私は打算的かも知れないが、『友達』には色々種類が有ると思っている。


例えば、皆さんには小学校時代・中学校時代・高校時代などに、それぞれ『友達』と呼べる人って少なくとも居たのではないかと思う。




今、その人たちと付き合いって、してますか?


クラスが分かれた時点で友達終了。

高校進学で学校が離れた時点で友達終了。

高校卒業する時は

『絶対に連絡頂戴ね!
 結婚する時には連絡してよ!!』

なんて言っときながら、卒業した途端、全く一度も連絡取らず。



こんなのは友達が居たなんて言わない。

単に、

『仲の良かった子は何人か居たよ』

である。



『友達』と言う認識が、物凄く希薄ではないかと思う。

『友達を作りましょう。』

と、子供に言う割には、その『友達』と言うのはどんな物なのかを親自身が知らないんじゃないかと思う訳だ。


『ママは、たくさん友達が居たよ。』

と言う人には

『その中の、何人と、今も付き合いしてんの?
 たくさん居たって言うくらいだから、相当の数の人と、今も付き合いしてるんでしょうね。』


と聞きたい。



PTAでも地域活動でもそうだが、同じ班になったり、同じグループで行動する事になった場合、みんな和気藹々で笑顔の中で活動しますが、『友達が出来た』なんて言う??

『みんなイイ人たちばっかりだった』

とは言うだろうけど、

『友達がいっぱい出来た。』

なんて言わないでしょ?


だから

私はPTAなんかで

『PTAをすると友達が出来ます。』

なんて言わないのだ。



意見の違う人と出会っても、折り合うのは人間関係では当然だし、譲り合って認め合いながらベストの選択に持って行くのは、ぶっちゃけ当たり前なのである。

逆に、気に入らないからと、物も言わない挨拶しないと言うのは、人としてどうかと言う話だ。


私は小学生の頃の同級生に出会った時、

『あの方はどなた?』

と聞かれれば

『小学校時代の同級生。』

と答えます。

『小学校の時の友達』

なんて言いません。


だって、今じゃ全く付き合っていない人を、『友達』って言わないんじゃないかと思うからだ。

友達だったのに、喧嘩した訳でも何にも無いにも関わらず、今は全く連絡も取っていないってどう言う訳???

喧嘩別れしたとでも言うんなら

『友達。
 喧嘩して別れたんだけどね。』

と言ってもイイだろうが、『友達』と呼んだ相手と全く連絡も何も取り合っていない状況って普通??


年賀状でもイイじゃない。

一年に一回くらいの電話でもイイじゃないの。

友達なんでしょ?


私は、

『今は付き合いして無いけどね。』

とか

『連絡先が解らなくなっちゃって』

と言う相手に関して言わせると


『それは、友達って言わないよ。
 たまたま同じクラスになって気が合っただけで、

 それは友達って言わなくて

 知り合い って言うんじゃないの?』



と思う訳だ。




『面識が無い』
 ↓
『顔見知り』
 ↓
『知り合い』
 ↓
『友達』
 ↓
『親友』


だと私は思うんだが、

『友達』って呼ぶエリアが広くなって来てませんかね??



猫も杓子も、友達ともだちトモダチって。



知り合いが多いだけで、友達って居ないんじゃないの??





何でもかんでも姑を引き合いに出して悪いけど、

ウチの姑は

胸張って

『私って、とっても友達が多いのよ~♪』

と言っていた訳だ。

しかし実際には、痴呆になる前の白内障手術の際に、

自分みずから

『私、白内障で手術するんだけど、またお見舞いにでも来てくれない?』

なんて電話してたんで、来てくれただけで、言い換えれば

本人からの電話じゃなきゃ誰も来なかったんだと思う。




姑はよく話していた。

『旅行に誘われたの♪
 なんか、4人で行く所を1人キャンセルになったらしくって、
 一番に私の顔が浮かんだんだって♪
 「貴女なら絶対に来てくれると思って♪」
 って言われたの♪
 友達ってありがたいわね♪』



友達だと思って貰ってんだったら、最初っから旅行メンバーの4人に入ってるもんじゃねーの?



『嫁に面倒看て貰わなくても、私には駆けつけてくれる友達がワンサカと居るんや!!
 一声掛けたら、代わる代わる手伝いに来てくれるって言ってくれてんで!!』



あの…

だ~~~~~~れも来ませんでしたが?
葬式にも、来ませんでしたが?

葬式終わってから数日後に、銀行で出会ったら
『ご葬儀には行けなくてごめんなさいね~。
 ちょっと用事が有ったんで~。』
と言ってましたよ。

 『ちょっとの用事』の方が、大事だったんでしょうね~。





何でもかんでも『友達』って言い過ぎ。


『友達』だと思うから、余計な事まで求めちゃう。

でも、相手は『友達』と言う割には本当の意味で『友達』だとは思っていないもんだから、求めても求めただけ応えてはくれない。



『裏切られた』

って思っちゃう。

『友達』だと思っていたのが間違い。

『知り合い』だっただけ。

『顔見知り』だったのかも知れない。



『友達』と呼ぶエリアが、広過ぎだよ。





私は小中高校と合わせて、『友達』と呼べるのは10人くらいだ。

その中でも『親友』と呼べるのは2人だけだ。


年賀状だけの付き合いの人は、約100人ほど。

それは『知り合い・顔見知り』。



結婚して子供が生まれてからの方が、よっぽど深い意味でも『友達』が出来た。

今まで『友達』と呼んでいた奴はなんだったんだと思うくらい、深い『友達』が出来た。

『親友』とは違う。

なんか、『親友』とは違う。

だったら、『友達』と呼ぶのでもないなぁ。



恐らく、うわべから見ての『友達』じゃなく、『心の友』なんじゃないかと思う。

たぶん、『尊敬出来る』と言うのが含まれているからだと思う。

『何かをして貰う』と言うんじゃなくて、

『この人の為に、何か役に立ちたい。』

と思える。




私は、そんな話を息子たちの前でもしていた。

なので、

息子たちは

『顔見知り』や『知り合い』を

『友達』だなんて呼ばない。

勿論

『顔見知り』が『知り合い』になったり

『知り合い』が『友達』になったりしたかも知れないが、


少なくとも


量より質


と言うのは知っている。






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