「俺湯」とは何かはさておき、先月に湯仲間のサワサキさん 、うえっぴぃさ んと巡った福島~栃木の温泉巡りをやっとまとめてみました。
まずは…
西山温泉「老沢温泉旅館」
泊まりは木賊温泉「井筒屋旅館」とだけ決め、出たとこ勝負で回る旅。
湯攻めをしながら次第にテーマを見つけて行こうというような具合である。
ただし基本的に独自源泉かけ流しで、足元湧出をできるだけ探すことは課していた。
サワサキさんとぼく自宅の近所で待ち合わせて出発。
うえっぴぃさんとは現地のどこかで待ち合わすことに。
連休の東北道は混んではいたものの、徐々に流れ出し、予想より早く会津坂下のインターに到着。
うえっぴぃさんも近くまで来ているとのことで、ならば西山温泉で落ち合うことに。
老沢温泉旅館は西山温泉の入り口にすぐあった。
古い建物をリニューアルしてある。
窓枠には布団が大量に干してあり、なかなか壮観だ。
案内を請うと人のよさそうな女性が出てきた。
浴場は廊下を進み、跨線橋のような階段を下ったところにある。
やはり、よい湯は下だ。
この階段からしてヤバい!
それにしてもところ狭しと並べられたカレンダーが異様な佇まいを助長している。
ただし基本的に建物は新しい…古い構造のまま、建材を新しくしているのだ。
途中に新しい泉質表が掲げられていたのでしばし見入るが、湯への誘惑は先へと誘う。
風呂は内湯混浴のみ。
脱衣場も一緒で、女性は覚悟は必要であろう。
色々と観察しているとドタドタと階段を駆け下りる音が…うえっぴぃさんだ!
待ちきれないとばかり登場した様は、さすが我らの温泉師匠。
そして浴室のドアを開けると、長方形の浴槽が3つ並び、正面には温泉神社が!
この風景こそ温泉文化の至宝!
素晴らしい、神々しい浴室!
また湯の成分により浴場の床が茶・緑・黒を基調とした抽象的な図形が、文字通り流れるように描かれている!
これぞ、かけ流し芸術!
この美しさを伝えていかねばならない。
香りは心地よい硫黄臭とアブラ臭、その他さまざまな温泉好きがうっとりするアロマに満ちている!
温泉神社に全裸でおまいりをしつつ、浴場をじっくり観察。
浴室の壁や天井はそこそこ新しいが、浴槽と床は以前よりこのままであろう。
積年の存在感が3つ、我々に迫りつつ、入湯をしきりにせかす。
3つは手前から奥に向かってぬるくなっているようで、ぬるい方が若干濁っている感じ。
真ん中から入ってみたが、やや熱め適温。
パリッとハリがあり、スベスベ感もある。
そして大量の白・黒・灰色の湯の花。
30cmぐらいある巨大なものまで漂っている。
口に含むとこれが驚くほど美味しい!
薄塩味で、昆布・カツオ系の出汁味。
これはいくらでも飲める…これで料理を作りたい、温泉がゆを作ってくれ!
手前の熱い湯も何とか入ることができる温度だが、ここと一番奥では若干味が違う。
これは後で宿のご主人に聞いたところ、別源泉があわさっているとのこと。
第1湯にして、あまりの満足度に、ここで泊まってしまってもよい気がする。
名残惜しく宿を出ようとすると、パイプから湯らしきものが洗い場みたいなところにかけ流されてる。
味わってみると、下の浴場の湯とは全く違う泉質で、温度も30度ぐらいだろう。
湧き水ではなく、これも温泉だと思い、聞いてみたらやはり別の源泉だった(詳しくは不明)。
泊まると8500円ほどらしい…いつかゆっくり来てみたい宿だ。
入湯料 400円
含硫黄-ナトリウム-塩化物泉(塩化物泉と表記)
65.4℃前後 6.6pH 4.722g/kg
混浴の浴場が1つで浴槽は3つ
温度が手前より奥に向かってぬるくなっているが、手前と一番奥では源泉が違う
体感で41~46度ぐらいか
無色透明~ささ濁り程度
卵(硫黄)とアブラ臭あり
白・黒・灰色の大量の湯の花あり
浴場正面に温泉神社あり





