1972年、私は4歳になる年であり、幼稚園に通い出すことになる。
そんな遠い記憶を思い出して書いてみるのだが、かなり不思議なことが起こっていたことは確かなのだが、なぜそんなことになったのかの要因までは辿り着けていない。
1972年4月2日、東映制作による超人バロム・1
1972年4月7日、円谷制作によるウルトラマンA
1972年7月3日、円谷制作によるトリプルファイター
いずれも1972年放送開始の特撮テレビドラマであるが、他にも共通点がある。
それは、複数の人間が合体して変身するヒーローということなんだ。
♫ふたりがひとりバロローム、みんなで呼ぼうバロム・1
♫今だ、変身、北斗と南、たたかえ、たたかえ、ウルトラマンA、
♫トリオで変身、トリプルファイター
ここで、奇妙だと思ってしまったんだ。
なんで、1972年という1年において、合体変身というコンセプトの作品が3つも出来てしまったのかということなんだ。
もっというと、この合体変身という系譜が、この年でいきなり終わるんだ。
次に登場するのは、1977年の恐竜大戦争アイゼンボーグになるが、変身シーンだけアニメという特殊な例なので、2009年の仮面ライダーWまで待たなければならない。
1972年に同時多発的に合体変身というコンセプトが出たものの、特撮ヒーロー界隈では、その一瞬だけで消えてしまったと言える。
これって、どからか情報が漏れたとか、もしくはどこかの誰かのアイディアが巡り巡ってしまったのか、その辺りの真相は解らない。
例えば、玩具メーカーが発信源であることは、有り得ないというのは論理的に解るのは、玩具メーカーに旨味がないアイディアだからなんだ。
何が言いたいかというと、同じ1972年であれば、愛の戦士レインボーマン であるならば、変身パターンが7種ある方が、よっぽど玩具メーカーに取って旨味があるから納得出来る。
もっと言えば、合体とか融合ってのは、ロボットものであれば、1972年のマジンガーZを筆頭に、それこぞ大量生産されていくのである。
バロム・1、ウルトラマンA、トリプルファイター、この1972年というタイミングで、なぜ合体変身とういうコンセプトだったのか、全く以て謎なのである。
次が続かず消えてしまったのは、おそらく人間同士ということに問題があったんだろう。
精神の融合とか、肉体の融合とか、合体ってのは、単純に、エロい、グロい、ってことなんだろう。
しかし、これがロボットやマシンであれば、カッコいいとなるってことなんだろう。
ではでは