いつのまにか次の場面に移っています。
激しい音や警報のような音が聞こえます。
私は何か建物の中にいて、大地が大きく揺れています。
人々は口々に何か叫びながら逃げ惑っています。私は小さな部屋にいるようですが、これが神殿なのか別の場所に幽閉されているのかよく分かりません。
私の神殿に仕えていた人達が何とか私を助けだそうと翻弄してくれています。
私は数人の人達に囲まれて助けられながらこの場から逃れようとしています。
おそらくここは神殿ではないような気がします。
真っ暗です。遠くにいろんな光が見えます。爆発や衝突の光です。
赤い光が見えます。炎でしょうか、
たくさんの人たちが私を生かすために犠牲になっていきます。
私は小さな船の上にいます。この船は小さいけれど特別な船のようで大きな波に揺れながらも船の上ではバランスを保てます。
私は頭から大きな布を被りながら、この船に揺られて真っ暗の海の上を漂っています。
他にも何艘かの船がいて、何人かの人が乗っています。
遠くで炎に包まれた岩でしょうか、建物の瓦礫でしょうか、
爆発物が飛来して海に落ちるのが見えます。
その度に船は大きく揺れます。
真っ赤な炎が遠くに見えます。煙も見えます。
私は絶望しています。もうどうしようもできないから。
どうしたらいいのか分かりませんが、もうそこには戻れないこと、そしてこれから長い旅が始まることだけがわかっています。
胸をかきむしられるように苦しいです。
一人でも多くの人が助かりますように。。。それを祈っています。
離れ離れになった人達といつか再会できますように。
少しでも被害が少なくて済みますように。
そして、何故こんな事になってしまったんだろう、何が引き金になったんだろう、
どうして止められなかったんだろう、どうして察知できなかったんだろう、
どうしてここまでになってしまったんだろう。。。
私は混乱しています。
遠く、崩れていく陸の上の高い所に大きな建物が見えます。
そこだけ煌々と明かりがついています。人工的な灯りです。
一体何が起こっているのでしょうか。その周りは真っ暗で、時々爆発の光や炎しか見えません。そこだけが人工的に煌々と光っています。
その建物の中にどれだけの人が残っているんだろう。
一体そこで何が行われたんだろう。他の人たちはどうしているのか、全くわからない状態です。
一部は空に逃げた、そんな情報も入ってきます。
何が起こったのか本当のところはよくわかりません
(続く)