「はてしない物語」を読み解く① | 光の雫

光の雫

ASD特性と毒親育ちの背景を持つアラフィフです。
過去の痛みも大切な学びとして受けとめながら、本当の自分を探す旅を綴っています。

「はてしない物語」を読み終えましたー!

 

 

この本はやっぱりあかがね色の表紙の単行本で読むべき!

 

小学生の頃から何度も読んだ本ですが、今までとは全く違う角度から深い理解を得られて、一人でめちゃくちゃ感動しています。

 

この本って、アスペルガーでたぶんスターシードで、お母さんが亡くなったことでお母さんからの愛だけでなくお父さんからの関心も失いナルシシストになってしまった少年バスチアンが、本の世界に入り込んでそのナルシシストっぷりをいかんなく発揮した結果破滅寸前まで行ったけれど、最後の最後に自分の本当の意思を見つけ、ナルシシストを克服して現実世界に戻って来るお話だったんだー!すごい!

 

ナルシシストを克服したバスチアンはきっと、もうファンタージエンに来る前のように、同級生からいじめられることはなくなったんだろうな☺

 

こんな本を書けるミヒャエル・エンデもきっと毒親育ちなんだろうなと思ったら、やっぱりそうっぽいですね。

 

 

  • 1953年 - 父がミヒャエルとほぼ同年齢の愛人と同棲。ミヒャエルは絶望した母を精神的、経済的に支える。
 

それはさておき、この本、毒親育ち/アダルトチルドレンは必読の書だと思いました。

 

例えば、

 

バスチアンは、最も偉大なものとか、最も賢いものでありたいとは、もはや思わなかった。

そういうことは、すべてもう卒業していた。

今は、愛されたかった。

しかも、善悪、美醜、賢愚、そんなものとは関係なく、自分の欠点のすべてをひっくるめてーーーというより、むしろ、その欠点のゆえにこそ、あるがままに愛されたかった。

しかし、あるがままの自分はどうだったのだろう?

バスチアンはもう忘れてしまっていた。

ファンタージエンにきて実にたくさんのものを得た今、その手に入れたものや力に埋もれて、自分自身が見えなくなっていた。

 

 

とか。

 

今回数年ぶりに「はてしない物語」を手に取って、前半部分は今までのように本当に夢中で読んでいたのに、後半でバスチアンがファンタジーエンに来てから、バスチアンってなんでこんなに鼻持ちならない奴なの?とちょっとイラっとしたのですが、彼は元々ナルシシストだったんだ!ということにやっと気がついたのでした。

現実世界で学校でいじめられていた時も、ファンタージエンに来て「救い主」と崇め奉られていた時も、彼は自分のことしか考えていないのです。

 

 

 

 

その②に続く。

 

この先にエルフェンバイン塔がありそうな写真キラキラ