(Let somebody do the) Dirty Work! | 虚空のスキャット

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自分のことは棚に上げてココロの思うまま、スキャットの如く、愛こそはすべて・・・の精神で綴っていきます。

何気なく、ローリング・ストーンズが1986年にリリースしたアルバム、「ダーティ・ワーク」を引っ張り出してきました。
このアルバムを見ると、様々なことを思い出します。
まだ、自分がストーンズを好きになって初めての(ストーンズとしての)ニュー・アルバムでした。しかし・・・。
ストーンズは解散するだろう、と様々なメディアが報じていました。そんな中でのリリース。しかもツアーはやらない・・・。キース・リチャーズが中心になって作られたアルバムでした。ジャケットも彼が真ん中にどっかと座っているしね。というか、ミック・ジャガーがあまりストーンズに入れ込んでいなかったんですね。だからキースはロニー・ウッドやチャック・リヴェール(サポートしているキーボーディスト)に曲作りをサポートしてもらっているんだな。
ストーンズの歴史の中ではこのアルバムは正直、今では傑作ではない評価がされてしまっています。確かにそれを否定するつもりはありません。他のアルバムに比べて色あせてしまっているのも事実です。ストーンズを聴いたことがない人にこのアルバムを真っ先には薦めません、やっぱり。他にこれよりもベターなアルバム、ありますから。
でもでも、自分にとってはそれなりに思い入れのあるアルバムなのです。
このアルバム、今はなき横浜は元町のタワーレコードでLP(CDではなく!)を買いました。赤いヴィニールをかぶっていたのが印象的でした。変な(?)漫画も気になりました。肝心の中身ですが、最初に聴いたときは「コレだ!」と思ったものです。なんというか、ストーンズなりのアートを高校生の自分は感じたものです。ただ、インパクトからいうと前作にあたる「アンダーカヴァー」のほうがありましたけど。
針を最初に下ろした(今だと「再生ボタンを押すと」となるんでしょうけど)ときに聞えてきた(一曲目の「ワン・ヒット」の)ロニーの弾くアコースティック・ギターの音がすっごく新鮮に聞えました。この曲のプロモ・ヴィデオも好きでしたし。
他にも「ファイト」(中島みゆきじゃないですヨ)、「ハーレム・シャッフル」(シングル・チャートで1位になるのかな・・・と思っていましたが)、「ウィニング・アグリー」、「スリープ・トゥナイト」(ロニーがドラムを叩いている名曲デス)など好きな曲がたくさんあります。世で言うほどの「駄作」でないような気がします。
タイトル曲の「ダーティ・ワーク」も大好きです。スリリングな感じがたまりません。この曲、高校生の頃、あるストーンズなんて聴かないヘヴィメタ・ファンの友達が、自分がウォークマン(死語!?)でこの曲を聴いていたときに、「聴かせてくれ!」とヘッドフォンを奪って聴きだしたところ、「オマエ、こんなハードなの聴くの?」(彼は自分をビートルズみたいなバンドしか聴かないと勘違いしていたのデス)と驚いていたことを思い出します。
そんなこんなから、もう20年以上経つんですね。早いなぁ。トシとるわけだ。
とにもかくにもこのアルバムは思い出に残るアルバムですね。
今日は「One hit ( to the body)」(The Rolling Stones)がよかったです。この曲、自分の親友のフェイヴァリットだそうです。