ヴィエンヌ公会議 | 過去世からのメッセージ

過去世からのメッセージ

前世療法で見た過去世の話しを中心に綴っていきます

画像はヴィエンヌにあるサン=モーリス大聖堂です。

 

ヴィエンヌはまたミゲル・セルベートが30歳から42歳までの

12年間暮らした都市です。彼は大司教ペドロ・パルミエール

の侍医となってヴィエンヌに移り住みます。パルミエールは

好奇心が強く教養豊かな人物でたくさんの芸術家や知識人

を招いてサロンを作り、セルベートもそうした上流階級の人

と交流しました。さらにフランス国籍も取って市の議員となっ

て発言し、サン・ルーカス信徒団体の団長に選ばれて貧しい

人に医療奉仕をするなどの活動もしていました。ヴィエンヌで

の12年間、ミゲル・セルベートは平和で安定し、社会活動も

行っていた幸せな生活を送っていました。

 

その数百年前、ヴィエンヌではテンプル騎士団を異端とする

ためのヴィエンヌ公会議が行われました。

 

 

テンプル騎士団はフィリップ4世とその手下となった教皇クレ

メンス5世によって異端とされて解散させられ、逮捕されて拷問

を受け、幹部は火刑にされます。ヴィエンヌ公会議はテンプル

騎士団を異端とするために行われたようなものでした。国王

という世俗の権力と教皇が結びついた時にはどれほど理不尽

なことでもまかり通ってしまい、犠牲となった人が残酷な殺され

方をする、その怖ろしさをよく示しているのがヴィエンヌ公会議

とテンプル騎士団への弾圧です。私は呪いとかあんまり信じ

ない方ですが、フィリップ4世とクレメンス5世に関しては呪われ

て当然というか、こういう人が平穏に長生きしたら真似する人

が増え、世界はもっと悲惨なことになっただろうと思います。

テンプル騎士団への弾圧はカスティーリャやアラゴンなど他の

国では行われなかったようなので、ほっとしました。

 

ヴィエンヌ公会議だけでなく、異端として殺された個人や宗教、

団体は、そのほとんどが異端としての危険な思想を持っていた

というよりも、権力者や教会にとって都合が悪いから殺された、

そして必ずと言っていいほど悪意のある聖職者や宗教改革者

が関わっています。神学についてある程度の知識があれば気

にいらない人間を異端者にして殺すのは簡単で、そうした聖職

者や宗教改革者は知識を悪用している、そのような人の教義

や説が本当に正しいのかと疑問にも思いました。

 

私が小説に書いているのは、聖職者や権力者との争いに敗れて

悲惨な運命をたどったという人が多いです。歴史小説として必要

なのかもしれない宮廷での華やかな生活や恋愛などはほとんど

出てきません。これでは売れないだろうとわかっていながら書き

続けています。