今日は、ある事例をご紹介したいと思います。
遠距離に暮らす彼との電話。
楽しい電話を終え、電話を切るその時の
じゃあね
うんまた
最後の言葉を交わし、電話が切るまでのほんの一瞬、数秒のカチッと電話が切れる瞬間のその数秒で、「自分たちは終わってるのかもしれないな」と感じたというのです。何があったのでしょう。
「俺は変わってないし変わらない。俺はお前が俺を好きだと言えばズッとこのままだし、お前が別れると言えば、いつでも別れることは可能だ」
彼女を愛していないわけではない。情もあれば思いもある。
要は、その受け身のスタイルが彼の愛し方というより彼の生き方なのでしょう。
「おそらく、彼は浮気もしない、彼は私を裏切りはしないでしょう。私が裏切らない限り。しかし、彼は自分を愛してる。彼は私じゃなくてもよいのかもしれないな。」
そんな彼女の思いに共感した記憶があります。
さて、一体、この電話を切る瞬間に何があったのでしょう。
「キャッキャと笑って話したけど、最後の言葉から電話がカチッと切れる瞬間のその一瞬に、彼の「はー」というため息にまでいかないため息が聞こえたんです。」
その夜、同窓会に出ていた彼に、彼女は「浮気でもしてきたんじゃないの?」と笑って話したネタを覚えていると話しました。
「あなた、カッコいいから」
「フツーのおじさんでしょ。あなただけだよ。そんなこと言ってるの」
なんて、楽しく笑って話したつもりだったけど、実のところ、彼はめんどくさかったのかもしれません。
「でも、めんどくさいなら、めんどくさいなあと言ってもらったほうが、まだマシだった」と彼女は話します。
じゃあまたねと会話が終わった瞬間に聞こえた「はー」は言葉にこそ出してはいないけど
「はー疲れた」とも「はーめんどくさ」とも「はーうっとおしい」とも聞こえたというのです。
その日から彼女は、自分とうまく付き合おうとしていると彼との間にビミョーな溝が出来たと言います。
彼は私との関係を心から大切なものとはしていないという思いに鍵穴があってしまったと。
皆様は、このお話を読まれてどう考えられましたか。
単なる彼女の思い過ごしなのでしょうか。
単なる彼女の考えすぎなのでしょうか。
彼は疲れてるのに彼女の対応をきちんとした、この感情は、彼女のわがままなのでしょうか。
夫婦や男女は、言葉だけではなく五感で感じ合うことが多いのだと思います。
顔が見えないから、声だけだから感じとられるものがある。
色々な角度からお考えいただきたいと思います。
