アーロン博士のHSPバイブル本を読む⑧〜ユングとHSP | まだやりたいことがある!人へ。 判断力と生命力を支える神経系コンディションマネジメント

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東京藝大卒・元ソニーミュージックディレクターの皆川公美子が届ける、女性リーダーのための「神経系アップデート」。最先端の神経科学と愛着理論から、脳の過緊張(食いしばり)を解放し圧倒的な器を創ります。

このHSP/HSC理論はアーロン博士によって1996年に提唱された理論ですが
そのおおもとの本は『ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ。』です。

 

忙しい方のために、

大切なところだけ抜き出し、まずは全体を俯瞰することを目的として

連載を組んでみます。

 

 

 

 

highly sensitive personは神経系の特徴であるため

パッと見てわかる外見や行動などの特徴から一歩進んで

身近な人を「観察」し、「理解」していくものです。

HSPを理解するためのシンプルな疑問に対し、アーロン博士はどう言っているのか?を記します。

ピンクの文字はわたしのコメントです。

 

わたしはHSP?という方はHSPセルフチェックテストをどうぞ

https://kanseikids.com/wp/wp/wp-content/uploads/2018/05/HSPcheck-1.pdf

(アーロン博士のチームに許諾をいただいています)

 

 

HSP理論は1996年に発表されたものですが、HSC(子どもの理論)をアーロン博士が出版したのは2002年。

 

日本版が出版されたのは2015年になってからのことです。

そちらには新しい研究成果が付与されていますので、

最新の学説としてアーロン博士が「この4つがすべてそろうことがHSPの特徴です」と発言する、
その4つの面について触れていきます。


4つの必ず兼ね備えている特徴とは・・・

 

 

1、 深く処理する
2、過剰に刺激を受けやすい 

3、感情反応が強く、共感力が強い 

4、ささいな刺激を察知する 

  

 

・・・・・・・・・・・・・
 


 

 


今日は以下のトピックを紹介します。

 

 

 

■ユングとHSP

 

深層心理学者の中でただひとり「敏感さ」についてはっきりと述べているのは

深層心理学の創始者カール・ユングである。

 

中略

 

ユングは、親から受け継いだ「敏感さ」こそが神経症を遺伝させる鍵だと考えた。

彼は敏感な人がトラウマを経験した時、普通の人以上に影響を受けて神経症になると考えた。

注目すべきは、ユングが、

「子供時代にトラウマを受けていない敏感な人々は神経症にはならない」
と言っていることだ。
 

ユングはHSPのことをかなり高く評価していたが、どうも彼自身もHSPのひとりだったようだ。

中略

 

ユングがHSPについて書いたということはあまり知られていない。

例えば彼は

「生まれた時から敏感な子供は特別な幼児期を過ごす、つまり幼児期の出来事を特別な方法で経験する」
と言い、また

「強い印象をともなう出来事は敏感な人々に必ず何らかの爪あとを残す」とも述べている。

 

ユングは「内向的で直観的なタイプの人」について

彼らこそ

「文化の促進者であり教育者である・・・・・・彼らの生き方は我々の文化から残念ながら失われてしまった、

他の可能性を教えてくれるのである」(『タイプ論』林道義訳・みすず書房)と記している。

 

ユングによるとHSPは無意識からの影響を受けやすく、その無意識は彼らに

「最も重要な情報」や「予知的な洞察」をもたらすという。
ユングにとって無意識は学ぶべき智恵の宝庫なのである。

 

無意識との深いつながりを持つ人生は、周囲の人に大きな影響を与え、

自分でも満足のいく人生となる。

 

しかし、そのような人生は同時に生きにくい人生でもある。

ことに、子供のころに「安心できる庇護」を得ることができず、つらい経験をした場合には

生きにくさも大きくなるだろう。

 

 ---------(転載以上)---------------

 

子ども時代に安心感が育まれると、神経症になりにくい、とユングが言及しているように、

このトピックはとても大切です。

育児もそうだし、

【育って大人になった私】にとっても。

 

子ども時代に安心感。

そりゃそうだよ、そんなの分かってると思う方も多いかもしれません。

安全な家、

安全な場所、

守られているという感じ、

とても大事。

 

でもそれだけじゃなくて。

 

【子どもが、子ども自身が、わかってもらえていると思う】という心の安心感。

【理解されている】って子どもが安心している状態。

HSP,HSCは特に、外で疎外感を感じたり、

キミだけ変わっているという扱いを受けやすいので

お母さんがあなたはただ「こういう人なのね」と受け入れている、

という物理的じゃなくて内面的な安心感です。

 

そして、お子様の在り方、みたいなもの、

生まれ持ってこういうキャラクターなんだということを

親だってだんだんにわかっていく、

理解していく行程が必要だとつくづく思います。

 

日々のなかで、

その言い方はよくないよ、とか

礼儀を覚えなさいということ、

子どもに知ってほしいことは、主に社会性の分野(人とのかかわりの部分)でたくさんあるかも。

 

でも人として
存在として

ありのままのあなたでいいよ、

お母さんが受け入れているとき

子どもは安心感につつまれて

次のチャレンジを始めるのだと実感します。

 

 

 

 日々の生活では

次に何が起こるのかみえないことばかり、

でも

ともに信じて行きましょう。

 

 

そして大人であるあなた、は

自分はこういう人間だ、と誰かに理解されて

信じられていますか?

 

 

こちらもどうぞ。

 

アーロン博士のHSPバイブル本を読む⑥〜敏感さは表にでるほうがいい

 

アーロン博士のHSPバイブル本を読む⑦〜HSPは右脳が活性化している

 

アーロン博士のHSPバイブル本を読む⑧〜ユングとHSP(この記事)

 

アーロン博士のHSPバイブル本を読む⑨〜愛着の形成とは

 

 

 


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