〜路上であなたのお話聞きます&路上で歌う♪
それを収入源で生きた体験物語をつづっています〜
西成の三角公園に歌いに行く前だったか
西成は怖いとかいろいろ言われているらしいけど
実際どうか確かめに
そしてそこで歌えるか、、私、ってずっとあり
西成のあいりん労働福祉センターを目指して
行ったことがあった
駅から歩くと、間もなく
その公共職業安定所は
ドーンと大きく立っていた
初めてみた風景にびっくりして、、
足が止まる
近寄れない雰囲気がそこにもあった
古くて大きなコンクリートの建物をぐるっと囲み
ずらりと沢山のざまざまなビニールテント、、
ダンボール小屋、ゴミや毛布とか捨てられた家具が
沢山あり、時々中で人が動いていた
ここを住まいとされてるのか…
日曜の昼だったが
そばで歌うと迷惑だな、、と思い
もちろん、びびったのもあって🤣
一つ道路を挟んだ
小学校の門の横で歌うことにした
そこに一本の桜の木があって
とても美しく咲いていた
時々花びらが風に舞った
その日は学校はお休みで
桜の下はスポットライトのように
あったかかった
歌い始めると
自転車で通りかかる人
近所の会社から
覗きに来て投げ銭入れてくださる方もいた
あったかい人々に
迎入れてもらったように
ホッとうれしかった
すると
目の前のガード下の施設のような格子から
ずっと聞いてくれてるおっちゃんと
目が合った
やがてそのおっちゃんは
格子をくぐってこっちに来た!
お金ないんやけど
リクエスト歌ってもらえるか、、
はい、いいですよ
曲は、中島みゆき「糸」だった
歌い始めたら
おっちゃんは
涙をポロポロ…泣くではないか
え、、どうしたおっちゃん、、と
内心びっくり、、
私の歌はそんな感動するような上手さではない🤣🤣🤣
歌い終えて
テッシュを渡していると
いやぁ、昔、親戚の結婚式で
歌ったの思い出してな
かあちゃんもいてさ、、泣
そんな時もあったな、って…
ねーさん、なんでこんなとこ来て歌ってくれたんや、、
ホンマにありがとな
ありがとう、、
そう言って何曲か聞いて
また格子に囲まれた建物にかがんで帰っていった
懐かしさと切なさと悲しみが
ごちゃ混ぜの涙だった。。
おっちゃん
いろんな事あったんだね
私こそ、ありがとうございました
そんな気持ちになった
人生ぜんぶ夢で勘違いって
みんなわかっちゃったら、面白いだろうな

