11月30日に一番近い日曜日から12月24日までの、キリスト教西方教会においてイエス・キリストの降誕を待ち望む期間のことで、今年は今日、11月27日から。
ヨーロッパではこの期間に食べるクリスマス菓子が国によって色々とあり、少しずつ切り分けて食べながら、クリスマスがやってくるのを待ちます。
キリスト教ではありませんが、アドベント菓子は大好き!
頻繁には作れないような贅沢な材料を使っていたり、熟成させたり、少しずつ食べらるよう日持ちする作り方のものもたくさんあるので(詳しくはメニュー紹介の下のほうを参照)、師走の忙しい中でもちょっとした休憩時間に取り分けて楽しんだり、ほっと一息つくことができるからです。
クリスマス当日は、夫が会社の付き合いで数種類のケーキを買ってきてくれるということもあって、近場では手に入りにくいアドベント菓子作りに力が入ります。
でも今年は訳あってちょっと早めに、仕事が昼からだった日を利用して1日半で作りました。
定番すぎて作っているものは毎年同じなのですが、せっかくなので記念に一枚^^ゞ
一品ずつゆっくりとは撮影しなかったので、台が木目調の写真は昨年のものです。
◆クリスマスに食べるお菓子・飲み物のレシピ一覧はこちら

◆シュトレン(上の写真の右中央)
ドイツのアドベントに欠かせない、フルーツがたっぷり入った発酵菓子。

◆クグロフ(中央・中央左)
フランスのクリスマスやおめでたい日に食べる発酵菓子。
私はこれに使ったシロップをとっておいて、パネトーネやパンドーロが固くなったらしみこませて、クリームを添えてサバラン風として食べます。
バターケーキではなく発酵菓子としてのパンのようなレシピですが、その発酵菓子のほうのクグロフを、マリーアントワネットは毎日食べていたのだとか!?

◆ダンディーケーキ(中央左)
スコットランド地方・ダンディー発祥の、たっぷりのフルーツ入りバターケーキ。
先日のバタークリームデコレーションの土台にしたケーキは、こちらのアレンジ。

◆パネットーネ(右上)
イタリア・ミラノ銘菓、フルーツが入ったリッチなブリオッシュ生地で作る発酵菓子。
こちらの写真は昨年のもので、この時と同じ配合で作ったのですが、今年はものすごく元気に上に伸びていました。

◆パネトンチーノ(右上)
小さなパネットーネ。
◆パンドーロ(中央奥)
“黄金のパン”という意味の、卵黄でイタリア・ヴェローナ発祥の発酵菓子。
粉糖と共に大きな袋に入れて振り、たっぷりの粉糖をまぶして食べられます。

断面は星の形。普段はパン型として使っています。

スライスして少しずつずらして重ねるとツリー風。

◆パンドリーノ(左下)
小さなパンドーロ。
一昨年やっと焼きムラのない念願のスチール製を見つけて購入したので、今年も美味しそうな焼き色にうっとり。
粉糖は好みで。

◆バニラキッフェルン(バニラキプフェル・下中央)
オーストリアの、三日月(馬の蹄)の形をしたアーモンドとバニラの香りが贅沢なクッキー。
たくさん作って缶に保存し、1月いっぱいまで食べるのだそう。

◆チョコの家(左上)
チョコの家はクッキーみたいに湿気らず、クッキーより組み立て簡単&長く飾れるので近年の定番に。
チョコの家型はほかにもいろいろな形があるので、つい欲しくなっちゃうのですが、この時期だけしか使わないので迷うところ…

◆ジンジャーマンクッキー(中央下)
今年は香りが泡めに出るようナツメグ・ジンジャー・クローブを昨年よりも少し減らして焼いた、薄茶色のスパイスクッキー生地で。
一部ジンジャーマンはアーモンドを抱っこしています^^

◆雪の結晶シュガーパイ(右下)
パイ生地を雪の結晶型で抜きました。
間も抜くことで熱の通りが良くなります。
大きな結晶は15cmほどの幅がありインパクト大。

◆ショコラショー用チョコ
チョコの家で溶かして残ったチョコをハートの容器に入れて、アイス用のスティックを中央に差し込んで固めると出来上がり。
スティックで混ぜながらホットミルクに溶かせば、ショコラショー(ホットチョコレート)が手軽に楽しめます。
コーヒーにも合うのはもちろん、ココアに溶かしても風味が濃厚でリラックスできます。
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アドベント菓子は、日持ちしたり、時間がたっても美味しく食べられるものがたくさん。
例えばクッキーやチョコレートの家を作る時には、組み立てるだけにパーツを焼いたり固めたりして準備しておき、時間がある時に組み立てることができます。
組み立てる前後のクッキーの家、バニラキプフェルやジンジャーマンなどのクッキー類は、適量のシリカゲルと一緒にシーラーで密封すれば1ヶ月ほど持ちます。
シュトレンは熟成期間が必要なためいつも1~2週間ほど前、ダンディーケーキも同じ理由で食べる日の2~3日前に焼いています。
パンドーロやパネットーネはフルーツが入るか入らないかで生地は同じにしているので、ニーダーで一度に仕込みます。
(ニーダーを使わない場合は、パネットーネ&パネトンチーノ、パンドーロ&パネトンチーノの生地をそれぞれ一緒に仕込みます)
どちらも冷蔵発酵で作るため、朝生地を仕込めば夜家事の合間に焼き上げることができます。
これらはお茶の時間はもちろん、朝のパン代わりにもなります。
固くなったり冷凍保存しておいたものは、ラスクやカナッペにしたり、洋酒入りのシロップやクグロフ作りで残ったシロップを吸わせて甘くないクリームを添え“ババ”や“サバラン”風にして食べるのもおすすめです。