季節のフルーツを使ったスイーツ作りに欠かせないコンポート。
ぶどうはそのまま冷凍できる果物ではありますが、たくさんあって食べきれない分を少し長く保存したい時や、甘くないものも美味しく食べたい時、生のままでは口がかぶれやすい人にもおすすめです。
写真は赤ワインと白ワインで作ったぶどうのコンポート。
表面を紫色に仕上げる作り方は、ワインの色と香りを移すか、ぶどう本来の風味を活かしながら皮の色を移す方法の2種類。
皮の色を移す場合は、皮の色が濃い巨峰を使わなければいけません。
(皮を使う際に農薬について聞かれたことがあるので、最後に参考までに記述しています。)
ワインは、赤だけでなく品種にあわせて白やロゼで作っても素敵ですし、もちろんワインや皮を使わなくても、色がつかないと言うだけで充分美味しいコンポートに。
そのまま食べるのはもちろん、ヨーグルトに混ぜたり、シャーベットにしたり、スイーツ作りの材料や、ドリンク作りにもどうぞ。
~作り方~
巨峰など 1房分
ぶどう 1房 (正味約300g程度)
水 or ワイン 200cc 混ぜても可
グラニュー糖 40g
レモン汁 10cc
①保存瓶は煮沸し、ぶどうの皮は剥き、皮の色を移したい場合は剥いた皮を捨てずにお茶やだし用のパックに入れる
②小鍋に水またはワイン(混ぜても可)・砂糖・レモン汁・ぶどうの皮を中火にかけて沸騰させ、ぶどうの皮を加えた場合は色が抽出されたら取り出す
③ぶどうを加えて崩れないよう中弱火で3~5分ほど煮て、アルコールを飛ばし、色や風味を馴染ませる
→大きさや柔らかさにより時間は要調整
③熱いうちにシロップごと瓶に入れて、冷めたら冷蔵庫で保管し、色を移したい場合は更に1日漬けこんで色や風味を馴染ませる
~保存・期限・使用例~
実はそのまま食べるのはもちろん、ゼリーやケーキの飾りなどお菓子の材料にしたり、ヨーグルトに混ぜたり。
シロップは甘味を調子して炭酸水で割ったり、ゼリー作りなどに。
実をシロップごと凍らせたシャーベットもおすすめ。
時間の経過と共にやや実が固くなることと、糖度が低く保存には向かないので、実もシロップも冷蔵保存でなるべく早く、数日中に使い切ること。
~ぶどうの農薬について~
皮を一緒に煮るのは、農薬が気になると言う話をされた人がいたので調べてみたことがあります。
ぶどうの栽培時に農薬を全く使わないわけではないものの、結実して重みを支えるため、また防虫のために袋掛けをしたあとは、もう農薬は使われないのだそうです。
また、表面の白い粉も農薬ではなく、表面を保護して水分の蒸発を防ぐ働きをしている、ぶどうから出ている“ブルーム”と呼ばれる物質。
そもそもワインやぶどうジュースの紫はポリフェノール豊富な皮の色ですし、そこまで神経質に気にする必要はないかと思います。
安心できる農園を探してみるのも良いですね。
ただ、種なしぶどうは房が小さいうちに全体を薬品に漬け込んで種が出来ないよう処理をされています。
種なし用の苗ががあるわけではなく、本来種ができるはずのぶどうの房が小さいうちに植物ホルモン剤で子房を肥大化させ、受粉させないために種ができない仕組みで、成長も早いため出荷も早くなるのだとか。
人体に影響がないにしても、そういう理由が気になる場合は使わないほうが無難です。
とは言え、妥協点や考え方によるところが大きく、個人的にデラウェアは好きなので皮ごとコンポートにはしませんが食べることはあります。
ご参考までに。
