今日の休みは実家へ。
母に会いに行った。![]()
要介護5になった母は、食事の介助も必要になり、自分で自ら箸を持ち食事をする事がなくなった。
週2日行っていたディサービスも今は行けず、訪問看護、訪問リハビリ、訪問入浴を頼んでいる。
私はといえば、一週間に一度は必ず行くつもりでいるが、先週はライブだのお墓参りだのと、プライベートな用事が多く行けなかったので久しぶりのような気がする。
下の娘が週一で母に会いに行ってくれていることもあり、私は精神的にも肉体的にもとても助けられている。![]()
母の食事はとても時間がかかる。 今日は、今までの半分の大きさにしてスプーンで口に運んだ。 口の中に少しでも入っていると食べない。 で、もう食べないのかなと思うと、また食べる。
食後の歯磨きの後、口に含んだ水を出すのにも時間がかかる。 横で私が 「飲まないでペッと出して」 「口を開けて」 と言ってもそれがすぐに出来ないでいる。 仕事場でも同じような場面に遭遇しているので、驚くことはないが、根気がいる。 解らないのだから仕方がない。 何とか二度口をゆすぐ事が出来たので今日は良いことにした。
出来なくなったら・・・その時はまた考えれば良いんだから。
私達、娘3人はガッツリ食べるのに母は少食で、おしとやか。 私達3人は好き嫌いがないのに、なぜか母は好き嫌いがある。
母は鶏肉が食べられないのに、鶏肉の料理は普通に作ってくれたし、オーブンや圧力鍋でいろいろな料理を作ってくれていた。
結婚する時に当時では珍しい圧力鍋を持たせてくれたのには感謝している。
多分私達が3人共、好き嫌いが無く健康なのは母のお陰、母の食育のお陰だと思っている。![]()
それが私に出来ていれば良いのだけど、私は好き嫌いが無いのに、娘達にはある。 困ったものだ。 私の食育は失敗だ。![]()
母は旅行も好きで、出不精の父とはあまり旅行に行かなかったが、仲良しの友達と毎月のように、あっちこっち旅行をしていて、本当に日本国中を旅して回った。 歴史好きの母は何倍も旅行を楽しんでいたのだと思う。
母が判ろうが、判るまいが、食事中、ライブの話や、河口湖で富士山が綺麗で、その富士山のすそ野にある天然酵母のパン屋さんへ行ったことなどを話すととても嬉しそうに興味を示す。 母の顔はパーッと明るくなり「私も行きたい」と言っているようだった。
親は子供が楽しそうにしているのが、一番嬉しいのだ。
私だって、娘達が楽しそうにしているのが一番嬉しいもの。
ひとしきりお喋りし、一週間の話題がなくなると、一緒に雑誌を読む。 勝手に「あ~だ。こ~だ」 と言っていると、間で、母が 「そうねえ。良いわねぇ」 とか「よくわからないわ」 とか言ってくれて会話が成り立つ。
それにも飽きると、二階の端から端まで車椅子で移動して、二階にある母の寝室の窓にまで伸びているゴーヤを近くで眺めたり、窓からの風を感じて違う空気を吸い時間を過ごす。
一人では何も出来なくなった母だけど、今、痛いところはないというし、夜は良く眠れるというので今日の所は一安心。
また来週会いに行く約束をして実家を後にした。![]()