湯之尾温泉、民宿ガラッパ荘の他にもう1湯行くことにした。
新しめの共同浴場もあるのだが、限られた時間のためにスルー…共同をスルーしていく行程なんて、なんだか贅沢だ。
そして向かったのが、とにかく分かりにくい場所にあるという情報が頼りというか頼りにならないというか
、探さないと行きつけない系の公衆浴場だ。
ナビに住所を入れても連れてってくれない。
場所を誰かに聞こうにも人が見当たらないので(^^ゞ、道路工事をしていた作業員の方に聞いてみた。
同僚に確認してもらいつつ、何とかそれらしき行き方を把握。
ついに目印のヤレた「南日本新聞」の看板を発見![]()
南日本新聞の看板と言ってももちろん本社ではなく、販売店。
でもこの販売店が営業している湯なので、新聞休刊日が浴場の休業日になるという珍しい形態。
そんなマニア心をくすぐりまくる湯が、湯之尾温泉「鵜泊温泉」である。
湯之尾温泉 鵜泊温泉
ちゃんと看板に「鵜泊温泉 公衆浴場」とある。
この看板の横でいつもの半顔写真を撮るべきなのだが、バイクの間にいる黒犬がとにかく吠えまくる(^_^;)
大抵の犬には警戒心を解かれる方なのだが、このときは容赦なかった。
常連の人には吠えないんだろうかとか思いつつ、逃げ込むように建物の中へ。
営業は5時からと早いが、終了が18時なので注意。
入浴料はここも100円![]()
しかもまっとうな温泉の手形にもあるので、その100円も支払わずに手形にて無料で入れていたたいだ。
男女の浴場入口の間には大きな分析表の掲示がある。
しかし源泉は以前と変わっているらしく、脱衣所にあった新しい分析表(といっても平成8年だが)の数値を以下に採用。
着いたのは15時前。
最初は独り占めだったが、途中から常連さんが1人、2人と。
浴場内はかなり鄙びていた。
浴槽はなかなか広く、10人ぐらいは入れそうだ。
洗い場はそれなりに広く、シャワーはもちろんない。
カランはあるにはあるのだが。。。
カラン周りはなかなかのゲロゲロ具合。
もちろん湯の成分の成せる業である![]()
微白黄色ほぼ透明な湯は混合泉。
菱刈鉱山から湧出している源泉を混合させているらしい(源泉名は不明)。
源泉温度46.5度、pH6.8のナトリウム-炭酸水素塩・塩化物温泉。
蒸発残留物は1.546g/kg、溶存物質総量は2.076g/kgとなっていた(成分総計の数値は計算が合わないので割愛)。
基本的には完全かけ流しで使用。
炭酸水素塩泉で遊離二酸化炭素も181.7mg/kgあるからか、クリーム色の沈着コーティングはもちろんのこと。。。
床一面に千枚田的な析出物がしっかり。
足が痛いレベル![]()
壁側にある湯口はよく観察すると2つ。
右側がザンザン投入されているのに比べ、左側は投入量がほとんどない。
これが混合泉ということなのだろうが、風味はコップも置いてある右側のみで観測。
僅かに土類系の香りがあるとはいえ、ほぼ無臭のレベル。
甘味や酸味といった淡い炭酸風味がある。
シュワシュワ感もまでは確認できなかった。
しっかりとしたスベスベ感は炭酸水素塩泉らしい。
湯マニアの心をくすぐる要素がたっぷりのこちら。
未湯の方は探し出してぜひ入浴を~![]()
湯之尾温泉 鵜泊温泉
鹿児島県伊佐市菱刈川南1109
入浴料 100円のところ、まっとうな温泉の手形で無料
<混合泉>
ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物温泉(低張性・中性・高温泉)
46.5度
pH6.8
蒸発残留物は1.546g/kg
溶存物質総量は2.076g/kg
微白黄色ほぼ透明
ほぼ無臭
淡炭酸風味(甘味・酸味)あり
微土類系風味あり
しっかりとしたスベスベ感あり
完全かけ流し
2017年10月入湯
※数値はH8の分析表より
















