こんにちは。夫の不倫問題専門カウンセラー河野匡利です。
「夫が不倫を認めません」
「どうすれば夫に認めさせることができますか?」
カウンセリングでは、このようなご相談を本当によくお聞きします。
「探偵の証拠を叩きつけて、言い逃れできないようにして、きっちり認めさせたい」
そう思うのは当然かもしれません。
しかし、もしあなたが「離婚はしたくない」のであれば、「不倫を認めさせなければ解決できない」という思い込みは捨ててください。
なぜ夫は認めないのか。
そして、認めない夫にどう立ち向かうべきでしょうか。
夫が不倫を頑なに認めない「ずるい本音」
妻からすれば、「必死に否定するのは、まだ私のことが好きで、傷つけたくないから?」と考えてしまうかもしれません。
ですが、プロの視点から言わせていただくと、それはちょっと「夫の心理をよく取りすぎ」です。
「妻を傷つけたくない」なんてまともな認識があるなら、最初から不倫なんてしていません。
不倫を認めない理由は、もっとシンプル。
「バレたらヤバい(面倒なことになる)」から、ただそれだけです。
- 離婚したい夫の場合:
「自分は損をせずに離婚したいから」です。
不倫を認めれば、慰謝料や財産分与で不利になり、自分の主張が通りにくくなります。
有責配偶者のレッテルを貼られ、離婚できなくなるリスク。
だから不倫を隠し、「性格の不一致」を理由に離婚を迫るのです。
- 離婚したくない夫の場合:
「認めたら最後、女との楽しい関係を続けられなくなるから」です。
「相手は誰だ」「今すぐ別れろ」と追及されるのがとにかく面倒だし、妻に何をされるか、たまったもんじゃないと、不安でいっぱい。
また、「子供を連れて出て行かれるかも」「妻に離婚されるかもしれない」と内心ビビっているケースも多々あります。
あんなに大声でキレて否定する夫も、本心は保身と不安でいっぱいです。
だからこそ、問い詰められても「とぼけ続ける」という防衛反応をとるわけです。
不倫を認めさせるための必死の議論は時間の無駄
ここで多くの妻がやってしまう間違いが、「どうして不倫を認めないの!?」と感情的になり、不安な顔を見せてしまうことです。
その迷いがあるから、夫になめられます。
ハッキリ言いますが、どんな決定的な証拠があっても、言い逃れする男は一生言い逃れします。
- 車中に二人でいた証拠があっても、「やってない」
- ラブホから出てきた証拠があっても、「相談に乗っていただけ」
- 女の家に居ても、「おまえに追い出されたから、居させてもらっただけ。別の部屋にいさせてもらってて、やましいことはない!」
こんな夫を「認める・認めない」の議論に付き合わせるのは、時間の無駄です。
夫は「とぼけるしかない!妻なら何とかかわせる」とか、「認めてしまったら、うちの妻なら何をするかわからん。」と思っているから認めないだけなのです。
解決のために必要なのは、妻の「毅然とした気迫」
必死に認めない相手に、「不倫を認めさせること」に必死になるのはやめましょう。
必要なのは、証拠を叩きつけることではなく、「私は事実を知っている」という強い認識と気迫です。
もちろんはっきりした事実は必要ですよ。
(はったり、かまをかける という意識では無理がありますからね)
不倫関係にあることは、あの二人の間では紛れもない「事実」なのですから。
切り出す時は、以下のような毅然とした態度を淡々と崩さないことです。
「認める認めないはあなたの自由だけど、この期に及んでまだとぼけるわけね。よ~し、わかりました」
この淡々とした言葉と気迫こそが、しぶとい夫には一番効きます。
不倫者の多くは、最初は認めません。
「認めないから困った」と嘆くのではなく、「そういう生き物だ」と割り切って、切り出し方の戦略を間違えないようにしましょう。
