鶴田町にある他の湯は回りきれず、板柳町へ移動。
向かうは高増神社に隣接する共同浴場、高増温泉「不動乃湯」。

こちらは7時からオープンで、我々が着いた7時40分頃には当然先客が。
ちなみにこの共同浴場は元々旅館部の浴場で、後に高増温泉「檎山亭」というホテルが建てられ、旅館がそちらに移動。
浴場のみ残り、共同浴場として今に至る。
共同浴場とホテルでは違う源泉を使っていたのだが、残念ながら「檎山亭」は最近廃業してしまった
さらに高増神社も別源泉を持っているらしく、浴槽もあるそうだが一般の人は入れないらしい…むむぅ(´・ω・`)
気を取り直し、共同浴場「不動乃湯」へ。
高増温泉 「不動乃湯」
やはり青森は激渋系が似合う…不動の安定感
ロビーには昭和の旅館の名残がぷんぷん
脱衣所には常連さんのお風呂グッズがキープされているのが、いかにも共同浴場。
浴槽はP字型の広い湯船が1つ。
ぼくの好きな小タイルが連なる美しい浴槽・床だ。
ちょうど真ん中にある湯口から結構な勢いで源泉が投入されており、浴槽の縁全体的にざんざんとオーバーフローがある。
奥に鎮座するのが不動明王像。

入浴をしっかり見守られるタイプは久しぶりだ
さて、浴槽の全体像をもう一度。

淡い黄褐色透明の湯は源泉名「高増温泉2号泉」。
「檎山亭」が廃業するまでは、2号泉は「檎山亭」で使われており、こちらの公衆浴場では1号泉が使われていた。
1号泉はどこにいってしまったのだろうか…あるいは掲げている分析表は2号泉だが、使用されているのはまだ1号泉なのか。
このあたりはきちんと確認できなかったが、ここでは掲げてある分析表通り、2号泉を使用しているとする。
源泉温度43.3度のナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉が完全かけ流しにて使用されている。
湧出量は分析表では360ml/分になっていたが、未確認だが360リットル/分の間違いだろう。
pH8.4の弱アルカリ性。
成分総計は1.058g/kgと、数値上は存在感を感じにくい気もするが、温泉は数値で語りきれないのはご存知の通り

しっかりとしたタマゴ臭、そして淡いアブラ臭がある。
タマゴ味とアブラ味があり、仄かな甘塩味も感じられた。
炭酸水素イオンは219.8㎎だし、炭酸イオンも18.0mgだが、しっかりとしたツルスベ感が心地よい
そして特筆すべき、大量の泡付き!
この泡付き具合は、炭酸ガス系の森田温泉を除き、このときの青森の湯では一番ではないか。
ちょいぬる目の温度も相まって、これまた極上のひと時となった
高増温泉 「不動乃湯」
青森県北津軽郡板柳町大俵字和田422-3
0172-77-2155
立寄り入浴料 350円
<源泉:高増温泉 2号泉>
ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉(低張性・弱アルカリ性・高温泉)
43.3度
pH8.4
成分総計 1.058g/kg
淡黄褐色透明
しっかりとしたタマゴ臭、淡アブラ臭あり
タマゴ味、アブラ味、微甘塩味あり
しっかりとしたツルスベ感あり
泡付き多量
完全かけ流し
2014年8月入湯
※数値はH16の分析書より





