前回



…のあらすじ

新潟の教習所を卒業し地元に帰ってきました


*  *  *


長旅の翌日。

理想はさっさと免許取ってハンドルを握るべきだったんだろうが、

さすがに疲れて昼頃まで寝てしまった。

午前中にホテルから送った荷物が届いて、母が洗濯をしてくれていた。


本免学科試験に出向いたのは更にその翌日。

当時は常磐線沿線に住んでいたので、

流山の免許センターへ電車とバスを乗り継いで行く。


正直そこからのことはよく覚えていない。

恐らくは必要書類を提出し、証紙を買って、

会場に通されて、試験を受けたのだろう。

気付いたら合格発表の電光パネルが見えるところに座っていた。


この待っている時間がやけに長く感じた。

教習所での各試験もそうだったが、

なんともいえないフワフワした気分になって苦手だ。


しばらくしてパネルが点灯した。

私の番号も光っていた。

技能・学科とも全ての試験で一発合格を果たした。


その後は免許証を受け取るための手続きを進めていく。

視力測定と写真撮影はその時だったか試験前だったかもよく覚えていない。

講習を受けたのち、出来たての免許証を手にすることができた。

これも大人への一歩なのだと実感した。


帰宅すると、母が早速「乗りなさい」と言う。

これまで教習所の車だけだったのが、

これからは実家の軽自動車に乗ることになる。

ハンドルの大きさも車高もまるで異なったため緊張した。

教習所でもらった初心者マークを貼って、早速運転することとなった。


ただ、半月前まで何もできなかったのに、

一丁前に運転できるようになって帰ってきたもんだから、母は喜んでいた。

兄の時は取得にもMT車の上達にも時間がかかっていたので、尚更安心したという。


父からは免許取得のお祝いとしてパスケースを買ってもらった。

正確には運転の練習がてら寄った店で私が選んだ物に対してお金を出してくれたのだけど。

このパスケースは今でも使っている。


これが、ちょうど15年前。

2011(平成23)年3月8日のことだった。

この3日後、あんなことが起こるとは知る由もなく…。


次回、後日談。



*  *  *


◎今回の記事のもとになったコラムhttps://x.com/karanwakaran/status/1368899427453177857?s=46

 

 


◎最初慣れなくてSuicaと重ねてタッチしてエラーなんてこともありました(今はモバイルSuica)



◎昨夏六甲山のグリーニア行った時に撮ったダーマ様の名言。好きなんだよなーこれ