(2009/1/30、産経新聞)
日立製作所は30日、2009年3月期の通期連結決算の純損益を昨年10月に予想した150億円の黒字から7000億円の赤字に下方修正したと発表した。
売上高は10月30日の予想から8800億円マイナスの10兆200億円、営業利益は3700億円減の400億円にそれぞれ引き下げた。
同社によると、自動車や半導体、産業機械などの需要が急落し、関連事業の売り上げが大きく落ち込んだ。
特にサブプライム問題の影響が顕著に現れた11月以降の電子機器、自動車向け製品の急激な需要の落ち込みが響いた。
■日立
売上高 10兆200億円 (昨年10月予想と比べて8800億円マイナス)
営業利益 400億円 (昨年10月予想と比べて400億円マイナス)
純損益 ▲7000億円 (昨年10月予想では150億円の黒字)
■赤字転落の原因
●自動車や半導体、産業機械などの需要が落ち込み、関連事業に影響
●電子機器、自動車向け製品の需要の落ち込み
■今後の改善策
今後の業績改善施策について (日立、1月30日ニュースリリースより)
●事業構造改革による固定費削減
デジタルメディア事業・自動車機器関連事業を中心に、2009年度末までに2000億円程度の固定費削減
・不採算事業からの撤退
・国内外の拠点の統廃合
・人員適正化
●コスト削減
・経費削減
・資材費削減
など
●グループ経営の効率化
・連結子会社の削減
・グループ内資本関係の適正化
など
●インフラ事業の高収益化・グローバル展開
環境・省エネ技術を利用した社会・産業・生活・情報インフラ事業に経営資源を集中させ、高収益化・グローバル展開を行う。