自転車に乗れなくなった母(78歳)
母の可動範囲は
徒歩1.1キロ。
1.5キロの距離を歩くのはしんどいと
母が言うので
いつも送迎をしていたのだけど、
あと400メートルくらい
頑張れば歩けるんじゃないの?!
送迎に頼らずに
自分で歩けたら
もっと自由に出かけられるよ?!
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年が明けた1月
十二指腸潰瘍で緊急入院したところに
胃がんが発覚した父(83歳)。
入院 転院 手術 退院
再入院 転院 転院 老健入所
と駆け抜け、
8月22日、父は静かに
息を引き取りました。
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今日は母から電話がないなあと
気になって、私から電話をすると、
今、
ショッピングモールに来てて、
今から帰るとこやねん。
ヽ(^。^)
と、母。
前回の記事で説明したけど、
ショッピングモールの帰りのバス停は
家から1.5キロなので、
私が迎えに行くのだけど。
以前、
突然、母から
「11時半に迎えに来て」と
11時ぐらいに電話があったときに、
確かに私は昼から出勤で
午前中は家にいるけど、
11時半から昼ご飯を食べて
着替えてお化粧したりして、
出勤する準備やねん。
今日、急に迎えに行ったら、
私、昼ご飯抜きになるねんで。
こっちにも都合があるから
そういうときは
もっと早くに電話してよ!
って注意してたのね。
それからは、
ちゃんと行きのバスに乗ったときに、
今から行くから、
帰りのお迎えよろしくね
って電話が入るようになって、
やれやれ~って
思ってたんだけど。
だけど、今回
私が10時半に電話をするまで
母からお迎えコールはなく。
今、
ショッピングモールに来てて、
今から帰るとこやねん。
ヽ(^。^)
あ、そうなんや~。
今日はいい天気で
気候もいいし、
今回はAバス停から家まで
自分で歩いてみようかなあと
思っててん。
これはチャンス!なんじゃね?!
うん、うん。
いいと思うわーっ!
でも、
ちょうどアンタから電話かかってきたし。
と、
あまりにもナイスなタイミングで
私から電話があったので、
これは神の思し召しと言わんばかりに
迎えに来てほしいオーラが
受話器から伝わってきたのよ。
いやいや、
今日は歩いて帰る気でいてたんやろ?
うん。
真夏でもないし、
いい時候やから
歩いて帰るの、いいと思うよ!
うん・・・。
けど、けっこう、距離あるでー。
大丈夫!
今日はこのあと、何も用事ないんやろ?!
もしもしんどくなっても
横になって寝てたら回復するって。
一回、がんばって歩いてみて!
いや、
お母さん、何回も歩いたことあるねん。
しんどいでっ!!!(力説)
あかん、
ここでひるんだらあかん!
でも、今日、歩くつもりやったんやろ?
歩くつもりやったけど、
こうしてちょうど
アンタから電話かかってきたし・・・。
大丈夫!
がんばって歩いてみて!
そのうち、筋力ついて慣れてくるで!
・・・うん・・・。
じゃあ、がんばってね!
って半ば強引に
電話を切りました。
電話を切ったあとの
私の罪悪感、
後味の悪さ・・・。
「親を大切に」
「弱い者にはやさしく」
そんな教育を受けて育ったことによって、
高齢の親との間で
たびたび起こる、
「ムスメの罪悪感問題」。
この日の私は
出勤準備に入るまで
余裕があって、
車で迎えに行くことは
できたんだよね。
はいはい~
おやすいごようで~
お母さん、無理したらアカンし~
って、
優しく迎えに行くほうがよかったのかな。
もしも
無理に1.5キロ歩かせたことで、
心臓が何かなって
めまいで倒れたりしないかな、
と、考えたりもする。
遠慮がちな人なら
それもいいのだろうけど、
母の場合、
もっともっとと
グイグイとリクエストしてくるから、
そこも問題なんだよね。
あと、
今回の父の入院や入所、
死後の事務的手続きで思ったんだけど、
私がすべてやってしまうと、
母は全く理解しようとしなくなる。
ムスメが全てやってくれるから
お任せ~ってなって、
説明とかをちゃんと聞こうとしない。
文書を理解しようとしない。
年を取って
認知が衰えて
そういうことが煩わしいのは分かるけど、
母が
頭脳を使わなくなるのは、
問題のような気がしてならなくて。
母の頭脳のためにも
体力のためにも
できるだけ
自分でやってもらいたいのだけど、
ここのさじ加減が
本当に難しい。
母のために
よかれと思ってやっていることならば、
罪悪感を抱く必要は全くないけど、
正直なところ、
私のためにやっている
比率のほうが高い。
そんな自分が
非人情な人間に思えて
ぬぐえない罪悪感。
結局のところ、
母がどうこうっていうより、
私自身の気持ち一つで
罪悪感を抱く抱かないって決まるんだよね。
=====
ちなみに。
その夜、母から
「めっちゃしんどかったわー」とか
電話がかかってくるのかと
思っていたけど、なく。
翌朝の電話では
違う内容の電話で(←次回ネタに認定)
歩いて帰ったときの感想は全くなく。
電話を切ってから
あ、そうだそうだと思い出し、
メールした。
昨日、歩いて帰ってどうだった?
母からの返信は、
荷物がちょっとあったから
しんどかったわ。
と、一行だけ。
結局、そんなものか~。
私の罪悪感、返してくれ~。
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