・国家資格キャリアコンサルタント
・Gallup認定ストレングスコーチ
・TRE(トラウマ&テンション・リリース・エクササイズ)国際認定アドバンスプロバイダー
・自我状態セラピー(パーツ心理学)セラピスト
4つの顔で、ライフブロック(生きづらさや停滞感)から強みの人生への転機をバックアップする皆川公美子です。
これまでにのべ7,300名ほどの方のご相談を伺ってきました。
世の中のお悩みというのはいろいろあると思うのですが、「生きづらい」という言葉で
それを表す人が多くなっています。
このブログを読んでくださっている方たちのなかにも
生きづらい という感覚をクライアントさんから聞いた方は
多いのではないでしょうか?
それはなんとなくの停滞感・長期にわたる真綿で首をしめられるような苦しさ
または、原因のわからない過度な疲れや感覚過敏などを示していることが多いですが
中身をより分解してみますね。
生きづらい、の中身とは
生きづらい、という感覚をこれまで私が担当させていただいたクライアントさんの
言葉から分類してみました。
◆周囲の期待に応えようとするのがつらい
職場や家族、友人の期待に応えようと頑張るものの、自分の中で「まだ足りない」「もっと頑張らなきゃ」というプレッシャーを感じてしまうときです。たとえば、仕事での成果を出そうとしても、自分の中で満足できずに自己評価が低くなりがちな場合です。
◆他人の目が気になりすぎる
周囲の反応や評価を気にしすぎて、すぐに不安やストレスを感じてしまうことがあります。たとえば、同僚や上司の言葉に敏感に反応してしまい、「自分のやり方は間違っているのかも」と過度に悩んでしまうことです。
◆自分の気持ちをうまく表現できない
自分が本当に感じていることや、やりたいことをうまく伝えられず、モヤモヤした気持ちを抱えたまま過ごすことが多い場合です。これにより、職場でのコミュニケーションがうまくいかず、フラストレーションを感じやすくなります。
仕事や日常の些細なことで、気づかないうちに疲れがたまっていると感じることがあります。たとえば、毎日忙しく働いているのに、ふとした瞬間に「なんだか常に疲れている」と思うことがあるかもしれません。
または「もう動けない」「一日中ベットにいたい」こんな感じを訴えるひとも多いです。
◆人間関係が難しいと感じる
職場やプライベートでの人付き合いがうまくいかない、もしくは適度な距離感を保つことが難しいと感じることがあります。たとえば、同僚との距離感がわからず、気を使いすぎたり、逆に距離を置きすぎて孤独を感じることです。
◆将来への漠然とした不安
仕事や生活が今は安定していても、「このままでいいのだろうか?」と将来に対する不安や心配が常に頭の片隅にある状態です。特に、明確な理由がなくても、未来に対する不安感が消えない場合がこれにあたります。
「生きづらさ」を感じる人は、特に大きな問題がないように見えても、日々の中で小さなストレスや不安が積み重なり、心や体に負担がかかることがあります。これは決して珍しいことではなく、多くの人が感じる感覚です。
上記のなかでも
不定愁訴、健康的な陥りがある方が
わたしのところへはよくいらっしゃいます。
健康のことはお医者さんの領域。と思っていませんか?
いいえ、その方が「病気かもしれない病院へ行こう」と思って
病院で診断がついたところからが「病気」ですが、
日常のちょっとした疲れをどうにかできないものか?と思っている方、
日常的にどうしてもコミュニケーションがうまくいかないと思っている方は
当たり前ですが
病気じゃありません。
このもやもやした心の状態と
健康状態は往々にしてかなり結びついていますが
そこに対して予防的な教育を啓発していくことは
できるのです。
「生きづらさ」をベースにしたご相談に対応できていますか?
ここには心のひもときとともに
身体感覚を扱っていく技術が必要なんです。
「生きづらい」という言葉はいつからできたのか?
「生きづらさ」という概念が広く認識され、社会的な課題として注目されるようになったのは、おおよそ1990年代後半から2000年代にかけてだと考えられているようです。
この時期に「生きづらさ」が顕在化した背景には、以下のような要因がると分析できます。
- バブル経済崩壊後の長期不況:1990年代初頭のバブル崩壊以降、日本経済は「失われた20年」と呼ばれる長期停滞期に入りました。これにより、雇用の不安定化や所得の低下が進み、若者を中心に将来への不安が高まりました。
- 社会構造の変化:終身雇用や年功序列といった日本的雇用慣行の崩壊しました、核家族化の進行、地域コミュニティの希薄化などによって、個人が社会から孤立しやすい状況が生まれました。
これまでは世話焼きのおばちゃんがどこにでも必ずいて、おばちゃんの癒し力ったら
半端ないですよね!
- 価値観の多様化:従来の「学歴・学校歴至上主義」や「男性中心主義」といった価値観がだんだんですが揺らぎ始めてきて、個人の生き方や幸福の定義が多様化しました。これにより、新しい価値観を持った人たちは「生きづらさ」が顕在化したというのもあるかもしれません。
- メンタルヘルスへの注目:1990年代後半から2000年代にかけて、うつ病や不安障害などのメンタルヘルスの問題が社会的に注目されるようになりました。これにより、精神的な「生きづらさ」にも目が向けられるようになってきたというのがあります。
2000年ごろはまだ書店(書店すら世の中からなくなりそうですけれど)に自己啓発のコーナーはなかったです。
「心?怪しいね、その本」などという、とんでもない未開の地の様相を呈していたんです。
- 発達障害への理解の深まり:2000年代に入り、発達障害支援法などによって発達障害に対する社会的認知が高まりました。これにより、それまで「怠け」や「努力不足」とされていた社会に適合しづらい症状が、実は脳の機能的な特性によるものだと理解されるようになり、新たな形の「生きづらさ」が認識されるようになったというのも、
社会的な大きな動きだったと思います。
このように、1990年代後半から2000年代にかけて、経済的・社会的・心理的な要因が複合的に作用し、「生きづらさ」という概念が広く認識されるようになったと言えます。
不登校のお子さんや出社できない疲れ、なども同じです
不登校のお子様は、「どうして学校に行けないの?」と言われても
答えられないことがほとんどです。
(HSCの子どもでしたら大人が納得する答えがわかるので、そうほんとに思ってなくても
答えようとしてくれることでしょう)
以前にもこの図を出しましたが
なぜなの?
という問いかけに対して答えを用意するのは
図の上部、大脳皮質です。
けれども生きづらさという神経パターンは
一番下のほうの脳、脳幹が関係しているのです。
脳幹はわたしたちの生命活動を維持している、
体温や呼吸の恒常性を司っています。
「なんとなく」「生きづらい」という状態は
考える脳
だけじゃなくて
感じる脳
を使っていかないと対処できません。
そしてそれはお医者さんが使う技術ではなくて
カウンセラー、コーチ、保育士さん、介護士さん、精神福祉士さんといった
「治療」ではない領域のものが扱う技術なのです。
今日もお読みいただきありがとうございました。
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