結婚教育の棚橋美枝子です。
今日は、ひとつのケースストーリーから考えてみましょう。
舅の介護先に数日出かけていたあなたは、あとから帰ってきた夫に話しかけました。
「なんだか、お父さんの介護で疲れてさー。ホントはもっと頑張ってあげたいんだけど、疲れちゃって・・・」
心情を彼女は伝えました。
あっさりと話すつもりではいるのですが、更にグチグチぐちぐちと話したくなりました。
最初は「悪いなあ~むりすんなよ。感謝してるよ~」なんてパートナーが気分よく言っていたので、そのあたりで終わらせればよかったのですが、そこで更に深追いをしてしまいました。
さりとて、仲のよくない親子だったりするのも知ってるくせに、「ホント、あなたってお父さんそっくりよねええ~。あんなふうにならないか心配しちゃうわ」なんていう一言から、パートナーが、ブチ切れて、「お前に何がわかるんだ!!!」と、やいやいの言い合いが始まりました。
「何も俺が頼んだわけじゃない!そこを気分よく行ってくれてると感謝してたのに、そんな気分を害して帰ってくるなら最初からやめておけばいいんだ。」
そこから、夫ももう一歩も引きません。
「だいたい君は、いつも不満そう、不安そう、いったい何が幸せなのか皆目感じられないんだよ」
彼女も黙ってはいません。
次なる戦法は「わたしはあなたのことを思ってるのよ。なぜわからないの?」「卑屈になりすぎじゃない?あなたのためにがんばってるのに」「お父さんとあなたには仲良くしてほしいと思ってるのよ」と涙で感情攻撃・・・
そこで夫はまたまた大きく反転攻勢!!
「お前は何をわかって言ってるんだ!介入しすぎなんだ!俺とオヤジの関係性について何がお前にわかるんだ!いつもわかったような気になって!」と完全にキレました。
そこでよくある決め台詞!!「あなたのストレス、わたしたちにぶつけないでよ!!(このときはなぜかさっきまでメンドクサイ介護でうんざりしてたはずなのに、舅と妻は「わたしたち」になっている(^_^;))」
このストーリー、想像つきますか?
ストレスが溜まっていたのは一体誰なのでしょうか。
「ストレスぶつけないでよ!!」その言葉を聞いた瞬間に夫は妻に離婚を要求しました。
「あなたとは話にならない。君の顔をみたくない!」
出て行った夫はメールも電話も着信拒否にしています。
なぜ夫はそこまで切れたのでしょう。ストレスが本当はたまっていたのでしょうか。
