前回
PTA修羅場シリーズ② LINE炎上、そして派閥ができた
前回の続きです。
PTAグループLINEで、私は突然Aさんに注意されました。
締め切りはまだ翌日のはずなのに、
「遅いです」
その一言だけ。
スマホの画面を見ながら、私はしばらく動けませんでした。
グループLINEには10人以上のママがいます。
その全員の前で、私は叱られた形になりました。
既読は増えていきます。
でも、誰も何も言いません。
気まずい沈黙。
私は慌てて返信しました。
「すみません。今夜中に送ります」
するとAさんは
「最初からそうしてください」
それだけ。
正直、かなりショックでした。
PTAってこんなものなの…?
でも、これで終わりではありませんでした。
その日の深夜。
私は資料を完成させて、グループLINEに送りました。
「遅くなってすみません。資料です」
送信。
既読がつきます。
数分後。
Aさんから返信。
「確認しました」
そして続けて。
「でもこれ、フォーマット違いますよね」
え…?
私は慌てて資料を見直しました。
確かに少しレイアウトは違います。
でも内容は同じです。
するとAさんはさらに書き込みました。
「こういうの、最初に確認するのが普通だと思います」
その瞬間でした。
今まで黙っていたママが、初めて発言しました。
Cさんでした。
「そこまで言わなくてもいいんじゃないですか?」
グループLINEの空気が一変しました。
私は思わず画面を見つめました。
Cさんが続けます。
「みんなボランティアでやってるんだし」
「そんなに厳しくしなくても…」
その直後。
Aさんが返信しました。
「PTAは仕事です」
「責任持ってやるべきです」
完全に対立ムードでした。
数秒後。
今度は別のママが発言。
Dさんです。
「Aさんの言い方、ちょっときついと思います」
LINEが一気に動き始めました。
それまで静かだったグループが、
まるで火がついたように。
「確かに厳しいかも」
「新人さんだし」
「そこまで言わなくても」
次々とメッセージが流れます。
私は完全に固まりました。
こんなことになるなんて思っていませんでした。
するとAさんが書き込みました。
「みなさん、勘違いしてませんか?」
「PTAを適当にやるなら意味ないですよ」
その後、長文のメッセージが送られてきました。
内容は要するに、
「責任感が足りない」
「ちゃんとやる人だけ残ればいい」
というものでした。
グループLINEは完全に炎上状態。
そしてその日を境に、
PTAには“派閥”ができました。
Aさん派。
そして、
それに反発するママたち。
私はその真ん中にいました。
正直、どちらにも関わりたくない。
でも、そうはいきませんでした。
数日後。
学校でPTAの打ち合わせがありました。
会議室に入った瞬間、空気が重いのがわかりました。
AさんとCさん。
目も合わせません。
誰も雑談をしません。
静まり返った会議室。
その沈黙を破ったのは、Aさんでした。
「LINEの件ですが」
その一言で、空気が凍りました。
そしてAさんは言いました。
「PTAを辞めたい人は今言ってください」
私は心臓がドクンと鳴りました。
するとCさんが立ち上がりました。
「辞めたいわけじゃないです」
「でも、あのLINEはおかしいと思います」
完全に修羅場でした。
会議室の空気はピリピリしています。
私は思いました。
「どうしてPTAでこんなことに…」
でも本当の修羅場は、
まだこの後に待っていました。
次回。
PTA総会で、すべてが爆発します。
そしてAさんが、まさかの行動に出ました。
管理人より
PTAトラブルで多いのが「LINE炎上」です。
・既読プレッシャー
・言い方のトラブル
・派閥問題
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