新型コロナウイルス感染症の漢方治療の情報を、白川病院理事長野尻眞先生のご許可を得てシェアさせて頂きます。 これは、野尻先生が第36回保団連医療研究フォーラムの発表抄録集に投稿された内容です。
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十味敗毒湯は200年以上前に創薬された経緯を考えておりましたが、たまたま札幌にある華岡青洲記念病院院長に、十味敗毒湯の著効を申しましたら、清州先生の記録本をお送り戴き改めて何のために創り、どう利用されたか思い至りました。
① 進行乳癌の治療内服薬として創られ、10種類の生薬のカクテル薬です。乳癌そのものが遅発ウイルス感染症の可能性を考えると十味敗毒湯がウイルスに効く成分を含んでいると考えられる。従って、新型コロナウイルスにも効いているのではないかと推測しています。
② 現代西洋医学的適応症があまりにも狭小化されているかに気付きます。
漢方コラージュ代官山漢方研究会 コラージ 戸田一成先生のコラム 「ニキビの漢方治療:十味敗毒湯の疑問?」 https://www.kampo-collage.com/2021/01/23/3469/
③ 当院で職員がヘルペスによる無菌性髄膜炎と脳神経外科の専門医に言われ、頭痛薬を内服したが、無効で本人の希望で十味敗毒湯を所望され1週間処方したら3日で激痛がさっぱり取れ、感謝されました。そのことから、ウイルス疾患に有効と考えています。
④ 現代医学において、難病と言われている疾患に応用が利く薬ではないかと考えています。西洋医学の治療体系の見直しが必要になるかもしれません。
⑤ 新型コロナウイルス感染症が終息しない中で、発熱してPCR(+)と言われたら、直ちに、2~3日試してみる価値があります。安全性と安価である事が強みです。自宅待機という医療放棄をされた不安な患者さんに、どれだけ役立つか考えると1日も早く、保険適用を強く望みます。全国の医師・薬剤師が多くの症例を集めて、発表出来ると良いと思います。
⑥ 新型コロナワクチン接種後の頭痛・発熱に著効します。 以上長文となりましたが、岐阜で地域臨床をする中で気付いたことです。 今更ながら、清州先生の乳癌にかけられた情熱に感銘を受けております。「内外合一」の理論の実践で21世紀の新型コロナに有効な薬として取り上げられ、世界に発信するべき薬です。
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〒509-1106 岐阜県加茂郡白川町坂ノ東5770 医療法人白水会 白川病院 理事長・院長 野尻眞
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以下は、この情報を石川に届けて下さった、春田 博之先生のコメントです。 私自身(春田)はツムラの十味敗毒湯がボクソクを使用しており、サイトカインストームを抑止してくれる可能性が高いと考えています。他のメーカーはボクソクではなく桜皮を使っています。 私は荊芥連翹湯とツムラ十味敗毒湯を使って治療しています。
https://irosinri.blogspot.com/2021/09/blog-post.html
漢方を中心として、在宅電話再診で6名ですが、コロナ患者さんを治せました。漢方かなり有益だと思います。 野尻先生の治療実践は本物だと実感しています。患者さんの症状の改善が明らかに違います。


