前日も日付の変わるころに帰宅し、翌朝8時前には現場にいなきゃいけない・・・という結構、キツイものですが、仕方ない。
特訓は5コマ、5クラスまったく同じ授業をします。模試形式で問題を解かせ、解説するのです。
もう最終回になると志望校も確定しているし、あとは総点検といった感じになります。
最後は気持ちよく送り出す・・・というのもこちらの任務です。
授業終了直前の数分を使って話をしました。
一言一句は忘れましたが、以下の内容のことを話しました。
もしかしたら今年から入試の傾向がガラッとかわるかもしれない
もしかしたら急に難しい問題が出るかもしれない
そういう問題に出くわしたら「え?」と思うでしょう
でも、そこでビビらないでください
キミがそう思うのなら、皆がそう思うはず
条件は同じです
そして、こちらからもう新しく教えることは何もないのです
つまり、今まで教わったことからしか出ないんです
安心してください
ただ、もしかしたら当日、アタマの中が真っ白になって、「この前の授業でやったけど、なんだったっけ?」と思うこともあるかもしれない
そしたら、そのナントカ先生だったら何で言うだろう・・・って落ち着いて考えてみてください
それでもダメだったら、そのときはもし教室に窓があって、空が見えるなら空を見てください
見えなかったら、目を閉じて空を思い浮かべてください
その同じ空の下で、ボクは祈っています、うまくいくことを
ボクにはもう祈るしかできないのです、悲しいけど・・・横について「ほら。そこ、違うだろ?」なんていえないのです
キミの合格を祈っているのはボクひとりだけじゃないはずです
同じ空の下にいるそういう人たちのことを思い浮かべてください、1秒だけでもいいです
それで少しでも心を落ち着けて試験に挑んでください
・・・そんなような話をしました。
どのクラスも数人、目がウルウルしている生徒がいました。別にたいした話じゃないのにね。
特訓が終わった後に、今までその特訓でしか会ったことのない、直接話したことのない女の子が質問しに来ました。
最後にパワーをくださいと言われて、右手を差し出されました。
ボクがその手を握り返すと安心したようにその生徒は帰っていきました。
今日は「Slipping away」(The Rolling Stones)がよかったです。

