選TAXI



バカリズムの脚本かつ、ご本人も出演されてる「素敵な選TAXI」という大好きなドラマがあります⭐︎


竹野内豊さん演じる、枝分えだわかれが、乗客の望む過去まで連れて行くことのできるという、タイムリープもののドラマ。



本間勇輔さん作曲のサントラも大好きです💓


物語では、「選TAXI」の運転手、枝分えだわかれさんが、人生の大事な選択をやり直したい乗客を、時空を移動してその分岐点に連れて行ってくれます。


「素敵な選TAXI」では、過去のAかBかの分岐点に戻るという設定でしたが、それは時間軸が連続的で決定論によるもの。


私たちには、どの未来・可能世界を選べば最もイヤ度が少ないかを一瞬一瞬計算している、専属ドライバー「Ego」という名の選TAXIが存在します⭐︎


と続けようと思っていたのですが、選TAXIは一旦さておき。


先日、まといのばの講義で、アメリカの鉄道「アムトラック」になぞらえて、数式を解説していただいたのがとても感動的でした!


まといのばブログを引用します。


Arg minトラックの運転手さんは荷台のことを見ておらず、ひたすらに自分の荷物が軽くなるようにハンドル操作を繰り返します。

(中略)

アムトラックは何も考えていません。荷物が軽くなる(最小化する)方向に意思決定をするだけです。ただ、それが抽象度方向上方に移動することに対応するだけです。

アムトラックはある時唐突に、銀河鉄道999になるのです。


まといのばブログより引用



定理3の数式で見てみると、「Ego」は、時間積分された降り積もるイヤなこと(V)と、他者との軋轢(ΣγS)の総和を最小化する問題を解き続けながら、イヤ度と他者との軋轢を少なくさせる意思決定や行動を出力しています。


Amtrakで考える「抽象度」は、イヤ度(V)と他者との軋轢(ΣγS)とは逆の性質で、抽象度というヘリウムガスの詰まった風船をたくさん乗せることで、荷台を軽くしてくれますハートのバルーン


運転手は、荷物を軽くしたくて、ハンドルを切っている(arg minしている)だけなのです。


つまり、抽象度方向に向かえば向かうほど、自分のイヤ度に加えて、他者との軋轢あつれきも軽くなります⭐︎


そんな抽象度方向に向かう瞬間というのは、「V=θ」というようなバイタルな場面に遭遇することがあります。


θは閾値(限界値)のことで、バイタル的にキツい状態。


「V=θ」というのは、不快指数ギリギリの境界線を指しています。


余談ですが、V=θに似た音楽記号なかったっけ?

と考えていたのですが…ありましたおねがい


それがこちら。



そう、フェルマータです。


V=θなんて記号はもちろん存在しないので、フェルマータの横にこのように文字で書いてあります。


通常であれば、「音が消えるまで伸ばす」という意味の音楽記号なのですが、ジャズではバイオレンスなニュアンスで使われることが一部の界隈ではあります()


トランペッターがパフォーマンスで、限界までロングトーンをするというもの。


ある時は酸素缶を持ってきてまで。そして、顔を真っ赤にしながら限界に挑戦している様子は、観ている側もヒリヒリします驚き


が、場はめちゃくちゃ盛り上がります👏


ロングトーンではないけど、イメージはこんな感じです。


Dizzy Gillespie / Manteca


とこんな感じに、管楽器のみなさんはいつも限界に挑戦しているので「Risakiは息が必要なくていいね」とよく言われてました。

(ピアニストにとっても呼吸は大事です!)



さてさて、話を戻しまして、


私たちの行きたい場所というのは、現状の外側ですよね。


楽器の練習もスポーツも、目指す場所はいつも現状の外側。


水泳をしていた頃の座右の銘は「昨日の自分を超えろ」という激しいものでした🏊


超える瞬間とは根性ではなく、分岐点で運転手が軌道修正しているのです。(瞬間ごとに)


arg minの出力が変わるのです。


現状の外側に行くとは、限界までロングトーンをするようにキツいけど、抽象度という風船が乗ることで、荷台が軽くなってるから移動できるのです。


本来なら重くて登れない坂道を登ることができます⭐︎


風船をたくさん乗せて、ゴールの世界線へと、そしてHigh-Shared-TCZへと移動していきましょう💗 






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