです。これは意外と深刻な副作用です。

 

視覚も聴覚も嗅覚も味覚も触覚も同じです。

我々は情報に左右されやすく、情報を感じやすくなっています。それもあたかも物理的に感じているかのように感じています。

 

そのことに自覚的になることで、情報空間を操作しやすくなります。

 

物理空間と情報空間を隔てている薄い一枚の壁、いや鏡を溶かしてしまえば、我々は物理空間も情報空間も自由に行き来できそうです。

 

そのためには科学がここでも役に立つのです。

というか、我々が情報的身体を大きくしようと思ったら、ニュートンではないですが、巨人の肩に乗るしかなく、そしてその巨人とは科学のことでしかないのです。

 

If I have seen further it is by standing on ye sholders of Giants.

(私がかなたを見渡せたのだとしたら、それはひとえに巨人の肩の上に乗っていたからです)

*1676年にニュートンがロバート・フックにあてた手紙の一節です。一説によれば、背の低かったライバルのフックに対する当てつけだとも言われています。Giantsと複数形になっているところがポイントです(日本語には区別が無いので)。巨人達の肩の上に乗りたいのです!

 

 

【書籍紹介】

 

 

 

 

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