ご縁をいただき、
益子焼の取材へ。
益子焼の窯元は、
益子に200超、
周辺を含めると約400もあるのだそう。
そのなかで
益子焼の伝統工芸士さんは全部で12名。
そのうちおふたりの取材に伺いました。
益子焼には2種類あるらしい
益子焼協同組合では
粘土と釉薬の工場を
見学させていただきました。
粘土から鉄分を取り除く建屋は別になっているとか、
どの原材料も益子内で採掘してくるとか、
原材料を探しに行くのが大変とか、
興味深い話がいろいろ聞けました。
益子焼、の基準はいろいろ難しいらしい。
厳密なところを大まかに言えば、
国が制定した
”経済産業大臣指定伝統的工芸品”としての益子焼は
益子とその周辺地域で作られていて
益子で採掘して作られた粘土と
益子伝統の7つの釉薬で
造られた焼き物を指すとのこと。
詳しくはこちら↓へ。
でも、作家さんは今や
色々なところに住んでいるし
いろいろな材料を使って
さまざまな創意工夫をして
たくさんの器が作られています。
確かに陶器市で売られている益子焼は
本当にいろんなうつわがあるんですよね。
広い意味での益子焼は
それらもぜんぶ含めて
益子焼と呼んでいるみたいです。
ろくろの技術に圧倒される
伝統工芸士さんのお一人目は
益子焼伝統工芸士会の会長でもある
聖窯の床井崇一さん。
1997年に、益子焼の伝統工芸士に認定されています。
伝統的な土と釉薬のうつわも作るし
そうじゃない器も作っていますよ、
とニコニコ教えてくれました。
ろくろのシーンを撮らせてほしいとお願いしたら
粘土を練るところからやってくださったのですが、
当たり前ですが素人がやると
粘土って全然思い通りにならないんですよね。
それが床井さんにかかると
円柱状の粘土があっという間に
美しいドングリみたいな形に
なっていくんですよ。不思議。
床井さんが積み重ねてきたものを
じかに感じた瞬間でした。
伝統の中にモダンなデザインを
もうお一人は
女性初の益子焼の伝統工芸士でもある
えのきだ窯の榎田若葉さんです。
茶目っ気たっぷりの若葉さん
”女性初”をモチベーションに
益子焼の伝統工芸士になったのが2022年。
水玉やチェック柄など
伝統にモダンを取り入れて
若者から年配の方まで
幅広い層から人気を得ています。
うつわ、すっごくかわいいんですよ😊
先日ロンドンで行われた陶器市では
お抹茶関係の器を依頼されたそうで、
「お抹茶ラテが注ぎやすい!」
と、急須をイメージした
注げる片口を考案したり、
「蓋があるとホコリが入らないんですよ」
と、蓋つきマグを作ったりと
伝統をベースにしたチャレンジが
すごくいいなと思いました。
伝統を守るとか
伝統を受け継ぐとかって
きっとそういうことなんだと思う。
久しぶりにゆっくり来たい
益子に来たのはずいぶん久しぶりでした。
以前はよく陶器市に来たんだけどな。
新しいカフェやパン屋もたくさんできて
おしゃれなスポットも増えましたが、
それでもなおのどかなところが益子らしい。
久しぶりに
ゆっくり益子をめぐってみたい、
と思わせてくれた取材でした。
お昼は超久々のスターネットへ。ガレット美味しかった!
12/11にはマロニエプラザ@宇都宮で
『栃木の伝統工芸品 マッチング商談会』
が行われるそうです。
今回の取材は、その一環。
栃木県が誇る伝統工芸品を実際にご覧いただき
卓越した技術を持つ工芸士との対話を通じて
日常生活に伝統工芸品が溶け込んだ
ライフスタイルの新たなアイデアを発見してください。
栃木の伝統工芸品、
たくさんの方に知っていただけるといいな。










