2017.8.30 再修正
さてさて昨日は、わたちゃんから早速ダメ出しをもらったので(笑)
もう一度、ゆっくりと話してもらいながら、
前回の、一人ぼっちの女の子とのお話を書き直していこうと思います。
レッツトライ!!!!!
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女の子が行方不明になったのには、ある出来事がきっかけになった。
時を戻して話すことにしよう。
とある宇宙に地球のような水の惑星があった。
そこは人間と似たような知的生命体が住み、それぞれに集落と文化を形成していた。
しかし、漁師が手漕ぎの船で漁に出るような時代で文明はまだまだ発展途上であった。
そんな時代に、女の子と神様は一緒に地上に降り立つ約束をしていた。
二人が一緒に降り立つのには大切な目的があった。
女の子は言った
「どうやら、あの村は数十年後に大きな津波に飲まれそうだね。
ねーねー、一緒にさあそこに住む皆を津波から助けようよ。二人なら出来るよね?ね?いいと思わない?」
神様は言った
「あーそうだね。お付き合いいたしますよどこまでも(笑)」
二人は一緒にこの星に降り立ち、特殊な力を持って生まれ、
これから数十年後に起きるであろう大きな津波から民衆を助けようと決めていたのだ。
それに周囲の神様達には秘密にしていたが、
女の子と神様は一緒にいることが何よりも心地よかったから、民衆を助けた後の二人で過ごす時間も楽しみにしていた。
しかし、これから降り立とうとしていた矢先、二人の思いとは裏腹の出来事が起こった。
降り立つタイミングを計っていた隙を突きそれを妨害しようとする神様が現れたのだ。
妨害の神様は二人の仲がとても羨ましかった。
本当は自分も神様の方と一緒に仕事がしたいのに、いつもいつも女の子ばかり一緒にいて。
「ねぇねぇ、今度一緒に組もうよ、仕事しようよー!」
と妨害の神様が言っても、神様は
「ごめん、また今度ね。」
と言うばかりで。
いつもいつも自分は置いてけぼりにされたような気持になっていた。
「こっちの気持ちも知らないで、本当に鈍感すぎるんだよ。どんな思いでいつもお願いしてると思ってるんだ。それを、あんな簡単な一言で断るなんて許せない」
悲しくて悔しくて羨ましくて
どうしようもなく溢れる感情抑えきれなくなり、
こうなったら、いっそのこと邪魔してやろうと決めたのだった。
ほんの出来心だった。
でも、その出来心がその後に起こる騒動の引き金になるとは知る由もない。
ただ、この悔しい気持ちをぶつけたかっただけなのだから。
妨害の神様は、二人が降り立つ瞬間を待った。
降り立つ瞬間だけはさすがに誰しもが警戒心が薄れ、一瞬の隙ができることを知っていたからだ。
二人がピカッと光りだす。
「今だ!!!!」
妨害の神様は、神様の背後に周りこみ降り立つ時間の軸を歪めることに成功したのだ。
そして、神様は降り立つタイミングを約300年も後にずらされてしまったのだった。
一生の不覚だった…。
この出来事で、女の子は約束の時代に一人で降り立つことになってしまった。
そんな事態になっていたとは、女子には知るよしもない。
女の子はその星に降り立ち赤子として生まれ、すくすくと成長していった。
成長していくにつれ、自分の持つ未来予知の能力が日に日に開花して行くのがわかった。
開花していくにつれ、自分には何か大きな使命があることを意識するようになっていった。
ある時、女の子は
『あ、津波が来る…』
と無意識につぶやいていた。
その瞬間ハッと目覚めたように自分がここに何をしに来たのかを思い出したのだった。
『これから津波が来る、そしてその津波から皆を助けるんだ…』
この確信めいた感覚に自分を疑う余地もなかった。
そして、これから来る津波のことを皆に広めて回れるようにするため、
この時、無意識であったが一緒に地上に降り立つ約束をした神様を探して出会うために
祭司になることを決意したのだった。
それから数年が経ち、持ち前の未来余地の能力もありあっという間に信者が増えていった。
毎日毎日、街に出ては説法のようなものをして民衆からも慕われていた。
しかし、このころからどこか心の中に穴が開いたような欠乏感を感じるようになった。
そう、肝心の一緒に降り立つはずだった神様といまだに出会えていないのだ。
本当は、もうそろそろ出会ってもいいはずなのにと無意識ながらに感じていた。
でもいくらたっても、現れるはずもなかった。
神様が生まれるのは約束より300年も後だったから。
いつしか、祭司となった女の子はあきらめと決意の様なものが心を占めるようになった。
この頃には、今から何年後のどの時間に津波が来るかという事がはっきりと予知できるようになっていた。
『私がやるしかないんだ…。』
心の底から奮い立たせるように自分に言い聞かせるように、
奥底にある欠乏感を消し去るように、強くあらねばと誓い、
これから数年後に訪れる津波のことを民衆に広め始めたのであった。
つづく

