皆さんこんばんは。クリニック光のいずみ院長、自然療法医の石川眞樹夫です。世界と未来に幸せと笑顔を増やすこと。子ども達のすべての苦しみを取り除くことが私の使命です。
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乳幼児のアトピー性皮膚炎、気管支喘息、花粉症など、アレルギー疾患の増加はこの20年来とどまるところを知らないほどですが、特にアトピー性皮膚炎の治療を受けているお子さんについては、親御さんが、皮膚炎の改善プロセスを知らないと、子ども達が皮膚を引っ搔く様子や皮膚がただれて出血する様子などに気持ちが萎えてしまい、つい過剰にステロイド軟膏に頼ってしまうことがしばしばです。
ステロイドの問題は、その依存性にあります。ステロイド軟膏に依存してしまうとそれが無いと正常な皮膚を維持出来なくなります。強いステロイド軟膏を使用すれば、子ども達は自分の身体でステロイドを作る能力が無くなり、依存になってしまうのです。
子ども達が痒がって眠れない事や、皮膚を掻き壊して下着や洋服が血まみれになることは、親としてとても心の痛むことで、それを見ても何もしてはいけないとは言いません。ただ、西洋医学の対症療法薬であるステロイド軟膏だけに頼ったり、プロトピック軟膏だけに頼ったりしていては、子ども達のアレルギー体質を根本的に克服することも、子ども達の身体にすでに蓄積されている胎毒(母の胎内で受け取った毒素)を出し切ることも困難になりますので、対症療法を行う場合も必要最低限にしながら、バッチフラワーレメディの植物クリーム(ネルソンバッチ社のレスキュークリームや、ヒーリングハーブ社のクラッシックファイブフラワークリームなど)を併用して、ステロイドのリバウンドを防ぎながら、子ども達の皮膚が根本的に再生するまで、忍耐をもって支援してあげてほしいのです。そこで、子ども達の皮膚炎が改善するプロセスを親御さんが理解しているといないとでは、見守る立場の親の気持ちが全く違ってくるので、今日の記事をお書きしています。
皮膚炎の多くは、最初は顔面頭部の乳児湿疹のような状態からはじまり、身体に広がって、最後に四肢の身体よりの部分から手首、足首のほうに移動して抜けて行きます。このアトピー性皮膚炎の回復プロセスは、ちょうどホメオパシーの世界で「ヘリングの治癒の法則」として知られているプロセスの2番から4番までほぼ同じです。
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「ヘリングの治癒の法則」
1.現れたときとは逆の順序で治癒が進む。
2.中枢から末梢へ治癒が進む。
3.重要な臓器から、比較的そうでない臓器へ治癒が進む。
4.精神から身体へ治癒が進む。
5.上から下へ治癒が進む。
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この法則の1番から5番は原則として成人の治癒に当てはまるものと推測され、乳幼児の場合、そもそも「中枢神経系・脳」に酸化脂質や食品添加物、食物アレルギーに由来する免疫複合体が入り込んではいけないので、急激に成長する頭部神経組織周辺の頭皮、顔面皮膚から湿疹、皮膚炎が出現すると推定されます。そして、2、3、4、5の順番で皮膚の治癒も進んで行く訳です。
クリニック光のいずみでは、中等度から重度のアトピー性皮膚炎の乳幼児から成人までの患者さんが100人近く定期的に通院しておられます。そしてその方々の皮膚炎の回復プロセスは、大人の場合も子どもの場合もほぼこの順番を辿ります。迅速な場合は半年から1年、長い場合は2年から3年かかって、全身の皮膚が徐々に正常に近づいて行きます。
皮膚科に通院してステロイド軟膏を塗布すれば、1週間でみるみる肌がキレイになります。けれども、それは皮膚から排泄されようとしている老廃物、毒素をもう一度皮膚に押し戻している状態です。人生全体を考えたときには1年、2年、3年と時間がかかっても、子ども達の体質を、遷延したステロイド軟膏の副作用でぼろぼろになった皮膚を、きちんとケアして育てることが大切だと私は日々の診療を通じて感じています。
子ども達は理由無くアレルギーを発症しているのではありません。子ども達の身体が間違っているのではなく、そのような病状を引き起こす現代人の生活、つまり親がその子を授かるまでの生活が、生物として間違っていた事を、子ども達が身をもってしめしているに過ぎないのです。
アトピー性皮膚炎と向き合うことは、親にとっても苦しくつらいプロセスである事がほとんどですが、それをただ対症療法で抑えてしまえば、その子の世代で終わるはずだった解毒は終わらずに、孫子の代にそのつけがまわります。先にご紹介した書籍「油を断てばアトピーはここまで治る」などを参考にしながら、親御さん達には、ぜひ忍耐と愛情をもって子ども達に寄り添い、自分達の生活を振り返り、人間らしい自然な暮らしを取り戻してもらいたいと願いながら私は日々の診察にあたっています。
クリニック光のいずみ院長
自然療法医 石川眞樹夫
