さて、「幸鮨 」で腹を満たして向かったのは、南紀白浜温泉の外湯めぐりの中の白眉と言ってよいだろう、万葉の昔から「湯崎七湯」の中で唯一残っている最古の湯壷、「崎の湯」へ。
太平洋を雄大に眺めながら入れる露天風呂としても有名である。
白浜温泉「崎の湯」
駐車場もすぐ海のそばである。
昔は無料だったそうだが、現在は入浴料400円。
では、いざ~!
人気の露天風呂なので、人がたくさんいて撮影はできないと思っていた。
ところが暖簾をくぐってみると…なんと貸切状態~!![]()
じゃーん!
無料時代は脱衣場もなかったそうだけど、現在は男女別に別れ、脱衣場もある。
これは人が来る前に急いで貸切を堪能せねば!
浴槽は写真の手前のものの他に、奥のより海に近いところにもうひとつある。
こちらの方が新しい。
別の角度からだとこんな感じ。
海が近いのである。
眺め優先だとこちらの浴槽ということになるが、注がれる源泉は「行幸(みゆき)源泉の混合泉」でどちらも同じ。
好みとしては手前の青白くも見える浴槽の方だ。
その前に、もう一つチェック。
このワイルドな様相の中、ちゃんと「かかり湯」まで用意されている。
寄ってみるとこんな感じ。
おお、ここに上って漬かりたくなる風情だ![]()
ここに注がれる湯を見ると2つの蛇口から湯が出ていた。
それぞれの蛇口の状況の差が面白い。
さて、それでは手前の湯船に戻ろう。
まずは歴史を物語る湯口を篤とご覧あれ。
うぅむ、見事な析出・沈着芸術!
寄ってみると、こうだ。
なんかもう、鍾乳洞のレベルですな![]()
素晴らしい~っ!
さて、その注がれる「行幸温泉」は、噴出する4つの湯を混合している。
次の「牟婁の湯」のときに触れるが、この「行幸温泉」の源泉「行幸源泉」は掘削自噴。
自噴している場所ではしっかりとした硫化水素臭があるのだ。
源泉温度は78.6度(サイトでは83度)あり、季節に応じて加水はされているようだが、もちろんかけ流しである。
浴用状態で焦げた微硫化水素臭のするナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉(ナトリウム-塩化物泉の表記もあり)は、手前の浴槽で底の析出物のためか微かに青みがかって見えるがほぼ無色透明。
淡い苦味を伴った弱塩味がする。
成分総計は10g以上ある高張性なのだが、重くは感じない。
そして海の湯ながら、ツルスベ感のしっかりした極上の浴感!![]()
いやぁ、このクオリティの湯に入りながらのこの眺め、なんて贅沢なんだろう!
くどいようだけど、もう一枚。
こんな湯を貸切で入っていいのだろうか…。
と思っていたら、どんどんお客さんが。
もちろんみんなで入っても気持ちよさは変わらないとはいえ、つかの間の極楽、桃源郷気分でした![]()
白浜温泉「崎の湯」
和歌山県西牟婁郡白浜町湯崎1668
0739-42-3016
入浴料 400円
ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉(ナトリウム-塩化物泉の表記もあり)
弱アルカリ性・高張性・高温泉
源泉:行幸源泉の混合泉
78.6度(83度の表記もあり)
pH8.4
掘削自噴
成分総計11.150g/kg
ほぼ無色透明
焦げた微硫化水素臭あり
淡い苦味と弱塩味あり
しっかりとしたスベスベ感あり
加水(詳細不明)・かけ流し














