
前回は76年のトンドニアのグランレゼルバだった。
この回も同じオークションで落札したものから1本。
82年とまだ若干若い?、同じくスペインワインである。

やはりクラシカルなスペインワインのスタイルを踏襲した針金がかかっているが、ほとんど脱げかかっている
そのワインは前回と同じくリオハ産。
古いワイナリー「ラ・リオハアルタ」から、やはり同じくグランレゼルバのこちら。
LA RIOJA ALTA GRAN RESERVA904 1982

ラ・リオハアルタ・グランレゼルバ904の1982。
904の意味はなんだろう、分からない。
通常リオハアルタというとリオハのある優良地区を指すのだが、古いワイナリーのためそのままの名前になっているようだ。
現在も同じラベルで同じ規格にてワインは造られており、クラシカルなリオハワイン好きにはすでにたまらない雰囲気である。
写真では見えないが、ナショナル麻布で3850円の値札シールが貼ってあった
どういう経緯で我が家に来たんだろね
ちなみに現在リリースされている同じグランレゼルバのワインを求めると、その倍ぐらいの値段がするようだ。
ぼくはそのようなワインの保存状態が不明な古酒5本まとめて4000円ちょっとで落札したので、端から状態に文句をつけるつもりはない。
で、上の写真を見てもらえばわかるように、外観の状況は悪くない。
前回みたく液面もそれほど下がってないし、吹きこぼれの跡もない。
ただし、キャップシールを剥がすとそうでもなかった(^_^;)

あわわ、ジュワ~っとワインがコルクからにじみ出ている
コルク全体にワインはいきわたっていたものの、上面に出てきたのは最近のようである。
ウチに着いてからの保存がよくなかったか…最近急に気温が上がったし、試す前に少し温度を下げるために冷蔵庫に入れたりして、負荷をかけたからかもしれない。

コルク自体はまだ原型をとどめており、途中で一度折れたものの、粉砕されることなく抜栓できた。
上手な人なら一発で抜いたであろう。
はたしてその中身は…

おお~、これはまだまだ元気だ
エッジは少しオレンジ色がかってきているが、しっかり濃い色。
澱も思ったほどは多くなく、ずっと立てて置いていただけに、最後の一杯以外は清澄な感じで飲めた。
ガッツリと樽の甘いニュアンスはクラシカルリオハの王道であり、しっかりとした屋台骨となっている。
まだ果実味もあり、他にはなめし革やキノコなどのニュアンスも。
とにか程よいく熟成香と相まった、複雑で魅惑の香りがなかなかステキ
さすが老舗ワイナリーの最上級キュベ、保存がさほど完璧でなくても30数年ぐらいは軽く持つのであった。
今回は前回以上に大当たり。
冒険としても、実際の食中酒としても大いに楽しめました~

このシリーズ、また来月あたりもやる予定~
