HSPさん、怒るってことを大切な機会としてとらえませんか〜思い出すとちょっと恥ずかしいけど | まだやりたいことがある!人へ。 判断力と生命力を支える神経系コンディションマネジメント

まだやりたいことがある!人へ。 判断力と生命力を支える神経系コンディションマネジメント

東京藝大卒・元ソニーミュージックディレクターの皆川公美子が届ける、女性リーダーのための「神経系アップデート」。最先端の神経科学と愛着理論から、脳の過緊張(食いしばり)を解放し圧倒的な器を創ります。

HSP/HSC プロデューサー 皆川公美子です。

 

【怒り、についての考察】を今日は書きたいと思います。

 

 

生まれて初めて、アカの他人に対して猛然と怒りをあらわにする、

ということが昨日起こりました。

 

銀行で1時間以上、1畳にも満たないものすごく狭い個室で鍵をかける状態で待たされて、

挙句、順番がきたときに、それはうちではできません、他店へ、と平然と言われたのでした。

 

なんだと!と心のなかでは思いつつ

仕方がないのかな・・・と諦めて、

あとから腹わた煮え繰り返ってなんどもそのことが心のなかで出てきて、

その度に怒りの感情を後生大事に掘り起こすということは、

わりとよくあることではないでしょうか。 

日本ではとくに、感情を表す、というのは

「みっともない」「はずかしいこと」という概念があります。

 

 

でも昨日は頭のなかで

「くみこ、ここは怒れ!だまっちゃだめだ!」という声が聞こえたような気がして、

 

猛然と抗議しました。

「日本一の某メガバンクでしょう!この案件に対して、できるかできないのかその場でお客さんに説明できないって、どういうこと?商売の基本中の基本でしょう。

1時間以上狭い密室で待たされて、平然と他店へ、ってどういうことでしょう。

そして必要書類すら、社内LANが構築されてない、他店に電話して返事が30〜1時間かかるかもってどういうことです??!

この21世紀の日本で?!

あげくタイムアウトになるかもしれないリスクをお客さんのほうが負うって一体どういうことですか!?

絶対に納得できません、その他店に今すぐ電話いれて、わたしの順番をなにがなんでも今日終えるって約束してください!」

 

 

 

生まれてこのかた、家族以外の人に対して大声をあげるというのは、

多分記憶のなかではやったことがない。

(あ、いや嘘です。環八(東京の大きな幹線道路)で隠れていて侵入禁止違反をとったおまわりさんには、猛然と抗議したことがあったっけ・・)

  

 

その怒りのかたちの変遷を1日観察してみて、すごく腑に落ちたことがあるんです。

 

『湧いてきた感情に蓋をしないほうがあとがダンゼンスムーズ!』( ´ ▽ ` )だということ。

 

これは自分のセッションの理論としてはいつも使っているものだけど

それを自分の身をもって体験するというのは、貴重な機会でありました。

 

 

そのときは猛烈に怒っていた。

怒りの感情が、たしかにあった。

わたしが正当だ!と思っているから、

言い訳と責任転嫁をするフロアの行員さんにも怒り心頭だった。

(もちろんあちらにはあちらの理論があるでしょう)

 

でもあそこで「わたし、怒ってます!」と思い切り表明したことで

ある意味そこで怒りはきちんと受け皿をもらって昇華され、

自分を投影したような、人の人格を否定するような、

あらぬセリフを思いつくところまで行かずにすんだ。よかった。

 

 

よく駅員さんとかお店のサービス提供者に言ってる人いますよね。

「あなたのやってること最低」

「言い訳ばっかり!どういう育ちなんですか」

「考えなしだから、たいした仕事できないんだろ!」

「お前なんか、この仕事やめちまえ」
(実際に聞いたことあります)

とかよくフロアで言ってる人がいるけど、

私だって一歩間違ったらああならない保証はない。

いつも人の感情なんて、何かを踏み外す紙一重のところにいると思うんです。

 

でも感情をそのままの形でだしたことで

わたしの心のなかに全くわだかまり0%

そのあと近くの商業施設でとってもすてきなサービスを受けられたり

ハッピーなことがいくつも起こりました。

いつもより高いビールを買い、

夫と晩酌をしてぐっすり眠り

とっても精神的に健康的な翌朝を迎えることができています。

 

 

今回の体験で

その紙一重をわけるものは

「感情に蓋をしない」

「その日のうちに解消」に限るというのは

身をもって実証をえました。

 

心の動き、発露に蓋をしない、ということです。

 

 

人を否定するようなセリフや、

何度も思い出して嫌な気持ちになったりすることは、

いつも自分が許せない自分のある部分に紐づいているわけだけど、

(この話はながくなるのでまた今度、それを投影といいます)

 

 

そうじゃない、感情の発現のところは

いたってシンプルな

発火のようなものです。

 

あつい!

冷たい!

痛い!

くすぐったい!

 

それと同じようなもの。

それ自体に意味はない。

怒りもそれと同じで

発露のところは

単なるエネルギーのあらわれ、

それ自体に意味はない。

 

そこに理由づけをするところから

自己投影がはじまります。

もちろん人間の感情はそこまで

分けやすいシンプルなものではないので

なんだと!のあと0.5秒後から

もう自分の人生の論理を

自分の正当性を

そこにのせていくということがはじまります。

 

 

 

だからシンプルなうちに

自分の人生の感情がのっからないうちに、

出口を見つけて出してあげる、

それはとっても大事なことだとあらためて体験させてもらいました。

 

それをやらずに蓋をすると、

それは発酵し、形をかえて、人生に何度でもかえってくる

『味わい深い』ものになっちゃう。(笑)



HSPにとって

感情の処理はとっても大切なジャンルですよね。

 

人よりも深く受け取ってしまう。

 

深く感じ取ってしまう。

 

深く考えすぎてしまう。

 

感情の発火に

人生の恨みつらみの感情がのらないうちに

処理する。

 

とってもたいせつな ことだと思います。

 

 

友達に電話する、

家族に電話して聞いてもらう、

紙に書く、

なども

「自分から外へ出す」

いい方法だなって思います。

 

(そこで「だからわたしが正しいでしょう?」、という自分正当性の前

怒ったのよ!怒りがわいたの!のところです)

そのときには

 

「ジャッジしないでただ聞いてくれる」人を選ぶといいですよ。

 

「ねえ、ただ聞いてほしいの」とお願いしておくのも

いい方法ですね!

 

 

 

・・・・・・・・・・・

そして最後にわたしの怒りを受け止めてくれた若い行員のHさん、ありがとう。

 

フロアの行員さんのあまりにも的外れなことを受けて

最後に走り回ってくれたのは彼女でした。

 

日本1のメガバンクの体制を批判する私の言い分を聞いて

「だけど、わたしにはどうしようもできません、そこは」と思ったことでしょう。

でも「このことは上にあげます」と言っていた彼女に

「ご自身も違和感を感じて働いている感」が見えました。

 

Hさんの未来にいいこといっぱいあれ!
もしも違和感を感じ続け

Hさんご自身が閉塞感を感じる日常があるのだったら
淡々と「もっといい未来」を想定して動いてね!

ありがとう、Hさん。